約2週間前の日曜日に登った笙ヶ岳の山行記録の記事。
残り一件の原稿を昨日送り、やっとアップする事ができた。
【 7/10 笙ヶ岳(1635m) 山形・鳥海山 】
吹浦口北側の駐車場~吹浦口~清水大神~樋~河原宿~分岐~笙ヶ岳~分岐~御浜手前~分岐(以降往路を戻る)
この日は午後から晴れの予報だったため、少し遅い時間のスタートをした。
大平山荘の鹿公園に立ち寄り、鹿に鹿せんべいを与える。

残り一件の原稿を昨日送り、やっとアップする事ができた。
【 7/10 笙ヶ岳(1635m) 山形・鳥海山 】
吹浦口北側の駐車場~吹浦口~清水大神~樋~河原宿~分岐~笙ヶ岳~分岐~御浜手前~分岐(以降往路を戻る)
この日は午後から晴れの予報だったため、少し遅い時間のスタートをした。
大平山荘の鹿公園に立ち寄り、鹿に鹿せんべいを与える。

予想通り吹浦口の駐車場は満車。
そこから県境を越えて600m北側にある駐車場に乗り入れる。

車道を歩いて吹浦口へ。

岩場の展望台に抜ける急坂がハードだった。
予想以上に湿度と気温が高く、ほとんど風が吹き抜けないため、汗だくになって登る。

展望台から象潟と男鹿半島を望む。

ここから先は展望の良い灌木帯の登りが続く。
ハクサンチドリなど高山植物が多くなる。

清水大神の右手に建つ小屋は取水場なのだろうか?

樋(とよ)の残雪は消えていた。
しかしチングルマの花の蕾はまだ硬い。

湿った場所に咲くイワイチョウ。

くぼ地の上部まで登るとチングルマがたくさん咲いていた。

河原宿で休憩を取る。
ガスが取れて雪渓を下ってくる登山者が見えてきた。

気温が上がっているため雪渓の雪は柔い。

振り返ると青空が広がっていて夏山気分が盛り上がる。

雪渓の上部はヒナザクラ咲く雪田草原を登る。

長坂道に近づくとニッコウキスゲのベルトが御室方面に伸びていた。

今年のニッコウキスゲの開花密度は例年になく凄い。

分岐を右折して最初は笙ヶ岳を目指す。
岩峰のピークの登りから御浜方面を振り返る。

岩峰ピークのニッコウキスゲ群落。

笙ヶ岳Ⅲ峰・Ⅱ峰・本峰が並んで見える。

桧ノ沢側の斜面はハクサンイチゲが咲いている。
背景の山は鍋森。

Ⅲ峰の登り。
雪渓を吹き抜ける風が心地よい。

岩峰ピークと御浜方面を振り返る。

Ⅲ峰の頂上一帯はニッコウキスゲの大群生地。

写真を撮りまくっているため、先に進まない。

Ⅱ峰鞍部へ下る斜面にはチングルマが群生している。

湧き上がる雲が夏を感じさせてくれる。
晴れて外輪山や新山が見えるのが理想的だが、こんな風景もなかなか良いものだ。

雲っているけど、咲き誇る花で視界は明るく感じる。

笙ヶ岳が近づく。

ハクサンイチゲ。

大パーティとスライドした後の静かな笙ヶ岳山頂に着く。

南側の長坂道を見下ろせる場所に腰を下ろして昼食をとる。
マスさんお手製の月餅は大きく、これだけでお腹が一杯になった。

二ノ滝道を登って長坂道を下る単独の男性。
長坂道に下の方までニッコウキスゲが咲いている。

お花に囲まれた笙ヶ岳山頂を後にする。

Ⅱ峰の登り。

陽の光が射すと風景が輝いて見える。

Ⅲ峰に着くと急に外輪山が見えてきた。

Ⅲ峰を下って行くと新山も姿を現したが、この日はこの一瞬だけ見えただけだった。

岩峰ピークを越えて分岐に達すると、再びガスで視界が遮られた。

もう少しニッコウキスゲロードを楽しみたいので、御浜を目指す。

凄い開花密度だ。

鳥海湖を隠していたガスが風で飛ばされた。

御浜が見えてくる。

チングルマと鳥海湖。

御浜は非常に混雑しているため、鉾立の分岐まで行って往路を返す。
その分岐のところに咲いていたヨツバシオガマ。

吹浦コース分岐に下る途中でガスが消えると期待していたが、結局晴れ渡ることはなかった。
しかし登る時と下る時では見え方が違うので、キスゲロードを二度楽しめた。

雲間に千畳ヶ原が見え隠れしている。

人が減り閑散としてきた中をのんびり下る。

分岐のところでニッコウキスゲロードとお別れ。

後は日本海を眺めながら下った。
飛島、粟島、そして薄く佐渡の一部も見えていた。

帰り道、吹浦で旬の岩ガキを食べる。
これ一個で800円ながら、素潜りで採っている貴重な海の幸なので理解できるお値段だ。
味はとてもクリーミーで激旨。

そして尾花沢市の大南軒に立ち寄り味噌ラーメンを食べる。
汗をたくさんかいた一日だったので、程よい塩分補給になった。

鳥海山エリアに夏場に行ったのは久しぶりだった。
コロナ禍で混雑する山域を避けていたのが原因だ。
結局晴れなかったけれど、満開のニッコウキスゲが満喫でき、爽快な一日だった。
余談だが吹浦口に下山したタイミングで山上は完全に晴れ渡ったらしい。
GPS軌跡(クリックで拡大)
そこから県境を越えて600m北側にある駐車場に乗り入れる。

車道を歩いて吹浦口へ。

岩場の展望台に抜ける急坂がハードだった。
予想以上に湿度と気温が高く、ほとんど風が吹き抜けないため、汗だくになって登る。

展望台から象潟と男鹿半島を望む。

ここから先は展望の良い灌木帯の登りが続く。
ハクサンチドリなど高山植物が多くなる。

清水大神の右手に建つ小屋は取水場なのだろうか?

