花山の御駒山で今年最初の山と高原地図の登山道調査を行った。
4月上旬から調査ができたのは初めての経験だ。
【 4/5 御駒山(522m) 宮城・県北の低山 】
国立花山青少年自然の家~あなぐまコース周回~ほたるの道コース~入所ハイキングコース入口~かもしかコース合流点~花山沢封鎖ゲート~中央コース分岐~国立花山青少年自然の家~かもしかコース~花山沢封鎖ゲート~中央コース分岐~御駒山~K点~林道花山文字線~御嶽山アズマシャクナゲ群生地~K点~国立花山青少年自然の家
今回は御駒山のハイキングコースとウォークラリーのコースを全て踏査する目的で訪れた。
これらの道は国立花山青少年自然の家のHPに記載され、PDFデータでダウンロードできる。
登山とは関係ないオリエンテーリングと沢コースは歩く意味がないため割愛している。
あまりに変則的なコース採りを余儀なくされるため、他の人を誘うのは躊躇われ単独で歩いた。
結果的に歩いた距離は約12km、累積標高差は約960mとなり、精神的にもハードな山歩きだった。
花山湖越しに御駒山を望む。
この頃、栗駒山には雲がかかっていた。

4月上旬から調査ができたのは初めての経験だ。
【 4/5 御駒山(522m) 宮城・県北の低山 】
国立花山青少年自然の家~あなぐまコース周回~ほたるの道コース~入所ハイキングコース入口~かもしかコース合流点~花山沢封鎖ゲート~中央コース分岐~国立花山青少年自然の家~かもしかコース~花山沢封鎖ゲート~中央コース分岐~御駒山~K点~林道花山文字線~御嶽山アズマシャクナゲ群生地~K点~国立花山青少年自然の家
今回は御駒山のハイキングコースとウォークラリーのコースを全て踏査する目的で訪れた。
これらの道は国立花山青少年自然の家のHPに記載され、PDFデータでダウンロードできる。
登山とは関係ないオリエンテーリングと沢コースは歩く意味がないため割愛している。
あまりに変則的なコース採りを余儀なくされるため、他の人を誘うのは躊躇われ単独で歩いた。
結果的に歩いた距離は約12km、累積標高差は約960mとなり、精神的にもハードな山歩きだった。
花山湖越しに御駒山を望む。
この頃、栗駒山には雲がかかっていた。

国立花山青少年自然の家の駐車場に車を停め、最初にウォークラリーに使われるあなぐまコースを歩く。
車道を下り、キャンプファイヤーの広場から本館と御駒山を見上げる。

あなぐまコースはトイレ棟の下から西へ派生するウォークラリーコースだ。
最初尾根に乗り、途中から尾根を外れて急斜面を下る。

下りの途中、清水山(中央右の手前のピーク)と大倉山が見えた。

T字路を左折して国立花山青少年自然の家キャンプ場に立ち寄る。
バンガローやシャワー施設がある立派なキャンプ場だった。

あなぐまコースに戻り、急な階段を下って車道に出る。
そこは沢コースの入口地点だった。

車道を北へ進むと、右にあなぐまコースBの入口がある。

沢筋の道にはカタクリが咲き始めていた。

小沢を見下ろす。

右の斜面で物音が聴こえたので見上げるとカモシカがこちらを見ていた。

一部、小沢の水際を歩く場所もある。

キクザキイチリンソウは花が開いていない。

沢から離れ、急坂を一段登ると舗装道路に出た。
左下にはため池がある。

舗装道路を登ると炊事棟が現れた。
広い道路を緩く登って、再びキャンプファイヤー広場へ。
その南側にほたるの道が派生している。
この道はスギ林の中を下っていて面白みに欠ける。

地形図で沼の記載があったが、それはこの砂防ダム上部を指していた。
しかし沼は単なる湿地の状態だった。

車道に出て右折。
緩く車道を下ると入所ハイキングコース入口に着く。

スギ林の中でかもしかコースが左から合流する。
斜面を南へトラバースし、急な小尾根を直登する。
この急斜面をもう一回登ると思うとうんざりした。

御駒山の南尾根に乗り上げる。
花山沢方面に行く道は現在も通行禁止。

明るい雑木林の尾根を登る。

あちこちでマンサクの花が見られた。

道にウスタビガの繭が落ちていた。

中央コースの分岐で青少年自然の家の職員の方々が休憩していた。
ハイキングコースの整備で、落ちた枝を道の横に移動していた。
この分岐を左折し、国立花山青少年自然の家へいったん下る。
登山に来たわけではなく、登山道調査に来たのですべての道を歩くのが前提だ。
途中、僅かながらイワウチワが咲き始めていた。

