富神山のヒメサユリが見ごろを迎えているのを知り、久しぶりに訪れてみた。
登山道沿いにぽつぽつと咲く美しい花に癒された。
【 5/27 富神山(402m) 山形・白鷹丘陵 】
新道口~坂本口~南口~富神山~曲森山~新道口
ヒメサユリが咲くのは南口から山頂に至る区間だが、南口には数台しか車を停めることができないので、新道口からスタートする。
登山道沿いにぽつぽつと咲く美しい花に癒された。
【 5/27 富神山(402m) 山形・白鷹丘陵 】
新道口~坂本口~南口~富神山~曲森山~新道口
ヒメサユリが咲くのは南口から山頂に至る区間だが、南口には数台しか車を停めることができないので、新道口からスタートする。
入山してすぐに現れる、道の上に覆いかぶさるようにあったブドウ畑は無くなっていた。
途中、右に分岐する細い道を坂元口まで下る。
坂元口から南口まで富神川に沿った車道を下る。
道沿いにはハルジオンが咲き乱れている。
クサフジも咲いていた。
ケシ科のクサノオウもあちこちで繁茂している。
木陰にホタルカズラが群生していた。
風で少し揺れるため、完璧にピントが合っていたのは、花びらが痛んだこのショットのみ。
地形図に石碑アイコンが記載されているが、この石碑の他に山神碑などが祀られている場所があった。
川の中に大きな岩があり、その上部に湯殿山の石碑が祀られている。
この大岩は「ごろびつ岩」と呼ばれ、ごろびつとは曲げわっぱ(弁当箱)の事を指す、と看板に記されていた。川面まで降りれば大岩の全景を撮影できるが、足場が悪い濡れた岩場を下らねばならないので止めた。
約800m車道を歩いて南口に着く。
ここから山頂まで標高差220m、距離500mの急登が待っている。
登り始めるとママコナが咲いていた。
ヒメサユリの他にこの花を見られて嬉しくなり、何度も立ち止まって写真を撮る。
そしてお目当てのヒメサユリ。
夜半に雨が降ったため、足元が少し滑るが、つぼみに乗った雨粒が瑞々しい。
ヒメサユリはほとんどの株が開花して、ちょうど見ごろを迎えていた。
一か所に群生している訳でなく、道中ぽつぽつと一株づつ咲いている感じ。
別な株も同じアングルに収まったのはここだけ。
民家に近い里山でこんなに美しい花が咲く乱れるとは、山形県民の自然に対する優しさを感じてしまう。仙台市近郊では希少植物はあると盗掘されてしまうケースが多い印象だが・・・
しかし雨上がりで湿度が高く、しかも気温が上昇しているため、蒸し暑さには辟易する。
ちょうど梅雨時の晴れ間に登っている感じだ。
エゴノキの花は終盤。
一瞬大株のヒメサユリを見つけた、と思ったら二株が重なっていた。
この花の色は濃い。
富神川を挟んで対峙する鷹取山。
傾斜が緩んだと思ったら富神山山頂に到着。
富神山万年堂が祀られている。
山頂標識。
そして山頂からの大展望。
山形盆地と奥羽山脈の山々が一望できる。
湿気が多く霞んでくっきり見えない。
この山に登るタイミングは順光になる午後遅い時間がベストだ。
山形市街地。
奥の山は山形神室。
山頂に咲くヒメサユリ。
奥は瀧山と熊野岳。
山頂から新道口へ戻る。
ハイカーの方が大勢登ってくる。
南口からのコースほどではないが、途中までヒメサユリが咲いていた。
薮の中にほぼ白花に近いヒメサユリを見つける。
しべにピントが合っていない点はご勘弁。
途中の分岐を右に入り、急坂を登って曲森山に立ち寄る。
曲森山楯跡とグーグルマップに記載されているが、山頂部に館が建っていたとは想像できない場所だ。
しかし西に少し下ると顕著な空堀がある。
広い登山道に戻り、次の小ピークの南を巻くと白鷹山が見えてきた。
後は気持ちいい雑木林の道を歩いて新道口の駐車場に戻る。
駐車場は満車になっていた。
下山後のお楽しみは、富神山山麓の門伝地区にあるきじまラーメンに立ち寄る。
ここは同行したyonejiyさんお勧めのお店だ。
とてもラーメン店に思えない店構えをしている。
このお店、11時から13時までの開店時間なので、山を歩いた後に立ち寄るタイミングが掴みにくい。
しかし山形の山友には隠れた名店として知られている。
メニューを見ると醤油ラーメン、チャーシュー麺、味噌ラーメンのみ記載されているが、yonejiyさんはメニューにないミックスなるものを注文している。
これ、メニューの裏面に書かれている、いわば裏メニューで、醤油ラーメン+豚の角煮3点がミックスしたメニューだった。(税込み1000円)
食べてみたら、味は昔ながらの醤油ラーメンでとても美味しく、豚の角煮が絶品で最高の一品だった。
お腹がいっぱいになった後、次の山・奥山寺の遊仙峡を目指す。(別記事)
GPS軌跡。
