例年5月末ごろから始動する山と高原地図の登山道調査。
今年は雪解けが非常に早く、標高の低い山はほぼ登山道が出たため、手始めに神室連峰の杢蔵山へ山屋登山口からの周回コースで歩いてきた。
いつもはヤマルリトラノオが咲く夏場に周回していたので、陽春の頃に歩くのは新鮮な感じがした。
【 5/4 杢蔵山(1027m) 山形・神室連峰 】
山屋登山口~不動明王の石塔~松倉沢出合~山屋コース分岐~前杢蔵~杢蔵山~杢蔵山荘~山屋コース分岐~三角山~山屋登山口
山屋登山口の駐車場から登り始める。

今年は雪解けが非常に早く、標高の低い山はほぼ登山道が出たため、手始めに神室連峰の杢蔵山へ山屋登山口からの周回コースで歩いてきた。
いつもはヤマルリトラノオが咲く夏場に周回していたので、陽春の頃に歩くのは新鮮な感じがした。
【 5/4 杢蔵山(1027m) 山形・神室連峰 】
山屋登山口~不動明王の石塔~松倉沢出合~山屋コース分岐~前杢蔵~杢蔵山~杢蔵山荘~山屋コース分岐~三角山~山屋登山口
山屋登山口の駐車場から登り始める。

戸前川の渡渉点にはすでに橋がかけられていた。

一ノ滝の分岐の先に不動明王の石塔がある。
今回は一ノ滝には寄らない。

瑞々しい新緑。

足場の細いトラバース地点にキバナイカリソウがたくさん咲いていた。

ワサビの花。登山道沿いに僅かに咲いていたので採取はしない。

三ノ滝。登山道はここから右岸を少し巻く。

松倉沢出合の渡渉点は仮橋がなく、石飛びで渡る。
以前、ゴールデンウィーク中に歩いた時、雪解けで増水して渡渉に苦労したが、今回は簡単に渡れて一安心する。
二度渡渉した後、斜面にイワウチワが咲き残っていた。

七曲りの坂付近のブナ林。

心臓破りの坂に差し掛かると雪が一部残っている。
夏場は暑さに耐えながら登る心臓破りの坂も、今の時期は快適に登れた。

山屋登山口分岐に出ると新庄盆地の西側に弁慶山地が望めた。

前杢蔵から杢蔵山荘と鳥海山を見る。

これから登る杢蔵山。

新庄市街地を俯瞰する。

山頂に向かう途中のブナの新緑。

毎度この時期まで残る雪庇。

雪庇を振り返る。
何処から下ればいいか観察していたら、手前に足場が切られていた。

ブナ林の中に斑に残る雪。
登山道の接続は赤テープもあり明確だった。

金杢水がすでに出ている。

稜線手前の風衝地帯に出るまで、断続的に雪が残り、倒木も多く時間がかかった。
その苦労に報いる様に風衝地帯の出た途端絶景が広がる。
テレビ塔が建つ三角山の奥に月山。その右手に新庄市街地が一望できる。

三角山と月山のアップ。
アップしていないが月山の左手に朝日連峰が霞み、さらに左に葉山が見えていた。

視線を北西に振ると鳥海山が見える。

ロープの設置された急坂を登ると頂稜に飛び出る。
今まで見えなかった八森山が眼前に迫る。
山肌の木が生えていない部分は以前伐採された斜面で、その伐採と三角山に鉄塔が林立しているが故に、火打岳より少し南側の主稜線は国定公園の選定外になったらしい。

切れ落ちた東面を俯瞰する。

少し登って南側を振り返る。
船形連峰が霞む。

杢蔵山山頂に到着。
休まず北へ500m先の旧吉沢杢蔵分岐まで登山道調査を続ける。
昨年の5月に一杯森から仁田を経て旧吉沢杢蔵分岐まで登り、新庄市民スキー場へ下った時に、500mの頂稜を時間が押していて歩いていなかったのだ。

