3日はかかりつけ医の診察があったので仕事はお休み。
空いた時間で軽く山形蔵王を歩いてきた。
天気はイマイチであったが、まだ多くの花が咲いていて楽しかった。
【 9/3 地蔵山(1736m) 山形・蔵王連峰 】
蔵王ロープウェイ樹氷高原駅~いろは沼~ワサ小屋跡~地蔵山~ロープウェイ蔵王山頂駅~パラダイスゲレンデ~ドッコ沼~上の台ゲレンデ~蔵王ロープウェイ山麓駅
この日の山形は晴れの予報であったが、天気予報は外れて曇り空。
山形市内から眺めた蔵王も鳥兜山より上部が雲に覆われている。
観光バスの団体客とともにロープウェイに乗る。
樹氷高原駅を出たのは午前11時30分。
ユートピアゲレンデの夏山リフトは平日のため休止中。
ゲレンデの脇で花の写真を撮っている男性がいた。
アサギマダラを追いかけているらしいが、ヨツバヒヨドリの花が咲いているのにその姿はない。

しかし少し登った左手のリフト沿いにはかなりな数のアサギマダラが飛翔していた。

登山道に入るとリンドウロードと言った感じでエゾオヤマリンドウが咲いている。エゾリンドウの間違いでした。

又兵衛平もリンドウ平と呼びたくなるほど咲き誇っていた。

いろは沼はキンコウカの葉っぱがオレンジ色に色づき始めている。
この場所は熊野岳の好展望台だが、雲がかかって見えない。

イワショウブの赤い実は、花と同様に美しい。

あと二週間もすると湿原は見事な草紅葉になるのであろう。

林道が交差する場所で再びヨツバヒヨドリの花が沢山咲いていて、何頭ものアサギマダラが飛び交っていた。



クジャクチョウの姿もあった。

雲っていても湿度が高いようで、長袖シャツを脱いだらちょうど良い気温になった。
単調なオオシラビソの森を抜けると、地蔵山の南斜面を登る道になる。
急に雲が飛んで青空が見えてきた。

それまで雲がかかっていた熊野岳もあっという間に顔を出した。

ミヤマナラの葉っぱも赤く色づいてきた。

中丸山の姿も見える。

シロバナトウウチソウとエゾシオガマの花をバックに、ワシ岩が目立つ熊野岳。

風衝地帯に入ってくると急にヤマハハコの花が増えてきた。

ワサ小屋跡から右折して熊野岳を目指すが、登りにかかる直前に完全にガスに覆われてしまった。
景色が見えない熊野岳に登ってもつまらないので、踵を返して地蔵山に登る。

地蔵山の山頂一帯は毛虫の大発生でオオシラビソの葉っぱがほとんど喰われてしまった。
これでは冬の樹氷が着氷せず、蔵王名物も見栄えがしないものになるであろう。

ロープウェイの山頂駅には立ち寄らず、直ぐにザンゲ坂を下る。
下り始めのところでウソを見かけた。
これ以上は近づけなかったのが残念。
下り始めのところでウソを見かけた。
これ以上は近づけなかったのが残念。

道の脇にエゾシオガマが沢山生えていた。

昨年パラダイスゲレンデに下ったときは藪漕ぎのような状態であったが、最近道の草刈りが行われたようで、とても歩きやすい道になっていた。
ゲレンデ内の道に入るとウメバチソウが群生していた。

それ以上に素晴らしかったのがアキノキリンソウの群落。
遠くから見ると斜面が黄色くなっているように見えた。

下っている途中で三郎岳と五郎岳が並んで見える。

樹氷の家の前を通り、舗装道路をわずかに歩いて右折すると中央高原遊歩道に入る。
三郎岳の東側に目玉沼が見えている。

途中で炭焼き跡があるブナの二次林を歩く。
なかなか気持ち良い道だ。

森の中は花が少ないが唯一カニコウモリの花だけ咲いていた。

三五郎小屋でコーヒーでも飲もうと思っていたが、この日はお休み。
ドッコ沼周辺はブナ枯れ被害が顕著である。

初秋なのにブナの葉っぱが落ちて晩秋の森の感じになっていた。
これはウエツキブナハムシという体長6.5㍉ほどの虫がブナの葉を食べて枯らすもので、ついに蔵王連峰まで猛威を振るい始めたらしい。。
沼の傍にウドの花が咲いていた。