途中、右に分岐する細い道を坂元口まで下る。
坂元口から南口まで富神川に沿った車道を下る。
道沿いにはハルジオンが咲き乱れている。
クサフジも咲いていた。
ケシ科のクサノオウもあちこちで繁茂している。
木陰にホタルカズラが群生していた。
風で少し揺れるため、完璧にピントが合っていたのは、花びらが痛んだこのショットのみ。
地形図に石碑アイコンが記載されているが、この石碑の他に山神碑などが祀られている場所があった。
川の中に大きな岩があり、その上部に湯殿山の石碑が祀られている。
この大岩は「ごろびつ岩」と呼ばれ、ごろびつとは曲げわっぱ(弁当箱)の事を指す、と看板に記されていた。川面まで降りれば大岩の全景を撮影できるが、足場が悪い濡れた岩場を下らねばならないので止めた。
約800m車道を歩いて南口に着く。
ここから山頂まで標高差220m、距離500mの急登が待っている。
登り始めるとママコナが咲いていた。
ヒメサユリの他にこの花を見られて嬉しくなり、何度も立ち止まって写真を撮る。
そしてお目当てのヒメサユリ。
夜半に雨が降ったため、足元が少し滑るが、つぼみに乗った雨粒が瑞々しい。
ヒメサユリはほとんどの株が開花して、ちょうど見ごろを迎えていた。
一か所に群生している訳でなく、道中ぽつぽつと一株づつ咲いている感じ。
別な株も同じアングルに収まったのはここだけ。
民家に近い里山でこんなに美しい花が咲く乱れるとは、山形県民の自然に対する優しさを感じてしまう。仙台市近郊では希少植物はあると盗掘されてしまうケースが多い印象だが・・・
しかし雨上がりで湿度が高く、しかも気温が上昇しているため、蒸し暑さには辟易する。
ちょうど梅雨時の晴れ間に登っている感じだ。
エゴノキの花は終盤。
一瞬大株のヒメサユリを見つけた、と思ったら二株が重なっていた。
この花の色は濃い。
富神川を挟んで対峙する鷹取山。
傾斜が緩んだと思ったら富神山山頂に到着。
富神山万年堂が祀られている。
山頂標識。
そして山頂からの大展望。
山形盆地と奥羽山脈の山々が一望できる。
湿気が多く霞んでくっきり見えない。
この山に登るタイミングは順光になる午後遅い時間がベストだ。
山形市街地。
奥の山は山形神室。
山頂に咲くヒメサユリ。
奥は瀧山と熊野岳。
山頂から新道口へ戻る。
ハイカーの方が大勢登ってくる。
南口からのコースほどではないが、途中までヒメサユリが咲いていた。
薮の中にほぼ白花に近いヒメサユリを見つける。
しべにピントが合っていない点はご勘弁。
途中の分岐を右に入り、急坂を登って曲森山に立ち寄る。
曲森山楯跡とグーグルマップに記載されているが、山頂部に館が建っていたとは想像できない場所だ。
しかし西に少し下ると顕著な空堀がある。
広い登山道に戻り、次の小ピークの南を巻くと白鷹山が見えてきた。
後は気持ちいい雑木林の道を歩いて新道口の駐車場に戻る。
駐車場は満車になっていた。
下山後のお楽しみは、富神山山麓の門伝地区にあるきじまラーメンに立ち寄る。
ここは同行したyonejiyさんお勧めのお店だ。
とてもラーメン店に思えない店構えをしている。
このお店、11時から13時までの開店時間なので、山を歩いた後に立ち寄るタイミングが掴みにくい。
しかし山形の山友には隠れた名店として知られている。
メニューを見ると醤油ラーメン、チャーシュー麺、味噌ラーメンのみ記載されているが、yonejiyさんはメニューにないミックスなるものを注文している。
これ、メニューの裏面に書かれている、いわば裏メニューで、醤油ラーメン+豚の角煮3点がミックスしたメニューだった。(税込み1000円)
食べてみたら、味は昔ながらの醤油ラーメンでとても美味しく、豚の角煮が絶品で最高の一品だった。
お腹がいっぱいになった後、次の山・奥山寺の遊仙峡を目指す。(別記事)
GPS軌跡。
コメント
コメント一覧 (4)
急に割り込ませていただき、ありがとうございました。蒸し暑くて大汗かかせられましたが、ヒメサユリの瑞々しい花に癒されました。久し振りのきじまラーメンも気に入っていただけて、良かったです。
機会がありましたら、またよろしくお願いします。
今年は夏日に何回か登っていながら、この日は特に暑さが厳しかったと思います。
ヒメサユリがちょうど見ごろで最高でしたね。
美味しいラーメン店を教えていただきありがとうございます。
お話の通りヒメサユリの見頃に当たって、初めての富神山は最高のタイミングでした。
「きじま」のミックスラーメン醤油を食べられたのは奇跡ですね。
開花したばかりの瑞々しいヒメサユリばかりでしたね。
角煮はすぐに売り切れてしまうらしいので、開店即入店の作戦が当たりました。