杢蔵山の頂稜も刈り払い整備が入っている。
カタクリとキクザキイチリンソウがところどころに咲いている。


一か所、登山道が崩落して、灌木を掴んで通過する部分があった。
元々、杢蔵山の頂稜は登山道が細く、しかも外斜しているため、慎重な歩行が要求される。
ショウジョウバカマも健在。

山頂を振り返る。

旧吉沢杢蔵分岐に着き、腰を下ろして休憩を取る。
吉沢杢蔵へ下る道は完全に消失し、踏み跡があったことさえも定かではない。
北に丁山地が霞んで見えていた。

この位置まで頂稜を北上すると火打岳、小又山、そしてわずかに神室山が見えてくる。

往路を戻る。
頂稜からの下り坂の途中にカタクリが群生していたが、花は終盤で痛んでいるものばかり。

金杢水で飲み水を補給し、杢蔵山荘に着くと東根の高校山岳部の方々が休憩していた。

私は前杢蔵のベンチに座り、月山と鳥海山を眺めながら休憩する。
マスさんお手製の和菓子「黒胡麻あんまん」と温かいコーヒーを飲みながらの贅沢なひと時だ。

三角山までのブナの林床にはキクザキイチリンソウがたくさん咲いていた。

途中、残雪で登山道が隠れる場所がある。
杢蔵山を振り返る。

苔が多く付着した独特のブナの森。

雪が解けたばかりの場所のカタクリは瑞々しい。

湿った場所にはオトメエンゴサクが群生している。

三角山にあるNHKのTV電波塔が見えてきた。

三角山には電波塔が多数建っている。
ベンチが置かれた山頂広場は鳥海山の大展望台になっている。
通信施設の保守用林道を下る。
途中、残雪が随所に残っていて車で登れるまでしばらく時間がかかりそうだ。

しかし流水で洗堀された場所や倒木、落ちた枝が多く、整備されない限り普通車で三角山まで登るのは無謀だと思う。
春紅葉を眺めながらのんびり下る。

一か所、サンカヨウが咲いていた。

電波塔を振り返る。

山屋登山口に戻ると登山者?の車が増えていた。
この他、西側の舗装路終了地点に5台駐車していた。

麓から杢蔵山(中央)を見る。
右手が三角山、左が吉沢杢蔵。

風が吹き抜けない場所は暑さを感じたが、概ね爽やかな風に吹かれた5月の山旅だった。
今年は調査のサイクル的に神室連峰に行く機会が多くなりそうだ。
大好きな山域だが、年々登りがキツイと感じるのは歳のせいか・
GPS軌跡。


一ノ滝の分岐の先に不動明王の石塔がある。
今回は一ノ滝には寄らない。

瑞々しい新緑。

足場の細いトラバース地点にキバナイカリソウがたくさん咲いていた。

ワサビの花。登山道沿いに僅かに咲いていたので採取はしない。

三ノ滝。登山道はここから右岸を少し巻く。

松倉沢出合の渡渉点は仮橋がなく、石飛びで渡る。
以前、ゴールデンウィーク中に歩いた時、雪解けで増水して渡渉に苦労したが、今回は簡単に渡れて一安心する。
二度渡渉した後、斜面にイワウチワが咲き残っていた。

七曲りの坂付近のブナ林。

心臓破りの坂に差し掛かると雪が一部残っている。
夏場は暑さに耐えながら登る心臓破りの坂も、今の時期は快適に登れた。

山屋登山口分岐に出ると新庄盆地の西側に弁慶山地が望めた。

前杢蔵から杢蔵山荘と鳥海山を見る。

これから登る杢蔵山。

新庄市街地を俯瞰する。

山頂に向かう途中のブナの新緑。

毎度この時期まで残る雪庇。

雪庇を振り返る。
何処から下ればいいか観察していたら、手前に足場が切られていた。

ブナ林の中に斑に残る雪。
登山道の接続は赤テープもあり明確だった。

金杢水がすでに出ている。

稜線手前の風衝地帯に出るまで、断続的に雪が残り、倒木も多く時間がかかった。
その苦労に報いる様に風衝地帯の出た途端絶景が広がる。
テレビ塔が建つ三角山の奥に月山。その右手に新庄市街地が一望できる。

