連日の猛暑の中で外仕事を続けていたら夏バテ気味になってしまった。
1ヶ月半の登山中断で筋力もかなり落ちているのでハードな山は厳しい。
そこで月並みながら避暑を兼ねて花も見られる月山にさくっと登ってきた。
【 7/26 月山(1984m) 山形・月山 】
姥沢駐車場~リフト乗車:リフト上駅~姥ヶ岳~金姥~牛首~鍛冶小屋跡~大雪城~月山~鍛冶小屋跡~牛首~牛首下~三叉路~雄宝清水~姥沢駐車場
午前9時過ぎに姥沢駐車場に着いたら一番奥の駐車スペースしか空いていなかった。
それだけ見ても今日の月山は大混雑しているのが予想できる。

リフト乗り場までの舗装道路の歩きは暑かった。
バスで来た大人数のツアー客がいるので、それより前にリフトに乗ろうと急いだ。
リフトを降りると下界の暑さを忘れる涼しい風が吹き抜けていった。
姥ヶ岳に登る集団が見えている。


山形盆地を走行している時には月山や朝日連峰は青空の下に見えていた。
しかし暑さによる上昇気流が激しくなったのか、登り始めると月山山頂には雲がかかり始めた。
東の蔵王連峰は晴天域の中にある。

姥ヶ岳の急な雪渓の登りはステップが切ってあり難しくない。
エアコンの吹き出し口のそばにいるような涼しい風が吹く。


姥ヶ岳の急な雪渓の登りはステップが切ってあり難しくない。
エアコンの吹き出し口のそばにいるような涼しい風が吹く。

スキーヤーが凸凹の雪面を整地していた。
まだ充分滑れるほどの残雪がある。
背後には朝日連峰。

姥ヶ岳湿原に入るとヨツバシオガマの花が出迎えてくれた。
背後には朝日連峰。

姥ヶ岳湿原に入るとヨツバシオガマの花が出迎えてくれた。

チングルマはふさふさした実になっている。

姥ヶ岳から眺めた月山。
山頂付近は風が強いみたいで、凄い勢いで流れる雲に時々覆われる。

濃い空の色を溶かしたような色をしたミヤマリンドウ。
この花を見ると盛夏の山と感じる。

この花を見ると盛夏の山と感じる。

姥ヶ岳から見下ろした品倉山。
庄内地方は晴れているが、鳥海山には雲がかかっていた。

金姥付近を歩く大人数のパーティ。
かなりゆっくりしたペースで歩いている。
かなりゆっくりしたペースで歩いている。

雪が消えたところではチングルマが見ごろ。
今年は見れないかと思っていたが、やっと出会えてとても嬉しい。

中央の黄色い花の部分が枯れ始めているヒナウスユキソウ。

紫灯森の登りから見た1619m峰と品倉尾根。

日差しがあったり曇ったりと目まぐるしく天気が変わる。
牛首はもうすぐ。

牛首の三叉路に着くと登山者が一気に増える。
鍛冶月光の登りは数組の団体が詰まってしまい。
ほとんど動かない時があるほど大渋滞してしまった。
登りの途中で咲いていたハクサンフウロ。
特に鍛冶小屋跡のところに群生している。

鍛冶月光の風衝地に一番咲いていたのがウサギギクであった。

山頂までの道筋は人が多すぎて落ち着かないので、昼食は大雪城に下がってから食べる事にした。
ガスが飛んで一瞬山頂神社が見えた。

大雪城付近の雪解けの跡に群生しているヒナザクラ。

ここのチングルマは今が花盛り。

イワカガミも今年はもう見られないかな、と思っていたら、ここで見れて満足。

ハクサンイチゲは随所に咲いている。
風が強くて撮影に苦労した。

おにぎりだけの昼食を終えた時、再びガスが飛んで視界が広がってきた。
これなら三角点のところに行っても景色が見えると思い、凄い人波を押し分けて山頂小屋の前を通る。
三角点はかなりな強風が吹きつけていたが、西側の姥ヶ岳や1619m峰などはばっちり見えていた。

羽黒口(8合目)に続く稜線。
実はこの日は一度8合目まで降りて、再び登り返す予定であった。
しかし随所で渋滞する登山道に嫌気がさして8合目を往復する気が失せてしまった。

8合目からの登山道を登って来る登山者。
背後に見える山は残雪期に登った肘折の高倉山である。

葉山の姿も眺めることができた。
今年は肘折コースを歩く予定であったが、まだ立谷沢川の橋が直っていないようで難しいかな?

