14日(火)神室連峰の八森山へ登山道調査に行ってきた。
今回は薬師原登山口から八森山へ登り、主稜線を槍ヶ先まで縦走し、親倉見登山口へ周回するルートだ。
親倉見登山口から火打岳までは昨年歩き、主稜線の八森山北側分岐から八森山西峰までは2年前に歩いているが、最近の調査で抜けがあるルートを歩く必要がある。
【 5/14 八森山(1098m)から槍ヶ先(1050m) 山形・神室連峰 】
親倉見駐車場~薬師原登山口~市町境稜線~八森山~八森山西峰~八森山~八森山北側分岐~烏帽子山~槍ヶ先~親倉見登山口~親倉見駐車場
朝6時に親倉見駐車場を出発する。
薬師原登山口まで約3kmの車道歩きだ。
熊ノ返山を眺めながら南へ進む。

今回は薬師原登山口から八森山へ登り、主稜線を槍ヶ先まで縦走し、親倉見登山口へ周回するルートだ。
親倉見登山口から火打岳までは昨年歩き、主稜線の八森山北側分岐から八森山西峰までは2年前に歩いているが、最近の調査で抜けがあるルートを歩く必要がある。
【 5/14 八森山(1098m)から槍ヶ先(1050m) 山形・神室連峰 】
親倉見駐車場~薬師原登山口~市町境稜線~八森山~八森山西峰~八森山~八森山北側分岐~烏帽子山~槍ヶ先~親倉見登山口~親倉見駐車場
朝6時に親倉見駐車場を出発する。
薬師原登山口まで約3kmの車道歩きだ。
熊ノ返山を眺めながら南へ進む。

車道の日当たりの良い場所にはタニウツギがたくさん咲いている。

右から歩いてきて左の未舗装の林道に入る。
林道は普通車でも問題なく走行できる状態だった。

広い駐車スペースを過ぎ、狭くなった林道を奥に進むと、右手に薬師原登山口がある。
すぐに小沢を渡るが既に踏板が設置されていた。

二合目まではスギ林の急坂を登る。
合目表示は失われたものも多かった。
途中、烏帽子山(左)と槍ヶ先、そして大尺山が望める場所があった。

この日は湿度が低く、禿岳に登った時の様な蒸し暑さを感じず体力的に楽だった。
ときどき北側の展望が開け、都度立ち止まって写真を撮った。

例年5月下旬ごろまで雪が残る場所があるが、今年は完全に雪は消え、イワウチワもほとんどの花が落ちていた。ほぼ白っぽいイワウチワの花が少しだけ咲き残っている。

市町境の稜線に出る直前の斜面も雪が消えて簡単に登れた。
稜線に出ると涼しい風が吹き抜けている。
曲沢の対岸にそびえる杢蔵山が大きい。

870mの小ピークを越えると目指す八森山が見えた。
凄く近く見えるが、ここから標高差220mもあるので楽ではない。

ここまで薮っぽい場所は無かったが、市町境稜線の西側に道が回り込むと、写真の様にササが登山道に被ってくる。道は顕著で迷う箇所はないけど、朝方まで稜線を隠していた雲の水滴がササに付いていているため、水滴をストックではらい落としながら進むため時間がかかった。

八森山東峰直下から八森山西峰と杢蔵山、そして月山を見る。

展望のない八森山東峰を過ぎ、西峰へ向かう。
釣り尾根からは南側の展望が一気に広がり、南東には水田に水が張られた最上盆地が一望できた。

2年ぶりの八森山西峰山頂。
かつて立っていた学校登山の看板は掠れて見えないか、もしくは座るための板になっていた。
奥に鳥海山が見え、神室連峰の一座に立っていると実感する。

南西には杢蔵山越しに月山が望める。
コッペパンを食べながら南側に広がる景色を楽しむ。
空気が澄んでいるとはいえ、蔵王連峰や朝日連峰は雲がかかって見えなかった。

西峰から東峰へ戻る。

広大な笹原の尾根を北上する。
ヤセ尾根が続く神室連峰の中で一番高原的な場所だと思う。

一か所だけミネザクラが咲き残っている場所があった。

1031m峰の南側から八森山を振り返る。

1031m峰を過ぎた地点で刈り払い状態が格段に良くなる。
八森山北側の分岐に立っている標識が倒れていた。何故?