樋(とよ)の残雪は消えていた。
しかしチングルマの花の蕾はまだ硬い。

湿った場所に咲くイワイチョウ。

くぼ地の上部まで登るとチングルマがたくさん咲いていた。

河原宿で休憩を取る。
ガスが取れて雪渓を下ってくる登山者が見えてきた。

気温が上がっているため雪渓の雪は柔い。

振り返ると青空が広がっていて夏山気分が盛り上がる。

雪渓の上部はヒナザクラ咲く雪田草原を登る。

長坂道に近づくとニッコウキスゲのベルトが御室方面に伸びていた。

今年のニッコウキスゲの開花密度は例年になく凄い。

分岐を右折して最初は笙ヶ岳を目指す。
岩峰のピークの登りから御浜方面を振り返る。

岩峰ピークのニッコウキスゲ群落。

笙ヶ岳Ⅲ峰・Ⅱ峰・本峰が並んで見える。

桧ノ沢側の斜面はハクサンイチゲが咲いている。
背景の山は鍋森。

Ⅲ峰の登り。
雪渓を吹き抜ける風が心地よい。

岩峰ピークと御浜方面を振り返る。

Ⅲ峰の頂上一帯はニッコウキスゲの大群生地。

写真を撮りまくっているため、先に進まない。

Ⅱ峰鞍部へ下る斜面にはチングルマが群生している。

湧き上がる雲が夏を感じさせてくれる。
晴れて外輪山や新山が見えるのが理想的だが、こんな風景もなかなか良いものだ。

雲っているけど、咲き誇る花で視界は明るく感じる。

笙ヶ岳が近づく。

ハクサンイチゲ。

大パーティとスライドした後の静かな笙ヶ岳山頂に着く。

南側の長坂道を見下ろせる場所に腰を下ろして昼食をとる。
マスさんお手製の月餅は大きく、これだけでお腹が一杯になった。

二ノ滝道を登って長坂道を下る単独の男性。
長坂道に下の方までニッコウキスゲが咲いている。

お花に囲まれた笙ヶ岳山頂を後にする。

Ⅱ峰の登り。

陽の光が射すと風景が輝いて見える。

Ⅲ峰に着くと急に外輪山が見えてきた。

Ⅲ峰を下って行くと新山も姿を現したが、この日はこの一瞬だけ見えただけだった。

岩峰ピークを越えて分岐に達すると、再びガスで視界が遮られた。

もう少しニッコウキスゲロードを楽しみたいので、御浜を目指す。

凄い開花密度だ。

鳥海湖を隠していたガスが風で飛ばされた。

御浜が見えてくる。

チングルマと鳥海湖。

御浜は非常に混雑しているため、鉾立の分岐まで行って往路を返す。
その分岐のところに咲いていたヨツバシオガマ。

吹浦コース分岐に下る途中でガスが消えると期待していたが、結局晴れ渡ることはなかった。
しかし登る時と下る時では見え方が違うので、キスゲロードを二度楽しめた。

雲間に千畳ヶ原が見え隠れしている。

人が減り閑散としてきた中をのんびり下る。

分岐のところでニッコウキスゲロードとお別れ。

後は日本海を眺めながら下った。
飛島、粟島、そして薄く佐渡の一部も見えていた。

帰り道、吹浦で旬の岩ガキを食べる。
これ一個で800円ながら、素潜りで採っている貴重な海の幸なので理解できるお値段だ。
味はとてもクリーミーで激旨。

そして尾花沢市の大南軒に立ち寄り味噌ラーメンを食べる。
汗をたくさんかいた一日だったので、程よい塩分補給になった。

鳥海山エリアに夏場に行ったのは久しぶりだった。
コロナ禍で混雑する山域を避けていたのが原因だ。
結局晴れなかったけれど、満開のニッコウキスゲが満喫でき、爽快な一日だった。
余談だが吹浦口に下山したタイミングで山上は完全に晴れ渡ったらしい。
GPS軌跡(クリックで拡大)
コメント
コメント一覧 (6)
いつも楽しく拝読させていただいております
まさに同じ日に同じ場所で、溢れる花々を楽しんでおられたとは!
嬉しくてコメントさせていただきました
素晴らしい圧巻の風景でした
会う方会う方、皆さん自然と笑顔でしたね(^^)
同じ光景を楽しんでおられたのですね。
人が多くガスっている時もあったので、誰が誰か分からない状況でした。
本文にも書いていますが、圧倒的な花畑を見てしまうと、新山が見えなくても満足できますね。
最初の急登に汗を絞られて大変なところと思ったら、次第に良い雰囲気になり、分岐から広がるニッコウキスゲに歓声を上げました。
いつも素晴らしいところをご案内いただき感謝しています。
又よろしくお願いします。
風が通る灌木帯に入って楽になりましたね。
何回も笙ヶ岳に行っていますが、今回のニッコウキスゲは一番花が多かったと思います。
またご一緒しましょう。
山行中に、下山後のシュミレーションをしつつ、降りて来ましたが、色々と高騰しているので、脳内考察したら、諸経費含めて、まさかまさかも有りかなぁと思ってましたら、ほんとビンゴ。
色々値上げで、紅葉シーズンの秋に向けて節約の日々ですねー。
岩ガキが1000円ですか。
1000円を超してしまうと手軽に食べられる感じではなくなりましたね。
まあ素潜りで採っているので、養殖カキとは比べられませんが。
ガソリン代も今年中に200円/㍑超えそうですし、遠出するのも躊躇してしまいます。