宮城オルレの3コースの原稿を依頼されたため、まだ未踏の大崎・鳴子温泉コースの取材に行ってきた。
本当は翌日土曜日に行くつもりだったが、山岳写真クラブ仙台の例会時に鳴子峡一帯が大渋滞するので、平日に行った方が良い、と皆に言われ、本業を休んで急きょ出かけた。

【 10/29 宮城オルレ 大崎・鳴子温泉コース(宮城・県北の低山)】
中山平温泉駅~鳴子峡レストハウス~回顧橋~鳴子峡レストハウス~大深沢~ふるさとの森~小深沢~日本こけし館~尿前の関跡~鳴子温泉神社~鳴子温泉駅
*雑誌に掲載する取材記事なので、あまり詳しい記載は行わず、写真ペタペタの内容とする。

鳴子温泉の湯めぐり駐車場に車を停め、朝7時28分発の下り電車に乗って中山平温泉駅で降りる(190円)。そこから鳴子峡まで徒歩30分。
(注)現地で分かったが、10月中旬から11月上旬の紅葉期に鳴子温泉駅から中山平温泉駅を結ぶ臨時バスが出ていた。それに乗車すれば鳴子峡まで楽に行けた。

最初は国道47号の大深沢橋に立ち寄る。
撮り鉄の方々がたくさん橋の上にいたが、朝方なので陸羽東線の鉄橋は日陰になっていて絵にならない感じ。
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鳴子峡レストハウスの見晴台から大深沢橋を眺める。
晴れの予報なのに、この時点では背後の山に雲の影がかかり見栄えが悪い。
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回顧橋まで下る鳴子峡遊歩道の通行は9時から16時まで可能。
ゲート開門まで45分待たねばならず、鳴子峡レストハウス近辺を散策して過ごす。

鳴子峡の紅葉は見ごろを迎えていた。
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大谷川が浸食してできた鳴子峡。
その高さは100mと言われている。
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8時45分に遊歩道入口へ行ってみるとゲートが開いていた。
回顧橋へ下る途中、大深沢橋を見上げる。
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真ん中下に回顧橋が見える。
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回顧橋から大谷川の下流を眺める。
過去2度に渡って落石による死亡事故が起こったため、これより下流の遊歩道は閉鎖になってしまった。
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国道47号を横断歩道がある場所まで歩き、大深沢遊歩道を下る。
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出羽仙台街道中山越の中で難所と言われた大深沢。
思っていたより簡単に越えてしまって拍子抜け。
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遊歩道は大深沢左岸の高みを巻いて進む。
この頃から晴れてきて青空バックの紅葉が楽しめた。
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木漏れ日差し込む遊歩道をのんびり歩く。
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この大深沢遊歩道は意外に歩く方が多かった。
皆さん紅葉の美しさに感嘆の声を上げていた。
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国道47号に出て歩道を歩き、すぐに左折する。
ススキ原の背後に花渕山が望める。
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この日見つけたキノコはこのヌメリササタケヌメリスギタケのみ。
見た目は少しグロテスクな感じがするが、ナメコより味は劣るが食べられるキノコだ。
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オルレのパンフレットに記載されている「奥の細道」のポイント付近。
松尾芭蕉も通った歴史ある古道の雰囲気が残っている。
しかし現地の看板には「ふるさとの森」と書かれていて、パンフレットの記載と一致しない。
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小深沢へ枯れ葉を踏みしめながら下る。
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穏やかな雰囲気の小深沢。
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交通量の激しい国道47号の歩道を少し歩いて、鳴子スキー場跡地方面の道に入る。
閉鎖された鳴子スキー場のレストハウス。
国内有数のスキー滑降コースがあり、スキーレーサーが通うスキー場だったが、三菱地所が経営から撤退し大崎市の管理になった鬼首スキー場を維持していくため、経費のかかるこのスキー場は廃止せざるを得なかった。
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旧街道沿いにある誰かのお墓。
このお墓の由来が分かったので追記しておく。
慶応4年(1868)閏4月22日。薩摩藩士・内山伊右衛門綱次一行3人が、官軍に帰順した秋田藩へ弾薬輸送の途中、仙台藩の荒井平之進ら5名に暗殺された。墓は明治3年(1870)鹿児島から内山の子孫が訪れて建立したとのこと。
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花渕山登山口を過ぎて、車道を歩くと鳴子公園に建つ日本こけし館に着く。
入場料400円払って初めて館内を見学した。
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鳴子公園から鳴子峡対岸の山を望む。
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鳴子公園から見た鳴子温泉。
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鳴子公園から尿前の関跡まで、パンフレットの地図では国道を横断するポイントが分からなかったが、現地に行ってみて納得。
鳴子峡の下流側の入口に国道を潜る歩道トンネルがあったのだ。

芭蕉が厳しい検査で足止めをくらい「蚤虱馬の尿する枕もと」の一句を残した尿前の関跡
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尿前の関跡近くの民家に置かれたかかし
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江合川右岸の河川敷に点在する畑地の間を抜ける。
道すがら花渕山を振り返る。


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堰堤に立ち寄り、江合川の上流を見る。
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やがて江合川緑地公園に出る。
ベンチに座りおにぎりを食べた。
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車で国道を走行している時には気がつかなかったが、江合川に歩道橋が設置されていた。
川の真ん中まど橋を渡ってみると、花渕山が新鮮なアングルで望めた。
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横断歩道を渡り、鳴子温泉街に入る。
かなり登った地点に建つ鳴子温泉神社。
温泉神社の正式名称は「ゆのかみのやしろ」らしい。
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神社表参道の階段を下った先に建つ滝乃湯
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この付近で4匹の猫が歩き回っていた。
その内の一匹はとてもフレンドリーで撫でさせてくれたが、写真の茶白猫は警戒心が強かった。
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温泉街はオルレのリボンの数が少なく、コースを見落としやすい。
手湯がある建物。
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オルレのコールはぽっぽの足湯がある鳴子温泉駅
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湯めぐり駐車場に戻り、この日の取材は終了。
鳴子峡は午前8時半を過ぎると大型観光バスがつぎつぎと到着して、見晴台は混雑していた。
鳴子峡レストハウスの駐車場は500円取られるので、手前にある大深沢駐車場は平日なのに満車の状態。
平日に取材に来たのは、盛りの紅葉をゆっくり堪能できたので正解だったと感じる。

GPS軌跡(クリックで拡大)
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