分岐付近に咲くシラネアオイ。

分岐を過ぎるとヤセ尾根になり、東側が急角度で切れ落ちてくる。
見下ろす尾根の新緑が美しい。

足元にツバメオモトの花が咲いている。

満開のオオカメノキ。

イワカガミも彼方此方に咲いていた。

涼しい東風に吹かれながら快適にヤセ尾根を通過する。
烏帽子山と槍ヶ先がどんどん近づいてくる。
背後の山は大尺山と火打岳。

ミツバオウレン。
この日はマクロレンズを持ってこなかったので接写はできなかった。

八森山から先はずっと鳥海山の勇姿を見ながら歩いた。

歩いてきたヤセ尾根を振り返る。
ミニ障子ヶ岳と言った雰囲気でお気に入りのアングルだ。

刃場沢に切れ落ちるスラブ。

烏帽子山の登りから刃場沢と最上盆地を望む。
この頃からようやく右奥の船形連峰にかかっていた雲が飛んだ。

烏帽子山への登りはニッコウキスゲの葉を踏まない様に注意して歩く。
何の変哲もない烏帽子山山頂を過ぎて下り始めると、登山道はシラネアオイロードになっていた。

中段から更に近づいた槍ヶ先と大尺山、火打岳を見る。

またまた出てきたシラネアオイの群生地。

膨大な量の積雪を物語る様に烏帽子山と槍ヶ先の鞍部は船窪地形になっている。
少しだけ残った残雪の脇にキクザキイチリンソウが咲いていた。

越えてきた烏帽子山と船窪地形。

登山道脇に咲くオオバキスミレ。

槍ヶ先直下から八森山を振り返る。
5月中旬なのにほとんど残雪が無いのは初めて見た。

槍ヶ先山頂に到着。
背後に大尺山と火打岳が見える。そのコースは昨年調査で歩いたので今年は行かない。

山頂で左に月山、右に鳥海山を眺めながらお昼休みを取る。
あまりブユに集られることもなく、エチゴキジムシロが咲く快適な山頂で40分も休んでしまった。
帰りは親倉見登山口まで休むことなく一気に下る。
下り始めは最上盆地が見えるが、すぐに樹林帯に入ってしまう。

ムラサキヤシオ。

タムシバ。

親倉見のコースは整備度抜群でとても歩きやすい。
四合目付近までずっとブナの森が続く点も素晴らしいと思う。
必ず写真を撮ってしまう四本ブナ。

エゾハルゼミの蝉時雨が涼し気に感じる。

サンショウウオの卵がたくさんある沼を過ぎると、677mピークの北側をトラバースする箇所に出る。ここも雪が残ると非常に危ない箇所だが、今年は完全に雪が消えていた。

足場の悪い急坂を下ると、権現山や禿岳が望める崩壊地に出る。

登山口付近にある山神様と親倉見の大松。
大松は枯死寸前の状態だった。この巨木、後何回見られるだろうか?

鳥居がある親倉見登山口に着く。
駐車場に戻り、田んぼの導水路で汗を洗い流して帰路についた。

今回のコース、小粒ではあるが神室連峰の良さを手軽に味わえるコースだと思う。
GPS軌跡。


右から歩いてきて左の未舗装の林道に入る。
林道は普通車でも問題なく走行できる状態だった。

広い駐車スペースを過ぎ、狭くなった林道を奥に進むと、右手に薬師原登山口がある。
すぐに小沢を渡るが既に踏板が設置されていた。

二合目まではスギ林の急坂を登る。
合目表示は失われたものも多かった。
途中、烏帽子山(左)と槍ヶ先、そして大尺山が望める場所があった。

この日は湿度が低く、禿岳に登った時の様な蒸し暑さを感じず体力的に楽だった。
ときどき北側の展望が開け、都度立ち止まって写真を撮った。

例年5月下旬ごろまで雪が残る場所があるが、今年は完全に雪は消え、イワウチワもほとんどの花が落ちていた。ほぼ白っぽいイワウチワの花が少しだけ咲き残っている。

市町境の稜線に出る直前の斜面も雪が消えて簡単に登れた。
稜線に出ると涼しい風が吹き抜けている。
曲沢の対岸にそびえる杢蔵山が大きい。

870mの小ピークを越えると目指す八森山が見えた。
凄く近く見えるが、ここから標高差220mもあるので楽ではない。

ここまで薮っぽい場所は無かったが、市町境稜線の西側に道が回り込むと、写真の様にササが登山道に被ってくる。道は顕著で迷う箇所はないけど、朝方まで稜線を隠していた雲の水滴がササに付いていているため、水滴をストックではらい落としながら進むため時間がかかった。

