日曜日は一人で亘理地塁山地の深山から四方山まで縦走してきた。
一部常磐線を使った変則的な山歩きなので、今回は誰も誘わなかった。
【 2/2 深山(287m)から四方山(272m) 宮城・阿武隈山地 】
亘理中央公民館東側の駐車場~常磐線亘理駅=山下駅~深山山麓少年の森~烏森~中峰の山桜~お別れ峠~深山~お太鼓峠~鳥越峠~石堂山~山家山~雷神山~明通峠~四方山~黒森山~月山神社分岐~夜討坂~閑居山~鴻ノ巣峠~愛宕沢登山口~亘理中央公民館東側の駐車場
当初は亘理神社の駐車場に車を停めるつもりだったが、亘理中央公民館の駐車場が空いていたので、そこに駐車して亘理駅まで歩く。駅の背後の悠里館(亘理町郷土資料館)が立派過ぎて、駅が付け足しの様だ。

一部常磐線を使った変則的な山歩きなので、今回は誰も誘わなかった。
【 2/2 深山(287m)から四方山(272m) 宮城・阿武隈山地 】
亘理中央公民館東側の駐車場~常磐線亘理駅=山下駅~深山山麓少年の森~烏森~中峰の山桜~お別れ峠~深山~お太鼓峠~鳥越峠~石堂山~山家山~雷神山~明通峠~四方山~黒森山~月山神社分岐~夜討坂~閑居山~鴻ノ巣峠~愛宕沢登山口~亘理中央公民館東側の駐車場
当初は亘理神社の駐車場に車を停めるつもりだったが、亘理中央公民館の駐車場が空いていたので、そこに駐車して亘理駅まで歩く。駅の背後の悠里館(亘理町郷土資料館)が立派過ぎて、駅が付け足しの様だ。

駅に早く着きすぎて、待合室で上り原ノ町行きの列車を30分待った。

山下駅まで10分200円。
高架の上にホームがあり、これから登る深山と鷹討山が見えた。

駅前で地図を確認。
震災後に整備された道と従来の道が交錯している。
上空を仙台空港に着陸する旅客機が飛んでいた。

駅から2.4km歩いて山寺地区に着く。
アップルラインから見た深山。
この位置からは山頂の鎮魂の鐘は見えない。

現在、工事中の深山山麓少年の森。
今年の夏にリニューアルオープンとか。
登山用の駐車場は使える。

深山神社にお参りして、ようやく山歩きがスタート。

ルートを一筆書きしたいので、たかぶつコースを登りに使う。
従来は深山山麓少年の森の中を近道できたが、現在は少し西側を迂回せねばならない。

水道山付近は車道を歩き、ようやく烏森に出る。
ここから尾根に取りつく。

木々が伐採されている箇所から深山の山頂付近が見えていた。
一帯の杉は花粉を飛ばし始めたようだ。

たかぶつコースの上部はイヌシデの木が多い。

お別れ峠を過ぎると深山山頂は近い。

鎮魂の鐘を鳴らす。

深山の山頂は鎮魂の鐘より一段高い位置にある。
この日は蔵王を始めとして奥羽山脈がくっきり見えた。
風もほとんどなく、最高の登山日和だった。

少し霞んでいるが北東には牡鹿半島と金華山も見える。

山頂で少し休んで、四方山への縦走を始める。
鳥越峠を過ぎた先にある石堂山。展望はない。

モミの木の中を進む。

角田市街地が望める小ピーク。

縦走路は主に東側がヒノキや杉の人工林、西側が雑木林の植生になる。
展望地は少なく、小さなアップダウンが続く。
山家山は休まず通過。

この時期までセミの抜け殻が落ちずについているのは、雪が少ない証左だ。

雷神山は明通峠へ下る最後のピーク。

急坂を一気に下って明通峠東側にある深山方面登山口に降り立つ。
この一帯に駐車場はない。

登山口の直ぐ西側に四方山へ向かう車道が分岐する。

前回歩いた時は電線の下が刈り払われていて、車道をかなりショートカットできたが、今回そのルートは薮化し歩ける状態になかった。仕方なく車道を忠実に歩く。
この頃から面白山でワカンを履いて歩いた時に痛めた、左内股の付け根の筋が痛くなってきた。
未だ先が長いのに・・・
車道の東端の場所は太平洋の展望地ともいえる所で、山下駅周辺の市街地が良く観察できた。