中央コースの登山口の上から国立花山青少年自然の家を見下ろす。

駐車場の南側から派生するかもしかコースに入る。

下り中心かと思うが、かもしかコースは意外にアップダウンが多い。
途中、二つのオリエンテーリングコースが合流する。

山中、イワウチワがいち早く開花する場所に着いた。

今年は未だ開花に早いか、と全然期待していなかったが、これだけ咲いている姿を見られれば満足だった。


スギの植林地に入って間もなく、入所ハイキングコース入口から登ってきた道と合流する。
ここから中央コース分岐まで再び同じルートを辿る。
モチベーションはガタ落ちだが、仕事なのでしょうがない。
歩くルートを入山前にいろいろ考えたが、これが一番効率的なルートと思えた。

ステップが薄く、ロープがベタ張りの急坂は意識してかなりゆっくりペースで登った。
南尾根に着いたところで腹が減ったのでおにぎり一個食べる。
この雑木林の尾根筋は何回歩いても飽きない。

中央コースの分岐から山頂までの道はメインルートなので、良く踏まれて木の根が張り出している。

山頂手前の三角点ピークに着く。
山頂まであと僅かな距離を残すのみ。

スギ木立ちに囲まれた静かな山頂広場に着く。
南側に花山湖が見える以外、展望はまったくない。

御駒山山頂の祠にお参りし、花山湖を眺めながら昼食をとる。

デザートはマスさんお手製の和菓子「緑茶しぐれ」。
甘い和菓子を食べて、疲れが飛んだ感じがした。
ここから先の行程は概ね下りベースなので気が楽になる。

北の林道花山文字線へ下る道筋にがブナの木があり、大好きな場所だ

梢越しに大土ヶ森が見える。
通常、御駒山とセットで登る山であるが、今回は御駒山のみで充分だった。

北側のガレて足場の悪い急坂を下る。
梢越しに栗駒山が見えるが、木々が邪魔ではっきり見える場所はなかった。

K点の表示がある場所で御駒山林道と合流する。
付近の林床には数輪咲いていたイワウチワと、セリバオウレンを見かけた。

林道花山文字線に出て、御嶽山のアズマシャクナゲ群生地を見に行く。

林道脇に咲くキブシ。

アズマシャクナゲ群生地は以前より木々が整理され見やすくなった印象を持った。
しかしこの時はゲートの扉が施錠され、群生地内に入れない状況だった。
写真の緑の部分が全てアズマシャクナゲ群生地だ。

林道花山文字線を戻り、K点から御駒山林道を下る。
林道法面の上部に群生するイワウチワが数箇所で花開き、美しい花園を見せていた。

国立花山青少年自然の家本館の北側を通って駐車場へ戻る。

低山とは侮れない意外にハードな調査が終わった。
もう少し展望が利く場所があったなら、もっと人気の出る山だと思うが、ずっと雑木林の中を歩ける点では貴重な山とも感じる。
帰路、ミズバショウ公園に立ち寄った。


公園から花山湖を見る。

展望台に上がって見ると、ミズバショウ公園の奥に登ってきた御嶽山の頭が見えていた。

GPS軌跡。

車道を下り、キャンプファイヤーの広場から本館と御駒山を見上げる。

あなぐまコースはトイレ棟の下から西へ派生するウォークラリーコースだ。
最初尾根に乗り、途中から尾根を外れて急斜面を下る。

下りの途中、清水山(中央右の手前のピーク)と大倉山が見えた。

T字路を左折して国立花山青少年自然の家キャンプ場に立ち寄る。
バンガローやシャワー施設がある立派なキャンプ場だった。

あなぐまコースに戻り、急な階段を下って車道に出る。
そこは沢コースの入口地点だった。

車道を北へ進むと、右にあなぐまコースBの入口がある。

沢筋の道にはカタクリが咲き始めていた。

小沢を見下ろす。

右の斜面で物音が聴こえたので見上げるとカモシカがこちらを見ていた。

一部、小沢の水際を歩く場所もある。

キクザキイチリンソウは花が開いていない。

沢から離れ、急坂を一段登ると舗装道路に出た。
左下にはため池がある。

舗装道路を登ると炊事棟が現れた。
広い道路を緩く登って、再びキャンプファイヤー広場へ。
その南側にほたるの道が派生している。
この道はスギ林の中を下っていて面白みに欠ける。