八森山東峰直下から八森山西峰と杢蔵山、そして月山を見る。

展望のない八森山東峰を過ぎ、西峰へ向かう。
釣り尾根からは南側の展望が一気に広がり、南東には水田に水が張られた最上盆地が一望できた。

2年ぶりの八森山西峰山頂。
かつて立っていた学校登山の看板は掠れて見えないか、もしくは座るための板になっていた。
奥に鳥海山が見え、神室連峰の一座に立っていると実感する。

南西には杢蔵山越しに月山が望める。
コッペパンを食べながら南側に広がる景色を楽しむ。
空気が澄んでいるとはいえ、蔵王連峰や朝日連峰は雲がかかって見えなかった。

西峰から東峰へ戻る。

広大な笹原の尾根を北上する。
ヤセ尾根が続く神室連峰の中で一番高原的な場所だと思う。

一か所だけミネザクラが咲き残っている場所があった。

1031m峰の南側から八森山を振り返る。

1031m峰を過ぎた地点で刈り払い状態が格段に良くなる。
八森山北側の分岐に立っている標識が倒れていた。何故?

分岐付近に咲くシラネアオイ。

分岐を過ぎるとヤセ尾根になり、東側が急角度で切れ落ちてくる。
見下ろす尾根の新緑が美しい。

足元にツバメオモトの花が咲いている。

満開のオオカメノキ。

イワカガミも彼方此方に咲いていた。

涼しい東風に吹かれながら快適にヤセ尾根を通過する。
烏帽子山と槍ヶ先がどんどん近づいてくる。
背後の山は大尺山と火打岳。

ミツバオウレン。
この日はマクロレンズを持ってこなかったので接写はできなかった。

八森山から先はずっと鳥海山の勇姿を見ながら歩いた。

歩いてきたヤセ尾根を振り返る。
ミニ障子ヶ岳と言った雰囲気でお気に入りのアングルだ。

刃場沢に切れ落ちるスラブ。

烏帽子山の登りから刃場沢と最上盆地を望む。
この頃からようやく右奥の船形連峰にかかっていた雲が飛んだ。

烏帽子山への登りはニッコウキスゲの葉を踏まない様に注意して歩く。
何の変哲もない烏帽子山山頂を過ぎて下り始めると、登山道はシラネアオイロードになっていた。

中段から更に近づいた槍ヶ先と大尺山、火打岳を見る。

またまた出てきたシラネアオイの群生地。

膨大な量の積雪を物語る様に烏帽子山と槍ヶ先の鞍部は船窪地形になっている。
少しだけ残った残雪の脇にキクザキイチリンソウが咲いていた。

越えてきた烏帽子山と船窪地形。

登山道脇に咲くオオバキスミレ。

槍ヶ先直下から八森山を振り返る。
5月中旬なのにほとんど残雪が無いのは初めて見た。

槍ヶ先山頂に到着。
背後に大尺山と火打岳が見える。そのコースは昨年調査で歩いたので今年は行かない。

山頂で左に月山、右に鳥海山を眺めながらお昼休みを取る。
あまりブユに集られることもなく、エチゴキジムシロが咲く快適な山頂で40分も休んでしまった。
帰りは親倉見登山口まで休むことなく一気に下る。
下り始めは最上盆地が見えるが、すぐに樹林帯に入ってしまう。

ムラサキヤシオ。

タムシバ。

親倉見のコースは整備度抜群でとても歩きやすい。
四合目付近までずっとブナの森が続く点も素晴らしいと思う。
必ず写真を撮ってしまう四本ブナ。

エゾハルゼミの蝉時雨が涼し気に感じる。

サンショウウオの卵がたくさんある沼を過ぎると、677mピークの北側をトラバースする箇所に出る。ここも雪が残ると非常に危ない箇所だが、今年は完全に雪が消えていた。

足場の悪い急坂を下ると、権現山や禿岳が望める崩壊地に出る。

登山口付近にある山神様と親倉見の大松。
大松は枯死寸前の状態だった。この巨木、後何回見られるだろうか?

鳥居がある親倉見登山口に着く。
駐車場に戻り、田んぼの導水路で汗を洗い流して帰路についた。

今回のコース、小粒ではあるが神室連峰の良さを手軽に味わえるコースだと思う。
GPS軌跡。

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