毎年恒例になっている山仲間:みどぽんさんとのキノコ狩り山行。
今年は新潟方面じゃなく山形の某山にターゲットを絞った。
紅葉が例年より一週間から10日早い状況なので、キノコも同様に早く収穫のピークを迎えていると思ったが、果たしてその目論見通りになるか?

【 10/18 某キノコ山&亀割山(620m) 山形・神室連峰ほか 】
●某キノコ山:場所は秘密(*´з`)
●亀割山:曲沢林道登山口~亀割山(往復)
 
この日、最初は前から目を付けていた某キノコ山にキノコ狩りに入る。
狙いはナメコとムキタケであるが、例年より早く収穫期を迎えるだろうと言う予想は完全に外れで、ナメコ&ムキタケとも生え始めの幼菌ばかりだった。
しかしよく探すと二か所で見事なナメコの群生を見つけた。
こんな素晴らしい光景に出会える事は滅多にない。
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その他に散発的ながらムキタケも少しずつ見つけて満足いくキノコ狩りであった。
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重くなったザックを背負って山から降りるが、まだ時間が早いのでもう一山、近場の低山に登る事にする。

その山は新庄市と舟形町の境にある亀割山である。
神室連峰の最南端に当たる山で、以前瀬見温泉側から往復して以来、まったく足が遠のいていたので、未踏である新庄市側の登山口から往復してみたいと常々思っていた。

新田川に沿った曲沢林道はダートながら整備されて走行しやすい。
意外に短時間で右手に登山口の標識を見つける。
車は少し奥の一段登った地点に車数台が駐車できる空地があった。
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最初は杉の植林地をジグザグに登って行く。
樹間から新田川の対岸にアンテナが林立した三角山が見えている。
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尾根に出ると雑木林に変わり、紅葉が見事で足を止めて見入ってしまう。
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途中、小腹が空いたのでマスさんお手製のパン『かぼちゃのモンブラン』 をいただく。
かぼちゃのしつこくない甘味が美味しいパンだった。
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紅葉を眺めながらパンを食べていると、この時私のパンに腹が縞模様の蜂がくっついているのを知らなかった。
パンを口に含んだ瞬間・・・・・・・・・・・痛て~~~~!!!!!!
何と蜂が止まっているパンをそのまま噛んだので、蜂の奴は驚いて唇の内側を刺しやがった。
足が痙攣しても歩けるほど痛みには強い私であるが、口の中を蜂に刺された痛みは半端じゃなく、涙がちょちょ切れてしまったぞぉ(苦笑)

キノコ山で天国をみたが、その後で見事に地獄に落とされた感じ。
この日は夜までタラコ唇になっていた。

まあ、気を取り直して再び登り始める。
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紅葉のラインは既に標高 300m付近まで降りてきている。
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ここで亀割山の伝説に触れたい。
昔から亀割峠越えは脇往還として利用されていた。
源義経主従13名が
兄源頼朝の追っ手を逃れ岩手県平泉に向かう途中、文治三年(1187)に、主要街道を外れて亀割峠を越え最上地域を通ったとされている。
その峠越えの最中、
ねて身重の北の方が急に産気づいてしまい、亀割峠の中腹で男の子を出産した。
その子の名前を亀若丸と名付け、瀬見温泉側の登山道には亀若丸を生んだとされる石碑が建っている。

尚、北の方の出産に当たり途方にくれた義経は、亀割山中の観音堂に北の方を休せ、弁慶は産湯を求めて沢へと下った。浅き瀬、を見て川を渡り紫雲立ちのぼる川辺の大岩を薙刀で突き破ると、不思議にも白龍昇天のごとくお湯が噴き出たという、このお湯でまもなく生まれた若君の産湯を使い数日をこの地で養生し回復をまって平泉へ向かったという、これが瀬見温泉発見の由来となった。

登山道は地形図と異なり、尾根を忠実に登らずに沢の源頭の窪状を登るようになる。
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やがて南側の展望が広がる尾根の展望台へと着く。
左手にはアンテナ施設が建っている。
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南西側には小国川下流方面と、遠く葉山が霞んで見えていた。
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狭い谷間には瀬見温泉の街並みが俯瞰できる。
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直進して下がっていく登山道は瀬見温泉コース。
実は亀割山の594m三角点峰はこの展望台より一つ東側のピークなのだが、その山頂に至る道は存在しないで、展望台の北側に少し登った620m峰を亀割山の山頂としている。

2分程度歩くと野芝の広がる気持ちいい山頂に着く。
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遠く月山が見えている。
穏やかに晴れた登山日和の一日なので登っている人も多いだろう。
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そして新田川を挟んで三角山(左)、杢蔵山、八森山の神室連峰南部の山々が並んで見えている。
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八森山のアップ。
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東には禿岳が最上盆地を挟んで見える。
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禿岳の右手に連なる小柴山と大柴山
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初冠雪した鳥海山の雪も天気が良いので大分溶けてしまったようだ。
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山頂で記念写真を撮り、コーヒーを飲んで秋の長閑な山頂を楽しんだ。
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景色を堪能して往路を戻る。
急坂が続く山なので意外に短時間で車に戻れた。

帰りは尾花沢市の大南軒でラーメンとチャーハンを食べ、ここでみどぽんさんと別れた。
帰宅後には採ったキノコとヤマブドウの処理が待っている。

でもこの山行で左大腿の内側をマダニに喰われていた。
毎度のことながら毛抜きで上手く引っこ抜けたが、抜くときの痛いは何回やっても嫌なものである。
蜂に刺され、マダニに喰われ、天国と地獄を一日で味わった日だった。

今回はGPSを持参しなかったので地図の軌跡は手書きで記載しました。
kamewari


動画です。