マスさんと福島の山に行こうと思っていたら、午前中に仕事が入って行けなくなったと言われた。
それならしばらくぶりに丸森町の岩岳に登って来ようと一人で出かけた。
【 12/11 岩岳(430m) 宮城・阿武隈山地 】
第3登山口~第1登山口分岐~第1登山口~第2登山口~第2見晴台~第1見晴台~岩岳~第1登山口分岐~第3登山口
2019年10月の台風19号は関東、甲信越。東北地方などで記録的な大雨となり、各地に甚大な被害を及ぼした。宮城県では特に丸森町に大規模な洪水が発生し死者数は11名といわれる。
町内を流れる内川と鷲の平川沿いの車道はズタズタに崩壊し、筆甫地区へのアクセスは大迂回せざるを得なくなっていたが、今年9月30日にようやく県道丸森霊山線が開通し、筆甫へのアクセスは改善された。
しかし鷲の平川沿いの町道は未だに工事が行われている状況で、岩岳の第1登山口まで車でアプローチできない状況にある。
そのため今回は県道丸森霊山線の第3登山口から第1,第2登山口を巡る変則的なルートを歩いてみた。
第3登山口の現状はこんな感じ。
以前あった橋は流され、堰堤の上部を渡渉しなければならない。
それならしばらくぶりに丸森町の岩岳に登って来ようと一人で出かけた。
【 12/11 岩岳(430m) 宮城・阿武隈山地 】
第3登山口~第1登山口分岐~第1登山口~第2登山口~第2見晴台~第1見晴台~岩岳~第1登山口分岐~第3登山口
2019年10月の台風19号は関東、甲信越。東北地方などで記録的な大雨となり、各地に甚大な被害を及ぼした。宮城県では特に丸森町に大規模な洪水が発生し死者数は11名といわれる。
町内を流れる内川と鷲の平川沿いの車道はズタズタに崩壊し、筆甫地区へのアクセスは大迂回せざるを得なくなっていたが、今年9月30日にようやく県道丸森霊山線が開通し、筆甫へのアクセスは改善された。
しかし鷲の平川沿いの町道は未だに工事が行われている状況で、岩岳の第1登山口まで車でアプローチできない状況にある。
そのため今回は県道丸森霊山線の第3登山口から第1,第2登山口を巡る変則的なルートを歩いてみた。
第3登山口の現状はこんな感じ。
以前あった橋は流され、堰堤の上部を渡渉しなければならない。
渡渉用に石が並べられているが、離れていたり、グラグラする置き方をしているものもあり、登山靴では濡れずに渡ることは難しい。そのためこの日は長靴を履いて歩いた。
登山道は良く整備されている。
入山するとすぐに赤い鳥居を潜る。
大雨で崩落した斜面が見える。
尾根に取りつくと急な階段がずっと続く。
稜線に出た地点にある第1登山口分岐。
山頂は後回しにしていったん第1登山口へ下る。
おおむね湿ったスギ林の中を下るが、右手には明るい雑木林が広がっている。
第1登山口に降り立つ。
想像していた通り、一帯は道路の復旧工事が行われているが、発電機は回っている反面、工事の人影が見えない。
歩行者も工事中立ち入り禁止の場合、第2登山口まで行かず、降りてきた登山道を登り返そうと思っていたが、咎める人もいないので、復旧工事中の車道を第2登山口まで歩いた。
何か所も沢筋が崩壊している現場を見て。豪雨被害の凄まじさを実感する。
第2登山口の様相も以前とまったく違っていて、写真右の赤テープが唯一の目印だった。
アカマツの倒木が少し邪魔な急坂を一気に登ると稜線に出る。
右折して第2見晴台へ向かう。
第2見晴台に着くがマツが成長して展望は無くなっている。
以前は鹿狼山方面が良く見えたのだが・・・
分岐からミニ縦走を楽しむ。
花崗岩の岩の上にある第1見晴台に立ち寄る。
