モンベル仙台港店に注文した商品が届いたとの連絡を受けて店舗に伺った後、時間があるので仙台港南側の蒲生地区にある日和山に立ち寄ってみました。
【 1/24 日和山(3m) 宮城・仙台市近郊 】
日和山は1991年から1996年まで国土地理院によって「日本一低い山(6.05m)」と認められていた。
しかし1997年に大阪市の天保山(4.53m)の山名が地形図に再び記載されたために、日本一低い山の称号は失われ、「元祖日本一低い山」と名乗っていた。
だがこの「元祖日本一低い山」は東日本大震災の大津波によって消滅してしまう。
震災以前は東側に蒲生干潟があり、西側は住宅地があった長閑な環境が一変した。
その後、甚大な震災被害と多くの犠牲者を出した蒲生地区の住民は、集団移転を余儀なくされ、現在、日和山の西側後背地は工業用地に再編され、仙台港に隣接する産業拠点になっている。
日和山前の駐車場に車を停めて、高い防潮堤の階段を登る。
振り返ると工場や倉庫が立ち並ぶ蒲生地区が望める。
写真に僅かに残るクロマツは大津波にも耐えた貴重な木だ。

【 1/24 日和山(3m) 宮城・仙台市近郊 】
日和山は1991年から1996年まで国土地理院によって「日本一低い山(6.05m)」と認められていた。
しかし1997年に大阪市の天保山(4.53m)の山名が地形図に再び記載されたために、日本一低い山の称号は失われ、「元祖日本一低い山」と名乗っていた。
だがこの「元祖日本一低い山」は東日本大震災の大津波によって消滅してしまう。
震災以前は東側に蒲生干潟があり、西側は住宅地があった長閑な環境が一変した。
その後、甚大な震災被害と多くの犠牲者を出した蒲生地区の住民は、集団移転を余儀なくされ、現在、日和山の西側後背地は工業用地に再編され、仙台港に隣接する産業拠点になっている。
日和山前の駐車場に車を停めて、高い防潮堤の階段を登る。
振り返ると工場や倉庫が立ち並ぶ蒲生地区が望める。
写真に僅かに残るクロマツは大津波にも耐えた貴重な木だ。

前に来た時には防潮堤を造っている最終で、日和山まで行くために北側を大きく迂回させられたが、今回は防潮堤のすぐ東側に日和山が見えている。

小雪混じりの冬の強い季節風が吹き荒れ、体感温度はとても寒い。
短時間で日和山の基部に着く。

この山は蒲生地区に住んでいた方々が土を盛って作った人工の山だ。

登山口から最高点まで9歩。

下山口もある。奥は蒲生干潟。

天気が良ければ牡鹿半島や金華山も望める景勝地だが、風雪の登山となった。

元々お住まいだった蒲生の方々の郷愁の思いが詰まった山。
決して洒落ではなく、真摯な気持ちで触れ合いたい山だと思う。
今年も山開きが開催される。

少しの時間で身体が冷えてしまった。
近くの自販機で買った温かいコーヒーが美味しかった。

小雪混じりの冬の強い季節風が吹き荒れ、体感温度はとても寒い。
短時間で日和山の基部に着く。

この山は蒲生地区に住んでいた方々が土を盛って作った人工の山だ。

登山口から最高点まで9歩。

下山口もある。奥は蒲生干潟。

天気が良ければ牡鹿半島や金華山も望める景勝地だが、風雪の登山となった。

元々お住まいだった蒲生の方々の郷愁の思いが詰まった山。
決して洒落ではなく、真摯な気持ちで触れ合いたい山だと思う。
今年も山開きが開催される。

少しの時間で身体が冷えてしまった。
近くの自販機で買った温かいコーヒーが美味しかった。
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