登山道調査で5年ぶりに土内から台山を往復してきた。
昨年。蒲沢登山口から権八小屋跡を経て台山を歩いたが、その時、山頂から西側も刈り払いが行われている様子を見て、土内方面の登山道の状態を確認する必要があると思っていた。
【 6/6 台山(1078m) 山形・神室連峰 】
火打新道登山口~銀次郎小屋~不動山林道~台山登山口~枡沢ダムへ至る稜線~前山~892m峰~台山(往復)
前回歩いた時は稜線下部で伐採作業が行われていて、ブル道が錯綜し、登山道が分かりにくくなっていて、それがどう変化したか気になっていた。
また山と高原地図において本コースは地図のスペースが足りず、標高825mの前山以西がカットされているが、破線ルートを記載している関係上、歩ける状態か否か調べる必要がある。
基本的に行政機関が通行禁止にしている登山道および林道は、山と高原地図には記載しない決まりになっているが、本コースはそんなお達しもなく、実際に歩いている登山者がいるため、面倒でも踏査しなければならないのだ。
例えば虎毛山を例にとると、メインルートの赤倉沢コースは今も秋田県のHPには通行禁止の扱いになっている。昨年の干支は寅年だったため、地元の山岳会で一日限定の登山イベントを行ったが、それは県および地元の行政機関の承認があってできたことだ。登山関連のSNSで「登山道の復旧工事が休みの日曜祝日には登っても良い。」とアップされ、それを受けて実際に多くの方が登っているが、それは立ち入り禁止を無視して登っているだけで、出版物として発行される山と高原地図に「入山可能」とは記載できない。
確実に車を停められる火打新道登山口からスタート。

昨年。蒲沢登山口から権八小屋跡を経て台山を歩いたが、その時、山頂から西側も刈り払いが行われている様子を見て、土内方面の登山道の状態を確認する必要があると思っていた。
【 6/6 台山(1078m) 山形・神室連峰 】
火打新道登山口~銀次郎小屋~不動山林道~台山登山口~枡沢ダムへ至る稜線~前山~892m峰~台山(往復)
前回歩いた時は稜線下部で伐採作業が行われていて、ブル道が錯綜し、登山道が分かりにくくなっていて、それがどう変化したか気になっていた。
また山と高原地図において本コースは地図のスペースが足りず、標高825mの前山以西がカットされているが、破線ルートを記載している関係上、歩ける状態か否か調べる必要がある。
基本的に行政機関が通行禁止にしている登山道および林道は、山と高原地図には記載しない決まりになっているが、本コースはそんなお達しもなく、実際に歩いている登山者がいるため、面倒でも踏査しなければならないのだ。
例えば虎毛山を例にとると、メインルートの赤倉沢コースは今も秋田県のHPには通行禁止の扱いになっている。昨年の干支は寅年だったため、地元の山岳会で一日限定の登山イベントを行ったが、それは県および地元の行政機関の承認があってできたことだ。登山関連のSNSで「登山道の復旧工事が休みの日曜祝日には登っても良い。」とアップされ、それを受けて実際に多くの方が登っているが、それは立ち入り禁止を無視して登っているだけで、出版物として発行される山と高原地図に「入山可能」とは記載できない。
確実に車を停められる火打新道登山口からスタート。

銀次郎小屋の右手から入山する。
小屋ではミニ写真展が10月初旬まで行われているようだ。

スギの植林地を少し登り、途中からコンターラインに沿って北西にトラバースすると不動山林道に出る。前回歩いた時には貯木場になっていた場所だ。
林道を少し下り、右に分岐する林道に入る。

林道沿いにヤグルマソウが咲く。

Yの字に分岐する場所が神室山・台山登山口。
登山道は左折し金堀沢に沿って登る。
朝露でズボンの裾がダラ濡れになる。

以前分かりにくかったブル道から登山道が分岐する地点。
現在はブル道が薮化し、自然と登山道に導かれる格好になっていた。
右下に水場の標識があるが、沢に降りる道は存在しない。

スギ林の湿った急坂を登る。帰りは足元が滑りそうで注意箇所だ。
やがて広い伐採地に出る。前回、登山道が消え山勘で登った場所だが、現在は多少草薮に覆われてはいるものの、顕著な踏み跡があるので迷うことはない。

伐採地の上部からみた西火打岳。
強い日差しを受け汗だくになる。気温がどんどん上昇しているようだ。

やがて台山から不動山を結ぶ稜線に乗り上げる。
少し掠れていた標識が新しくなり、左に派生する山道には「枡沢ダム(不通)」と記載内容が変わっていた。過去に歩いた方の記録を見ると薮化が激しいらしい。

稜線を東にたどる。
最初は右手がカラマツとブナの混成林、左手にはブナの二次林が広がる。

前山の急登にかかる手前のブナ林。
山頂まで展望のない本コースの数少ない見どころの一つ。

尾根を登り切って、登山道はいったん南に向きを変える、
ほぼ直角に東進すると標高825mの前山山頂に着く。
前山とは地元の呼称で三角点名は伽室山。

標高892mの独標手前まで比較的道が整備され、枯れ枝も登山道脇に避けられていた。
最近歩いたスパイク長靴もしくはスパイク地下足袋の足跡があり、この近辺はタケノコ採りの穴場になっている感じ。
太いネマガリタケのエリアを過ぎると、道は急に薮っぽくなる。















小屋ではミニ写真展が10月初旬まで行われているようだ。

スギの植林地を少し登り、途中からコンターラインに沿って北西にトラバースすると不動山林道に出る。前回歩いた時には貯木場になっていた場所だ。
林道を少し下り、右に分岐する林道に入る。

