四半世紀ぶりに福島県郡山市の西にそびえる額取山に登ってきた。
常々再訪しようと思っていたが、なかなかタイミングが合わず、ずっと後回しになっていた山だが、今回登ってみて、展望の素晴らしさに改めてイイ山だなぁ~と感じた。
【 3/21 額取山(1009m) 福島・安積山 】
滝登山口~熱海コース分岐~額取山~大将旗山(往復)
残雪期の今の時期は御霊櫃峠へ車道は冬期通行止めのため、滝登山口から登らねばならない。
以前も滝登山口から往復したが、その記憶はほとんど残っておらず、カーナビに頼ってアプローチした。
県道長沼・喜久田線から額取山と大将旗山(左奥)が見える。
常々再訪しようと思っていたが、なかなかタイミングが合わず、ずっと後回しになっていた山だが、今回登ってみて、展望の素晴らしさに改めてイイ山だなぁ~と感じた。
【 3/21 額取山(1009m) 福島・安積山 】
滝登山口~熱海コース分岐~額取山~大将旗山(往復)
残雪期の今の時期は御霊櫃峠へ車道は冬期通行止めのため、滝登山口から登らねばならない。
以前も滝登山口から往復したが、その記憶はほとんど残っておらず、カーナビに頼ってアプローチした。
県道長沼・喜久田線から額取山と大将旗山(左奥)が見える。
ダートの滝林道のほぼ終点にある駐車場には、すでに多くの登山者の車が停まっていた。
林道は普通車でもまったく問題ないフラットダートだったが、道幅は細い。
駐車場から西に少し歩くと右手に登山口がある。
熱海コース分岐まで昭和40年に植林されたアカマツ林の急坂を登る。
分岐から雑木林になりほっとする。
トレランのカップルが急ぎ足で登っていった。
標高750m付近で残雪が現れ、そこからずっと雪を踏めると期待したが、すぐに土の登山道になってしまった。
797m独標にたつ標識。
山頂まで0.7kmは近いと思ったが、歩いてみると偽ピークが多く結構疲れた。
標高850m付近。
ここまで登ると北斜面にブナの木が出てくる。
山頂直下。急に木々の高さが低くなる。
マンサクの花が咲いていた。
額取山山頂に着く。
この標柱のある場所からは安積平野が一望できるが、霞んでいるので、太陽が順光になる午後に撮影しよう。
山頂は東西に長い。
西端の場所がもっとも展望が開け、標高1000mの低山とは思えない雄大な景色が広がる。
南には妙見山(左)、高旗山、笠ヶ森山が望める。
どの山も過去に登った懐かしい山だ。
南南西には那須連峰の山々が霞む。
一番右手に見えるのは二岐山。
そしてこれから辿る大将旗山への稜線。
北西には磐梯山と猫魔ヶ岳、その奥に飯豊連峰が見えている。
北北西には川桁山。
川桁山と安達太良山の間に東吾妻山と高山が望める。
そして北東に視線を振ると安達太良山の連山が見えている。
休憩せずに大将旗山へ向かう。
鞍部から1006mピークに登る途中、満開のマンサクの木があった。
1006mはブナの森。
1006m峰の先は伸びやかな残雪の稜線が続いていた。
小さなアップダウンを繰り返して南下する。
992m峰に立つ標識。
気温が高く、シャツの裾をまくって歩く。
雪が緩んで気を抜くと踏み抜いてしまうため、慎重に歩を進めた。
大将旗山への最後の急坂。
南側にほぼ180度の展望が広がる大将旗山の山頂に到着。
御霊櫃峠の車道が見える。
那須連峰が少し近くなった感じ。
目を凝らすと会津駒ヶ岳が遠く霞み、南西には大戸岳が見えるようになった。
西に比較的大きな山体の二㑨山があるため、猪苗代湖の全景が見えないのが少し残念だった。
山頂でおにぎり一個を食べ、すぐに往路を引き返す。
午前中、太陽光が雲にさえぎられて、コントラストが強すぎる写真しか撮れなかったが、午後から安定した晴れの天気になる。
途中の990m峰付近から額取山を見る。
根元から幾つも枝分かれしたブナを見ると、この山域の風の強さが分かる。
安達太良山がくっきり見えるようになってきた。
大将旗山を振り返る。
帰路、単独の登山者3名とスライドした。
マンサクと額取山。
急坂を登り返し、大将旗山を振り返る。
楽しい稜線歩きだった。
磐梯山と猪苗代湖。
川桁山と安達太良山。
生暖かい南風が吹き、全然寒くない。
ケルンの脇に腰を下ろして、少し遅い昼食をとる。
デザートはマスさんお手製の和菓子『ふき流し』だ。
のんびりコーヒーを飲める季節になった。
額取山の山頂標識のところから郡山市街地を望む。
ここから見る夜景は素晴らしいだろう。
阿武隈山地の山々は肉眼では同定できたが、写真では薄すぎて分かりにくい。
残雪と雪解けで濡れた登山道は非常に滑るため、慎重にくだった。
尾根の北側のブナ林に残雪を踏んで立ち寄る。
後は雑木林の中、乾いた道を一気に下る。
車に戻り、汗で濡れたシャツを着替えるとすっきりした。
車の車外温度計は23度になっていた。
一気に5月の山を歩いたような感じだった。
GPS軌跡。
林道は普通車でもまったく問題ないフラットダートだったが、道幅は細い。
駐車場から西に少し歩くと右手に登山口がある。
熱海コース分岐まで昭和40年に植林されたアカマツ林の急坂を登る。
分岐から雑木林になりほっとする。
