今年のお盆休みは父の新盆だったので登山を自粛していた。
お盆が明けた17日に何処かの山に行こうと考えていたが、秋雨前線がかかって東北地方は全て雨マーク。
それなら近場の七ツ森で夏キノコ観察でもしようと出かけた。


【 8/17 鎌倉山(313m)から遂倉山(308m) 宮城・七ツ森 】
南川ダム駐車スペース~七ツ森遊歩道入口~キツネノカミソリ広場~鎌倉山~鞍部~遂倉山~鞍部~鎌房登山口~南川ダム駐車スペース

南川ダム北側の駐車スペースには一台の車も駐車していなかった。
毎度の事だが、夏場に七ツ森を登ろうと思う登山者は皆無に近い。
暑さと蚊との戦いになるので、好んで登ろうと思うほうが可笑しいのかもしれない。

車の横にゲンノショウコの花が咲いていた。

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ミンミンゼミの煩いくらいの蝉時雨の中を登り始める。
七ツ森遊歩道入口までの道筋は夏場はクズの蔦に占領されているような感じになる。
花は良い香りがして綺麗だが、庭先に生えると厄介な雑草である。
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 登り始めた時間帯には雨が止んで雨具を着用することはない。
しかし凄い湿気でとても蒸し暑い。
空気が湿っているんで蚊の攻撃はあまりなかった。
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暗い樹林帯の林床に鮮やかにフシグロセンノウが咲いている。 
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意外に多く咲いているのはコバギボウシ
雨が続き、萎れている花びらが多かった。
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お目当てのキツネノカミソリ広場に到着。
昨年の同時期に登った時は花が咲きはじめであったが、今年はほとんど終盤。
7月後半からの猛暑と、台風や雨続きの昨今の気候が影響したのが、倒れている茎や痛んでいる花が多かった。
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鎌倉山への登りは霧の中。
風もほとんどなく、陰湿な雰囲気が漂う。
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唯一咲き残りのソバナの可憐な花が暗い気持ちを和らげてくれた。
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鎌倉山の山頂でちょうどお昼のなったので、コンビニで買ってきたおにぎりを食べる。
薬師如来像の足元に置かれていた湯呑に何やらヒルらしきものが這っていた。
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これはヤマビルかぁ! と思って写真を撮ったが、帰宅後の調べてみるとコウガイビルと言う名の、ヒルとは異なる生物と判明。
市街地の庭にも普通にいるヒルらしい。
血を吸わず、主にナメクジを食べて暮らしていて、役虫の扱いになっているとの事。

急な坂を遂倉山の鞍部まで下る。
鞍部周辺にはヤマジノホトトギスが沢山咲いている。
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この先に以前はタマゴタケが沢山生えていたのだが、今年はタマゴタケだけでなく、他の夏キノコの姿が全く見えない。
今の時期にどの山でも見られるドクベニタケもほんの少ししか見つからなかった。
どうも宮城県においては夏キノコは不作の様相。

ジグザグに遂倉山への道を登って行くと、登山道の傍らにあるミズナラの木にナラ枯れの兆候が見られた。
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ナラ枯れについては過去のブログ記事を参照 → 山が悲鳴を上げている! ナラ枯れの現状 
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今までは日本海側にだけ被害が見られたが、ついに県境を越えて宮城中央の里山にまで被害が拡大したきたようである。
震災復興の陰で宮城県の森林が危機に瀕している。
早い対応が行政に求められると思う。

遂倉山の山頂にある火の見櫓は雨で濡れていて滑るので登らなかった。
その土台に腰掛けてマスさんお手製のガトーショコラをご馳走になる。
夏場はチョコタイプのケーキは融けやすいので山には向かないが、この日は短時間の山なので持参できた。
甘いケーキにコーヒーがよく合って美味しかった。
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最初はたがら森まで登る予定であったが、下山を始めるとぽつぽつ雨が降り始めた。
そのために鞍部まで降りて右折し、正規の登山道を鎌房口まで下った。

車道に出ると登ってきた遂倉山が雲間に見え隠れしていた。
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雨の予報であったが、結局雨具を着ることなく歩けて良かった。


動画です。