帰りは山交スカイケーブルに乗って楽々下山を考えていたが、10月初旬まで点検のために運転休止となるそうだ。
仕方なく舗装されたたか高鳥コースのゲレンデ内を上の台まで下った。
景色はほとんど見えなかったが、花を楽しめたので満足できた。
しかしキノコ観察も兼ねていったが、夏キノコの姿がなかったのが残念。
動画です。
コメント
コメント一覧 (12)
エゾ(オヤマ)リンドウは、茎の先と葉の付け根に段々と花を付けるので見ごたえありますね。
私は何故か、茎の先にだけ花を付けるオヤマリンドウしか見たことがありません。
いつも、エゾのほうを見たいと思ってリンドウの花を見つけるたびに注意しているのですが・・・
これからの時期は花は限られてきますが、初秋のキノコ(SONEさんにとっては、ウラベニホテイシメジとサクラシメジがメイン?)に期待したいところです。
上部の方にはオヤマリンドウがメインでしたが中腹はエゾオヤマリンドウが群生していましたよ。
咲く場所によって微妙に同定しにくい花があるようです。
今日は雨の中、キノコの様子を見に行ってきましたらクサウラベニタケとハナホウキタケが沢山生えていました。
茎が非常に太いヒラタケをゲットできましたよ。
秋キノコは期待できるかもです。
花を撮影するには曇天の方が良いと聞いた事があります。リンドウやシモツケの色とっても綺麗ですね。
アサギマダラの蝶や蛾はあんまり・・・な私も綺麗だなぁと見とれてしまいます。
ウソって可哀そうな名前だけど、胸元の赤み綺麗ですね。
晴れと思って出かけましたが残念な天気で終わってしまいました。
確かに曇天のほうが花の色が写真に出やすいですね。
リンドウの花はアングルが難しく、なかなかいい写真が撮れませんでした。
昆虫が苦手な方は蝶々もお嫌いでしょうが、綺麗な模様を見ているだけでも楽しめますよ。
何でウソっていう名前なんでしょうね。野鳥の中でも綺麗な種類だと思います。
アサギマダラは今年は見ていなかったような。
紅葉登山はどこへ行こうか悩みますねー(^^;)
9月に入って急に秋になってしまった感じですね。
アサギマダラは特に山形蔵王に多い感じがします。
紅葉登山は今月末から始まりますね。何処に行くか考慮中です。
先日教えていただいたコースですね。
時期が違い草花が変化すると、
表情が変わってまた楽しめますね。
私が怯えた2、3cmのアオムシくん達はオオシラビソを食べていたのかしら。
三五郎小屋の上の林道をショートカットした登山道のあたりでした。
写真頂きました、ありがとうございます^^
花や蝶の写真色鮮やかで綺麗に細かいところまで撮れてて素晴らしいです。
エゾオヤマノリンドウ、、、オヤマが付くものは上部にだけ花を付けると思いますが…違ってたらごめんなさい🙏
少し遅れて歩きましたが咲いている花が違っていますよね。
三五郎小屋付近はブナの食害が酷かったですが、その毛虫は黒いのでナカシィさんが見たのと違う種類ですね。
地蔵山周辺のオオシラビソの葉枯れはトウヒツヅリヒメハマキという蛾の幼虫の食害だそうですが、中央ゲレンデの下部にはオオシラビソの森はないので、全く別の幼虫だったのでしょうね。
写真が届いて良かったです。
このブログは写真が綺麗に出るようですので、アップする甲斐があります。
ご指摘のリンドウは確かにエゾリンドウの間違いでした。
頂稜にはエゾオヤマリンドウが咲いていました。
アサギマダラは刈田から大黒天のルートに群生しているヨツバヒヨドリに大群で群れてるのを見かけます。
後半月で紅葉シーズンに入ってしまいますね。
刈田から大黒天の区間にもアサギマダラが乱舞するのですか。
どうもこの蝶々を見るのは山形蔵王と思ってしまいます。