トレランのカップルが急ぎ足で登っていった。
標高750m付近で残雪が現れ、そこからずっと雪を踏めると期待したが、すぐに土の登山道になってしまった。
797m独標にたつ標識。
山頂まで0.7kmは近いと思ったが、歩いてみると偽ピークが多く結構疲れた。
標高850m付近。
ここまで登ると北斜面にブナの木が出てくる。
山頂直下。急に木々の高さが低くなる。
マンサクの花が咲いていた。
額取山山頂に着く。
この標柱のある場所からは安積平野が一望できるが、霞んでいるので、太陽が順光になる午後に撮影しよう。
山頂は東西に長い。
西端の場所がもっとも展望が開け、標高1000mの低山とは思えない雄大な景色が広がる。
南には妙見山(左)、高旗山、笠ヶ森山が望める。
どの山も過去に登った懐かしい山だ。
南南西には那須連峰の山々が霞む。
一番右手に見えるのは二岐山。
そしてこれから辿る大将旗山への稜線。
北西には磐梯山と猫魔ヶ岳、その奥に飯豊連峰が見えている。
北北西には川桁山。
川桁山と安達太良山の間に東吾妻山と高山が望める。
そして北東に視線を振ると安達太良山の連山が見えている。
休憩せずに大将旗山へ向かう。
鞍部から1006mピークに登る途中、満開のマンサクの木があった。
1006mはブナの森。
1006m峰の先は伸びやかな残雪の稜線が続いていた。
小さなアップダウンを繰り返して南下する。
992m峰に立つ標識。
気温が高く、シャツの裾をまくって歩く。
雪が緩んで気を抜くと踏み抜いてしまうため、慎重に歩を進めた。
大将旗山への最後の急坂。
南側にほぼ180度の展望が広がる大将旗山の山頂に到着。
御霊櫃峠の車道が見える。
那須連峰が少し近くなった感じ。
目を凝らすと会津駒ヶ岳が遠く霞み、南西には大戸岳が見えるようになった。
西に比較的大きな山体の二㑨山があるため、猪苗代湖の全景が見えないのが少し残念だった。
山頂でおにぎり一個を食べ、すぐに往路を引き返す。
午前中、太陽光が雲にさえぎられて、コントラストが強すぎる写真しか撮れなかったが、午後から安定した晴れの天気になる。
途中の990m峰付近から額取山を見る。
根元から幾つも枝分かれしたブナを見ると、この山域の風の強さが分かる。
安達太良山がくっきり見えるようになってきた。
大将旗山を振り返る。
帰路、単独の登山者3名とスライドした。
マンサクと額取山。
急坂を登り返し、大将旗山を振り返る。
楽しい稜線歩きだった。
磐梯山と猪苗代湖。
川桁山と安達太良山。
生暖かい南風が吹き、全然寒くない。
ケルンの脇に腰を下ろして、少し遅い昼食をとる。
デザートはマスさんお手製の和菓子『ふき流し』だ。
のんびりコーヒーを飲める季節になった。
額取山の山頂標識のところから郡山市街地を望む。
ここから見る夜景は素晴らしいだろう。
阿武隈山地の山々は肉眼では同定できたが、写真では薄すぎて分かりにくい。
残雪と雪解けで濡れた登山道は非常に滑るため、慎重にくだった。
尾根の北側のブナ林に残雪を踏んで立ち寄る。
後は雑木林の中、乾いた道を一気に下る。
車に戻り、汗で濡れたシャツを着替えるとすっきりした。
車の車外温度計は23度になっていた。
一気に5月の山を歩いたような感じだった。
GPS軌跡。
コメント
コメント一覧 (6)
額取山
本当にいい山ですよね(^。^;)
素晴らしい写真ありがとうございます。
今
難病になり山に行けませんが夢を見てる見たいです
これからもよろしくお願いします🙇⤵️
展望が素晴らしいのに、意外に登山者が少なく、静かな山を満喫できました。
山に登れなくなったとはお気の毒です。
私のブログで少しでも山を感じていただければ幸いです。
今後もよろしくお願いいたします。
3年くらい前の秋に久しぶりに御霊櫃峠から額取山を
歩きました。
素晴らしい稜線歩きができて、満足感いっぱい
になったことを思い出しながら読ませていただきました。
SONEさんが妙見山の写真を撮っていた頃、偶然にも
山中を歩いていました。
妙見山側からは展望はえられませんでしたが、そういえば
なにか感じるものがあったような、なかったような?
この稜線素晴らしいですね。
秋の澄んだ空気の下で歩くのも最高だと思います。
妙見山に登られていましたか。
私も高旗山や妙見山に再訪してみたくなりました。
額取山、なんと懐かしい♡主人の郡山在任中に、何度も登りました。朝寝坊しても登山口まですぐ、なんて、今では夢のような話です。
この山、斜面が代わるとお花が太平洋側のものと日本海側のものと、入れ替わり立ち代わり現れる、とても魅力的な花の名山です。今度はぜひお花のシーズンにお出ましくださいませ。
私もまた行きたいです。
素晴らしい眺望のお写真もたくさん、ありがとうございました。
ご主人の転勤終わりましたか。山が遠ざかってしまってその点では残念でしょうね。
郡山市街地が一望できるという事は、この山は市民の憩いの山なんですね。
この山はヤマツツジで有名だったと思いますが、その他の花もたくさん咲きますか。
次に登るときは花の時期を狙っていこうと思います。
また福島や東北の山においでください。