まだ樹氷が残っている西吾妻山に天元台から登ってきた。

【 3/5 西吾妻山に(2035m) 山形・天元台 】
天元台ゲレンデトップ~梵天岩~西吾妻山~吾妻山神社~天元台ゲレンデトップ

全国的に快晴が見込まれる日曜日。
混雑覚悟で天元台に向かった。

スカイバレーの分岐のところでスキー場の係員が立っていて、駐車場がすべて満車で停められないので、車をUターンさせ帰って欲しいと言う。そこから下部に駐車場はないとの事。
運よくスカイバレー方面に数台の駐車スペースがあったので、迷わずそこに駐車できた。
山スキーの時、若女平経由で何回が下山しているが、駐車場所から天元台ロープウェイまでの高差70mの登りが意外に疲れる。

そしてロープウェイ乗り場に着いたら、今度は券売に多くの人が並んでいる。
ロープウェイ・リフト往復共通乗車券を買うのに1時間並んだ。
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ロープウェイでスキー場に着いたのが午前10時過ぎ。
日本海が望める最高の天気だ。
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日曜日なのに閑散としたスキー場。
見た目では滑り客と登山者の数は半々のように感じた。
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速度の遅いリフト3基乗り継いでゲレンデトップへ向かう。
登山者の乗降の際に運行スピードを落としているので益々遅くなる。
ほぼ無風で寒くないため、動かないでリフトに乗っていても辛くない。
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ゲレンデトップにてワカンを装着し、急坂を登っていく。
多くの登山者に踏み固められているため登りやすい。
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飯豊連峰の大展望。
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中大巓の西肩まで登り、梵天岩のピークを目指す
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オオシラビソの葉がところどころ見えているが樹氷は未だ健在。
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稜線の左側の樹氷原を縫うラインで登っていく。
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蔵王では随所でオオシラビソの立ち枯れが発生しているが、吾妻連峰に被害は及んでいない。
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樹氷の写真を立ち止まって何枚も撮影しているため、なかなか先に進まない。
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朝日連峰、月山、鳥海山が並んで見える。
山形・福島県境から山形・秋田県境までくっきり見える状態だ。
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中大巓を振り返る。
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樹氷原の奥に東大巓が望める。
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梵天岩に着いた。
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ここでようやく西吾妻山が姿を現す。
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山頂直下の樹氷。
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蔵王連峰。
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そして賑やかな西吾妻山山頂に到着。
磐梯山が近い。
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磐梯山の左には猪苗代湖、その右奥に那須連峰が見えている。
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安達太良山。
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山頂の西側に少し回り込むと猫魔ヶ岳、雄国沼、そして檜原湖が見えてくる。
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西側の西大巓の山頂には多くの登山者の姿が確認できた。
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写真一番右奥に佐渡が霞んでいる。
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山頂の一角でマスさんお手製の「ほうじ茶のバームクーヘン」を食べる。
少し風があったが、休憩していてもあまり寒くない。
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帰りは山頂から少しだけ避難小屋方面に下る。
ここから見た飯豊連峰の姿が絵になる。
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西大巓から登ってきたツアー客だろうか。
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朝日連峰を望みながら吾妻山神社へ向かう。
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西吾妻山北東斜面の樹氷。
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雪に埋もれた吾妻山神社
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神社から西大巓方面を振り返る。
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神社から朝日連峰、月山、鳥海山、そして米沢市街地を望む。
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月山と鳥海山が並ぶ。
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梵天岩付近から見た安達太良山。
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人形石の奥に蔵王連峰が見える。
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梵天岩を振り返る。
休まず天元台スキー場のゲレンデトップへ下った。
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天元台から入山する場合は、ロープウェイ始発の1時間前まで着くのが鉄則であろう。
しかし天気に恵まれ、どこまでも遠くが見渡せる展望に魅了された一日だった。

GPS軌跡。
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