岩岳の展望が素晴らしい。
ここでお昼休みしたかったが、風が冷たくて休む気にならない。
一部斜面が崩落している箇所があるが、登山道に影響はない。
大きな岩の横を通過する。
岩岳本峰が近づいてきた。
鞍部から急坂を直線的に登る。
木の根を掴んで登るほど急だ。
正面の岩の基部を右にトラバースする箇所が特に危ない。
山頂に祀られた羽山神社。
山頂広場は風が冷たく長居はできない。
眼下に県道丸森霊山線。
南蔵王は雲がかかって山頂部が見えない。
南蔵王と次郎太郎山のアップ。
北は角田盆地と蛇行する阿武隈川。
北東には鹿狼山から北へ延びる七峰が一望できる。
南西には左から古霊山、窓ノ倉山、雁形山、そして右手前に夫婦岩が見えている。
一通り写真を撮ったらすぐ下山。
岩の間を縫うように道が続く。
この岩、落ちないのが不思議だ。
岩岳は筆甫の羽山さんと呼ばれる信仰の山だ。
道中小さな石祠が祀られている。
登りは大変だった階段の道も下りは早い。
短時間で第3登山口へ戻った。
登ってきた岩岳を見上げる。
GPS軌跡。
登山道は良く整備されている。
入山するとすぐに赤い鳥居を潜る。
大雨で崩落した斜面が見える。
尾根に取りつくと急な階段がずっと続く。
稜線に出た地点にある第1登山口分岐。
山頂は後回しにしていったん第1登山口へ下る。
おおむね湿ったスギ林の中を下るが、右手には明るい雑木林が広がっている。
第1登山口に降り立つ。
想像していた通り、一帯は道路の復旧工事が行われているが、発電機は回っている反面、工事の人影が見えない。
歩行者も工事中立ち入り禁止の場合、第2登山口まで行かず、降りてきた登山道を登り返そうと思っていたが、咎める人もいないので、復旧工事中の車道を第2登山口まで歩いた。
何か所も沢筋が崩壊している現場を見て。豪雨被害の凄まじさを実感する。
第2登山口の様相も以前とまったく違っていて、写真右の赤テープが唯一の目印だった。
アカマツの倒木が少し邪魔な急坂を一気に登ると稜線に出る。
右折して第2見晴台へ向かう。
第2見晴台に着くがマツが成長して展望は無くなっている。
以前は鹿狼山方面が良く見えたのだが・・・
分岐からミニ縦走を楽しむ。
花崗岩の岩の上にある第1見晴台に立ち寄る。
岩岳の展望が素晴らしい。
ここでお昼休みしたかったが、風が冷たくて休む気にならない。
一部斜面が崩落している箇所があるが、登山道に影響はない。
大きな岩の横を通過する。
風のない陽だまりで腰を下ろし、おにぎりとマスさんお手製の『ピスタチオシュトーレン』を食べる。
岩岳本峰が近づいてきた。
鞍部から急坂を直線的に登る。
木の根を掴んで登るほど急だ。
正面の岩の基部を右にトラバースする箇所が特に危ない。
山頂に祀られた羽山神社。
山頂広場は風が冷たく長居はできない。
眼下に県道丸森霊山線。
南蔵王は雲がかかって山頂部が見えない。
南蔵王と次郎太郎山のアップ。
北は角田盆地と蛇行する阿武隈川。
北東には鹿狼山から北へ延びる七峰が一望できる。
南西には左から古霊山、窓ノ倉山、雁形山、そして右手前に夫婦岩が見えている。
一通り写真を撮ったらすぐ下山。
岩の間を縫うように道が続く。
この岩、落ちないのが不思議だ。
岩岳は筆甫の羽山さんと呼ばれる信仰の山だ。
道中小さな石祠が祀られている。
登りは大変だった階段の道も下りは早い。
短時間で第3登山口へ戻った。
登ってきた岩岳を見上げる。
GPS軌跡。
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