父の死去以来、四十九日の法要と納骨を終えて、約1ヶ月半ぶりに登山を再開した。

最初は鳥海山に行く予定だったが、土曜日夕方の天気予報を見ると日本海側は雨の予報になっている。
宮城県も午後から雨雲が襲来して雨の降る確率は高い。
そこで午前中勝負で短時間に登ってこれる栗駒のメインルートを選んだ。

【 7/13 栗駒山(1626m) 宮城・栗駒山 】
いわかがみ平~新湯沢~東栗駒山~裏掛コース分岐~中央コース合流~栗駒山~中央コース経由:いわかがみ平

いわかがみ平から夏道を周回するのは久しぶりである。
登りは東栗駒コースを選んだ。
岩が露出して場所や、沢筋を歩く場所があり、下りよりも登りで使ったほうが安全である。

新湯沢を少しだけ遡行するところがあるが、雪解け水で少しだけ増水していた。
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新湯沢の渡渉点では甲が高くない登山靴だったので、水の勢いが強く、登山靴の中まで水が入ってしまった。
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沢の傍に咲いていたツマトリソウ
6月から1ヶ月半の期間登っていなかったので、花の構成がすっかり夏山のそれになっていた。
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展望の開けたハイマツ帯を登る
毎度のことながら東栗駒山周辺は風が強い。
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東栗駒山の頂稜
この岩場が山頂ではない。
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ここから眺めた栗駒山が一番格好が良いと思う。
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虚空蔵山の背後に虎毛山が見えている。
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登ってきた道を振り返る。
背後に見える三角形の山は大地森。左手の平頂の山は揚石山。
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ケルンが積まれ、山名板が設置された東栗駒山の山頂
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マスさんもここから見た展望が気に入ったようだ。
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裏掛コース分岐が近づいてくると傾斜湿原の中を歩くようになる。
この付近から花の種類や量が一気に増えてくる。
あまり期待をしていなかったので、花を見られて嬉しくなった。

道の脇に咲いていたアカモノ
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マルバシモツケは終盤。
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高層湿原の横に咲いていたウラジロヨウラク
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オノエランは彼方此方に咲いていて、栗駒の7月を代表する花と言っても過言ではない。
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モウセンゴケ。池塘がないのでなかなか写真は撮りにくい。
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トキソウは開いている花が少ない。天候に左右されるのかな?
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この日はマクロレンズを忘れてしまい、コンデジを主体で花を撮影した。
ハクサンシャクナゲは所々で咲いているが、栗駒山に関しては花の外れの年のように感じた。

この頃からポツポツと雨が降ってくる。
昼頃から降りはじめと予想していたが、それより早く雨雲がやってきたようだ。

栗駒山が近づいてきた。
以前、この界隈の湿原は踏害で荒れていたが、最近は道が整備されて昔の綺麗な湿原の状態に戻ってきたと感じる。
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イワイチョウは密度は小さいが、広範囲に咲いている。
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タテヤマリンドウは湿原の中に星を散りばめたように咲いていた。
小さい花なのでマクロレンズじゃないとなかなか上手く撮影できなかった。
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最後はうんざりするような採石のひかれた急斜面を登り、中央コースに合流する。
中央コースを見下ろすと、30名程度のツアー登山の団体が登ってきていた。

北側には焼石連峰が霞んで見えている。
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山頂直下にハクサンチドリが沢山咲いている場所があった。
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階段を登ると栗駒山の山頂に着く。
思ったより人は少ない。
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北側のベンチで早めの昼食をとる。
マスさんお手製のナン、パンクイジナーと言うパン、サクランボのタルト、そしていなばのタイカレー。
山で初めていなばのタイカレーを食べたが、意外と美味しい。
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お腹が落ち着いたし、あまり展望も利かないので、山頂では長居しないで中央コースを下る。
下り始めの地点から眺めた御沢方面。更に遠望が利かなくなっている。
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単調な中央コースは山の初心者と思われる人が多く登っている。
驚いたのはほとんど空身で雨具も持ってきていない方が多いこと。
夏山なので雨に降られても濡れて寒いだけで遭難には至らないであろうが、最低限雨具だけは持ってきて欲しいものだ。

途中から山頂を振り返る。
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早めに下山して、車を平野部まで走らせると、終に本降りの雨になった。
しばらく山から遠ざかっていたので、体調を見る意味でもちょうど良い山であった。

動画です。