地形図で沼の記載があったが、それはこの砂防ダム上部を指していた。
しかし沼は単なる湿地の状態だった。

車道に出て右折。
緩く車道を下ると入所ハイキングコース入口に着く。

スギ林の中でかもしかコースが左から合流する。
斜面を南へトラバースし、急な小尾根を直登する。
この急斜面をもう一回登ると思うとうんざりした。

御駒山の南尾根に乗り上げる。
花山沢方面に行く道は現在も通行禁止。

明るい雑木林の尾根を登る。

あちこちでマンサクの花が見られた。

道にウスタビガの繭が落ちていた。

中央コースの分岐で青少年自然の家の職員の方々が休憩していた。
ハイキングコースの整備で、落ちた枝を道の横に移動していた。
この分岐を左折し、国立花山青少年自然の家へいったん下る。
登山に来たわけではなく、登山道調査に来たのですべての道を歩くのが前提だ。
途中、僅かながらイワウチワが咲き始めていた。

中央コースの登山口の上から国立花山青少年自然の家を見下ろす。

駐車場の南側から派生するかもしかコースに入る。

下り中心かと思うが、かもしかコースは意外にアップダウンが多い。
途中、二つのオリエンテーリングコースが合流する。

山中、イワウチワがいち早く開花する場所に着いた。

今年は未だ開花に早いか、と全然期待していなかったが、これだけ咲いている姿を見られれば満足だった。


スギの植林地に入って間もなく、入所ハイキングコース入口から登ってきた道と合流する。
ここから中央コース分岐まで再び同じルートを辿る。
モチベーションはガタ落ちだが、仕事なのでしょうがない。
歩くルートを入山前にいろいろ考えたが、これが一番効率的なルートと思えた。

ステップが薄く、ロープがベタ張りの急坂は意識してかなりゆっくりペースで登った。
南尾根に着いたところで腹が減ったのでおにぎり一個食べる。
この雑木林の尾根筋は何回歩いても飽きない。

中央コースの分岐から山頂までの道はメインルートなので、良く踏まれて木の根が張り出している。

山頂手前の三角点ピークに着く。
山頂まであと僅かな距離を残すのみ。

スギ木立ちに囲まれた静かな山頂広場に着く。
南側に花山湖が見える以外、展望はまったくない。

御駒山山頂の祠にお参りし、花山湖を眺めながら昼食をとる。

デザートはマスさんお手製の和菓子「緑茶しぐれ」。
甘い和菓子を食べて、疲れが飛んだ感じがした。
ここから先の行程は概ね下りベースなので気が楽になる。

北の林道花山文字線へ下る道筋にがブナの木があり、大好きな場所だ

梢越しに大土ヶ森が見える。
通常、御駒山とセットで登る山であるが、今回は御駒山のみで充分だった。

北側のガレて足場の悪い急坂を下る。
梢越しに栗駒山が見えるが、木々が邪魔ではっきり見える場所はなかった。

K点の表示がある場所で御駒山林道と合流する。
付近の林床には数輪咲いていたイワウチワと、セリバオウレンを見かけた。

林道花山文字線に出て、御嶽山のアズマシャクナゲ群生地を見に行く。

林道脇に咲くキブシ。

アズマシャクナゲ群生地は以前より木々が整理され見やすくなった印象を持った。
しかしこの時はゲートの扉が施錠され、群生地内に入れない状況だった。
写真の緑の部分が全てアズマシャクナゲ群生地だ。

林道花山文字線を戻り、K点から御駒山林道を下る。
林道法面の上部に群生するイワウチワが数箇所で花開き、美しい花園を見せていた。

国立花山青少年自然の家本館の北側を通って駐車場へ戻る。

低山とは侮れない意外にハードな調査が終わった。
もう少し展望が利く場所があったなら、もっと人気の出る山だと思うが、ずっと雑木林の中を歩ける点では貴重な山とも感じる。
帰路、ミズバショウ公園に立ち寄った。


公園から花山湖を見る。

展望台に上がって見ると、ミズバショウ公園の奥に登ってきた御嶽山の頭が見えていた。

GPS軌跡。

コメント
コメント一覧 (2)
ここはいろいろ歩けて良いところ。また行って見たいものです。
ご一緒した時と同じ場所で咲いていましたよ。
あちこち歩きすぎて流石に大土ヶ森に行くことはできませんでした。