この週末は日曜日しか休みが取れなかった。
この日はお昼ごろから雨が降る予報だったので、午前中勝負と七ヶ宿町の蛤山に行ったが、山頂から下山までの区間で雨に降られてしまった。

【 5/9 蛤山(981m) 宮城・蔵王連峰 】
大萱の林道入口~蛤山登山口~三角点峰~蛤山山頂・葉山神社~1014m峰~林道終点~林道入口~登山者用駐車場

登山者用の駐車場に車をデポし、私の車で大萱の林道入口まで行って、そこから登り始めた。
時計回りに蛤山へ登るのは初めての経験だ。
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以前は林道終点まで車で入れたが、現在は倒木や荒れた箇所が多く、車の乗り入れは出来ない。
約700m林道跡を歩いて登山口に着く。
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登山道を登り始めた途端、イカリソウがあちこちに咲いている。
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ピンクのラショウモンカズラを見つけた。
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クルマバソウが少量ながら咲いている。
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登山道は左に向きを変え、ここから一気の急坂になる。
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急登の途中、キバナイカリソウが群生していた。
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小規模な露岩を越える。
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淡い新緑の中でヤマツツジの赤がひと際目立つ。
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尾根の右下にトウゴクミツバツツジが咲いていた。
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芽吹いたばかりのミズナラ
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たるみなく急登が続く。
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オオカメノキ。
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三角点ピーク直下の展望地まで登ってきた。
七ヶ宿ダムが黄砂で霞んでいる。
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三角点手前の稜線。
コキンバイの花が終盤ながら未だ残っていた。
この花を見るために訪れたので、見られて満足した。
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実は私の誕生日が数日後に控えていたので、マスさんが山でお祝いしようとホールケーキを用意してくれた。抹茶味の「フレジエ・オ・テ・ヴェール」と言うケーキで、抹茶とイチゴの苦さと甘みをブレンドした美味しいケーキだった。
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三角点峰から歩きだすと、急に雨が降り出した。
慌てて雨具を着る。
ここから先が花の多い稜線なのに、写真もほとんど撮れず足早に歩くのみだった。
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葉山神社が祀られた蛤山山頂。
写真を撮っただけで通過。
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生憎の雨でカタクリの花は下を向いてしまった。
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大した雨に見えないが、これでも結構降っている。
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雨に濡れたコキンバイ
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最高点の1014mピーク北側は不忘山の展望台だが、ガスが上がってきて、その勇姿は見れなかった。
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霧にむせぶブナの森。
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稜線を外れて東側に下っていくと、階段沿いにニリンソウの群生地がある。
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ニリンソウを後ろから見るとピンクが差して美しい。
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少し下った地点ではシロヤシオが咲いている。
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林道終点の登山口まで下ってきた。
ここから先は林道歩きになる。
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林道沿いは三か所で伐採作業が行われたようだ。
晴れていれば、この地点から蛤山の山頂が見えるであろう。
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林道入口まで下ってくると雨が止んで晴れてきた。
完全に登山のあるある。
そういえば、以前林道入口に蛤山の標識があったはずだが、そんな標識は無くなっていた。
初めてこの山を登る方は迷うであろう。
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この後、デポした私の車を回収して、スパッシュランド白石のシバザクラを見に行く。
写真では綺麗に見えるが、シバザクラを植栽して区画が大幅に減ってしまい、あまり見栄えはしなかった。
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結局、山頂から登山口まで1時間半も雨に降られ、ゆっくり花を観賞できなかったが、まあ山を歩けて、美味しいケーキを食べられたので満足できた。

GPS軌跡は一般コースのためアップしません。