往路を戻るが鍛冶月光の下りで再び渋滞。

四ツ谷川源頭の雪渓と、奥に朝日連峰が見えている。

牛首直下の雪渓は少し急で、ここで前を歩いていた男性が滑落して尻とシャツがドロドロに汚れてしまった。
滑落しても岩場に落ちる事はないので怪我はしないが、アイゼンなしの下りは雪道に慣れていないと難しい。
一人の若い女性は緊張して雪渓上で足が攣ってしまったようだ。
雪渓では高校生?が競技スキーの練習をしていた。

二番目の雪渓を下る。
スプーンカットを利用してスタスタ下るが、多くの登山者がアイゼンを付けて下っていた。

下りのリフトは使わないで四ツ谷川左岸の登山道を使う。
急に静かな山道になった。

単調な道であるが道中はモミジカラマツの花が多い。

雄宝清水のところに咲いていたリュウキンカ。

そして雄宝清水の名前の由来となったオタカラコウ。

山の上は下界の暑さを忘れる別天地であった。
1ヶ月半登っていない内に大半の山では花期を過ぎている高山植物が、ここ月山では健在なのが嬉しかった。
山形の寒河江と東根で買い物をするためにエアコンが利いた車内を出たら、暑い壁のような猛烈な暑さが襲ってきた。この日の山形は気温37.5度の猛暑日だったらしい。
県境を越えて宮城に入りると気温30度が涼しく感じた。
今回もGPS軌跡はありません。
動画です。
コメント
コメント一覧 (10)
この日行こうと思っていたのですが、寝坊したのでスルーしました。
行っても混んでいて逢えなかったかもしれませんね。
近いうちに行こうと思っています。
今まで行った中で一番混雑していました。
あの人ごみでは同じ時間帯に登っていても会えなかったと思います。
でも6月に見れなかった花を見れて満足しました。
私が行った日はガスで展望がなく残念でしたが、混雑はこれほどにはひどくなかったです^^;
(リフトが使えなかったせいもあると思います)
ミヤマリンドウの青色がとてもキレイで見惚れてしまいました^^
私も7月初めに行ってきました。その時はリフトが止まっていたので、姥沢小屋跡の道(四ツ谷川沿い)から登りました。登り口のおっちゃんから「アイゼン必要だよ」と言われました。途中の雪渓で滑落すると沢に落ちる危険があるので、直前まで登山道が閉鎖されていましたネ。
その時も牛首まで雪渓がひたすら続いていて、雪渓登りを楽しんできました。登りは念のため軽アイゼンでしたが。下りはアイゼン無しで滑りながら降りてきましたよ。子供のころのゲタスキーを思い出して楽しかったです。
あれから数週間、まだ雪はかなりありそうですね。
しかし、人の数、すごいですね。7月初めはリフトが止まっていたせいもあるのか、さほどでもありませんでした(月山にしては)。弥陀ヶ原からはかなり多かったようですが。
お花好きなSONEさんがお花の季節にお休みされていたので
今回、たくさんのお花が見れて良かったですね。
先日、リフトのりばで軽アイゼンをレンタルしてくれるって知りました。
リフトが動いていない時期が長かったので、その反動で混雑していたかもしれませんね。
展望もそこそこ開けて夏山の雰囲気を味わってきました。
ミヤマリンドウが咲くと盛夏ですね。
四ツ谷川沿いの道は以前は閉鎖なんてことはなかったですね。
以前5月に歩いた時は急斜面の雪渓トラバースが続くハードな道だったことを覚えています。
私の場合はほとんどアイゼンを使わないので、逆に下りは同様に滑りながらで早いですね。
気温が高い日が続いていますが、残雪はまだまだ豊富に残っています。
渋滞で立ち止まっている時が多いので、思いのほか時間がかかってしまいました。
この日はまた鳥海山に行ったら天気が悪そうでしたので無難なところで月山に行きました。
6月から7月中旬までの花の時期を完全に飛ばしてしまったので、残雪期から季節感が一気に盛夏に変わってしまいました。でも月山で見られなかった花々を見れて良かったです。
軽アイゼンなしで下りで苦労している人が多かったので、そんな方は借りた方がいいですよね。
今シーズンはスキーで鳥海山山頂まで登っておらず、山頂に未練があったため、同日、強行日程で行ってきました。
登り始めてすぐにガスと強風で御浜や七五三掛で引き返した方も多かったようです。御室や七高山の人もまばらで、往路・復路とも渋滞は全くありませんでした。
今回、初めて軽アイゼン(4本爪)を持っていきましたが、賽の河原付近の2か所の雪渓や千蛇谷の雪渓もアイゼンを使わずに歩けたため、アイゼン初体験はなりませんでした。
鳥海山とは庄内平野を隔てているだけですが、そんなに天気が違っていたのですね。
御浜までで引き返した人もいたとは、強風の凄さが分かります。
鳥海山では新山周辺以外は渋滞は経験ないですね。
登山道が四通八達しているので分散されると思います。
私も4本か6本爪のアイゼンを買おうと思っていますよ。