三角山と月山のアップ。
アップしていないが月山の左手に朝日連峰が霞み、さらに左に葉山が見えていた。

視線を北西に振ると鳥海山が見える。

ロープの設置された急坂を登ると頂稜に飛び出る。
今まで見えなかった八森山が眼前に迫る。
山肌の木が生えていない部分は以前伐採された斜面で、その伐採と三角山に鉄塔が林立しているが故に、火打岳より少し南側の主稜線は国定公園の選定外になったらしい。

切れ落ちた東面を俯瞰する。

少し登って南側を振り返る。
船形連峰が霞む。

杢蔵山山頂に到着。
休まず北へ500m先の旧吉沢杢蔵分岐まで登山道調査を続ける。
昨年の5月に一杯森から仁田を経て旧吉沢杢蔵分岐まで登り、新庄市民スキー場へ下った時に、500mの頂稜を時間が押していて歩いていなかったのだ。

杢蔵山の頂稜も刈り払い整備が入っている。
カタクリとキクザキイチリンソウがところどころに咲いている。


一か所、登山道が崩落して、灌木を掴んで通過する部分があった。
元々、杢蔵山の頂稜は登山道が細く、しかも外斜しているため、慎重な歩行が要求される。
ショウジョウバカマも健在。

山頂を振り返る。

旧吉沢杢蔵分岐に着き、腰を下ろして休憩を取る。
吉沢杢蔵へ下る道は完全に消失し、踏み跡があったことさえも定かではない。
北に丁山地が霞んで見えていた。

この位置まで頂稜を北上すると火打岳、小又山、そしてわずかに神室山が見えてくる。

往路を戻る。
頂稜からの下り坂の途中にカタクリが群生していたが、花は終盤で痛んでいるものばかり。

金杢水で飲み水を補給し、杢蔵山荘に着くと東根の高校山岳部の方々が休憩していた。

私は前杢蔵のベンチに座り、月山と鳥海山を眺めながら休憩する。
マスさんお手製の和菓子「黒胡麻あんまん」と温かいコーヒーを飲みながらの贅沢なひと時だ。

三角山までのブナの林床にはキクザキイチリンソウがたくさん咲いていた。

途中、残雪で登山道が隠れる場所がある。
杢蔵山を振り返る。

苔が多く付着した独特のブナの森。

雪が解けたばかりの場所のカタクリは瑞々しい。

湿った場所にはオトメエンゴサクが群生している。

三角山にあるNHKのTV電波塔が見えてきた。

三角山には電波塔が多数建っている。
ベンチが置かれた山頂広場は鳥海山の大展望台になっている。
通信施設の保守用林道を下る。
途中、残雪が随所に残っていて車で登れるまでしばらく時間がかかりそうだ。

しかし流水で洗堀された場所や倒木、落ちた枝が多く、整備されない限り普通車で三角山まで登るのは無謀だと思う。
春紅葉を眺めながらのんびり下る。

一か所、サンカヨウが咲いていた。

電波塔を振り返る。

山屋登山口に戻ると登山者?の車が増えていた。
この他、西側の舗装路終了地点に5台駐車していた。

麓から杢蔵山(中央)を見る。
右手が三角山、左が吉沢杢蔵。

風が吹き抜けない場所は暑さを感じたが、概ね爽やかな風に吹かれた5月の山旅だった。
今年は調査のサイクル的に神室連峰に行く機会が多くなりそうだ。
大好きな山域だが、年々登りがキツイと感じるのは歳のせいか・
GPS軌跡。

コメント
コメント一覧 (2)
今月末は小又山の山開きですが、体調良ければ久しぶりに参加しようかと思っています。
神室連峰の主稜線南端の山ながら、険しさを感じさせる山ですね。
小又山の山開き、行きたいところですが、調査のサイクル的に来年の予定になっているのですよ。