林道沿いにヤグルマソウが咲く。

Yの字に分岐する場所が神室山・台山登山口。
登山道は左折し金堀沢に沿って登る。
朝露でズボンの裾がダラ濡れになる。

以前分かりにくかったブル道から登山道が分岐する地点。
現在はブル道が薮化し、自然と登山道に導かれる格好になっていた。
右下に水場の標識があるが、沢に降りる道は存在しない。

スギ林の湿った急坂を登る。帰りは足元が滑りそうで注意箇所だ。
やがて広い伐採地に出る。前回、登山道が消え山勘で登った場所だが、現在は多少草薮に覆われてはいるものの、顕著な踏み跡があるので迷うことはない。

伐採地の上部からみた西火打岳。
強い日差しを受け汗だくになる。気温がどんどん上昇しているようだ。

やがて台山から不動山を結ぶ稜線に乗り上げる。
少し掠れていた標識が新しくなり、左に派生する山道には「枡沢ダム(不通)」と記載内容が変わっていた。過去に歩いた方の記録を見ると薮化が激しいらしい。

稜線を東にたどる。
最初は右手がカラマツとブナの混成林、左手にはブナの二次林が広がる。

前山の急登にかかる手前のブナ林。
山頂まで展望のない本コースの数少ない見どころの一つ。

尾根を登り切って、登山道はいったん南に向きを変える、
ほぼ直角に東進すると標高825mの前山山頂に着く。
前山とは地元の呼称で三角点名は伽室山。

標高892mの独標手前まで比較的道が整備され、枯れ枝も登山道脇に避けられていた。
最近歩いたスパイク長靴もしくはスパイク地下足袋の足跡があり、この近辺はタケノコ採りの穴場になっている感じ。
太いネマガリタケのエリアを過ぎると、道は急に薮っぽくなる。

標高892m独標の最高点付近から火打岳が見えている。

やっと台山の姿が見えた。

岩混じりの急坂を一気に登る。
登山道にある邪魔な枯れ枝を片付けながらの行程だ。
登山道に草が被っているため、一歩一歩足場を確認しながら歩く。
登山道にある邪魔な枯れ枝を片付けながらの行程だ。
登山道に草が被っているため、一歩一歩足場を確認しながら歩く。

以前、鳥海山が梢越しに望めた場所は、木々が伸びて見えなくなっていた。
台山は頂稜に乗り上げてからが、なかなか山頂に着かず遠く感じる。
そして台山山頂に到着。
台山は頂稜に乗り上げてからが、なかなか山頂に着かず遠く感じる。
そして台山山頂に到着。

座ると景色が見えないので、立って神室連峰の山々を眺める。
東には台山最高点の1086m峰の奥に神室山が望める。
東には台山最高点の1086m峰の奥に神室山が望める。

歩いたばかりの天狗森(左)から小又山への稜線。

5月に登った火打岳。

さらに右に視線を振ると八森山と杢蔵山も見えている。
台山は正に神室連峰の大展望台だ。
温かいコーヒーを飲みながらマスさんお手製の和菓子「もちもち抹茶ロール」を食べる。
直射日光で半袖から出た腕がヒリヒリ焼けていくのが分かる。
この日、新庄では気温30度を超えたようだ。
台山は正に神室連峰の大展望台だ。
温かいコーヒーを飲みながらマスさんお手製の和菓子「もちもち抹茶ロール」を食べる。
直射日光で半袖から出た腕がヒリヒリ焼けていくのが分かる。
この日、新庄では気温30度を超えたようだ。

帰路、樹林帯の日陰に入ると少し涼しく感じてほっとする。
まとわりつくブユに辟易しながらユキザサの写真を撮る。
他に咲いている花は僅か。今は花の端境期だ。
まとわりつくブユに辟易しながらユキザサの写真を撮る。
他に咲いている花は僅か。今は花の端境期だ。

892m独標を過ぎてすぐに前方から「ハッピー・バースデー・ツー・ユー」と歌う女性の声が微かに聴こえてきた。何でこんな森の中で???
少しの怖さを抑えて先に進むと、山菜ザックと携帯ラジオが登山道の脇に置かれていた。
タケノコ採りでササヤブに突入している人が、道迷い防止のために置いたものだった。
前山から美しいブナ林の中を急降する。
少しの怖さを抑えて先に進むと、山菜ザックと携帯ラジオが登山道の脇に置かれていた。
タケノコ採りでササヤブに突入している人が、道迷い防止のために置いたものだった。
前山から美しいブナ林の中を急降する。

咲き始めのギンリョウソウ。

稜線の分岐で谷から吹き上げる涼しい風に吹かれて休憩する。
ここから下は風が通らない南斜面の急坂と、林道歩きになる。
古いブル道を下っていくと小沢を渡る。
そこで汗で汚れた身体を拭いてさっぱりする。
不動山林道のT字路分岐には登山口の標識が設置されていた。
ここから下は風が通らない南斜面の急坂と、林道歩きになる。
古いブル道を下っていくと小沢を渡る。
そこで汗で汚れた身体を拭いてさっぱりする。
不動山林道のT字路分岐には登山口の標識が設置されていた。

帰路、萩野付近から台山を振り返る。
地味な山だが、累積標高差は970m。
なかなか登り応えのある山で侮れない。
地味な山だが、累積標高差は970m。
なかなか登り応えのある山で侮れない。

GPS軌跡。

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