2.3kmの車道歩きは股の痛さもあって辟易した。

車道終点近くから見た吾妻連峰。

四方山の遊歩道入口。

12時を回って腹が減った。
四方山の展望台から360度の眺めを満喫したら、すぐに食事をとろう。

展望台の上から深山を望む。
右肩に見えるのは鹿狼山。

東側は海が見渡せる。

北西には南蔵王と中央蔵王。
手前を横切る川は阿武隈川。

二口山塊。
左から神室岳、糸岳、大東岳、面白山。

北には泉ヶ岳と船形連峰の三峰山、後白髪山。
手前の杉が繁茂した山はこれから行く黒森山。

北東にあるベンチまで行って、亘理町方面を眺めながら休憩を取った。

休憩後、黒森山へ向かって歩き出す。
四方山の展望台を振り返る。

最初はコナラなどの雑木林を緩く下る。

林越し見た黒森山。
登山道はよく整備されている。

一つ先の小ピークから黒森山までずっと暗い杉林の中を歩く。
その反動で、一等三角点がある黒森山の展望はことのほか開放的に感じる。
実際、蔵王連峰から栗駒山まで宮城県の奥羽山脈の名峰が一望できるのだ。

北上する度に少しずつ見え方が変わる蔵王連峰。

亘理地塁山地の北部・三門山がまだ遠い。
今回の縦走は西側が削りとられた砕石地の場所まで。

幾つか、東へ下る分岐を過ぎて夜討坂に着く。
股が痛くて歩行ペースはかなり落ちてしまったが、もう少しで縦走は終わりなので気が楽になる。

尾根がヤセているところから亘理の街並みが見えた。

閑居山はスギ林の中で暗く休み気がしない。

つつじの森の標識が建つ場所は、採石場の真上だ。

ロープがベタ張りの足場の悪いトラバース箇所を抜けた先に足尾神社の石碑がある。

角田盆地から東を望むと、尾根まで広範囲に削りとられた採石場が見える。
およそ落差100m一気に切れ落ちている。

この日の縦走路の終点・鴻ノ巣峠に着く。
ここを右折して愛宕沢登山口へ下る。

送電線鉄塔が建つ付近は明るい雑木林だが、すぐに杉林の中で道は下っていった。

前方が明るく開けてきた。

愛宕沢登山口に降り立つ。
仮設トイレがあり、駐車スペースは5台程度。

これまでの行程、ずっと新調したカメラバックを肩掛けに背負っていた。
それがコレ(TLZ70AW トップローディングバッグ)

フルサイズ一眼レフに24~70mmF2.8レンズの組み合わせは2kgを越え、肩掛けベルトが何度も緩んでしまい、そのため左足の動きが阻害された状態だった。
そこで従来通り、ザックの胸部分にカメラバックを固定させる背負い方に登山口で変えてみたところ、それまでの左股付け根の痛みが少し和らいできた。
左半身に重量が片より、バランスが崩れた状態で歩いていたのが痛みの原因の一つだったようだ。
県道14号に合流。
ちゃんと道標があるね。

後は交通量の多い県道を歩いて車に戻る。
この日は歩行距離約20km弱、累積標高差は約900あった。
その内、車道歩きは約7.7km。股の痛さもさることながら硬いアスファルトの上を歩いたために、足裏も少し痛くなった。
GPS軌跡。


山下駅まで10分200円。
高架の上にホームがあり、これから登る深山と鷹討山が見えた。

駅前で地図を確認。
震災後に整備された道と従来の道が交錯している。
上空を仙台空港に着陸する旅客機が飛んでいた。

駅から2.4km歩いて山寺地区に着く。
アップルラインから見た深山。
この位置からは山頂の鎮魂の鐘は見えない。

現在、工事中の深山山麓少年の森。
今年の夏にリニューアルオープンとか。
登山用の駐車場は使える。

深山神社にお参りして、ようやく山歩きがスタート。

ルートを一筆書きしたいので、たかぶつコースを登りに使う。
従来は深山山麓少年の森の中を近道できたが、現在は少し西側を迂回せねばならない。

水道山付近は車道を歩き、ようやく烏森に出る。
ここから尾根に取りつく。

木々が伐採されている箇所から深山の山頂付近が見えていた。
一帯の杉は花粉を飛ばし始めたようだ。

たかぶつコースの上部はイヌシデの木が多い。

お別れ峠を過ぎると深山山頂は近い。

鎮魂の鐘を鳴らす。

深山の山頂は鎮魂の鐘より一段高い位置にある。
この日は蔵王を始めとして奥羽山脈がくっきり見えた。
風もほとんどなく、最高の登山日和だった。

少し霞んでいるが北東には牡鹿半島と金華山も見える。

山頂で少し休んで、四方山への縦走を始める。
鳥越峠を過ぎた先にある石堂山。展望はない。

モミの木の中を進む。

角田市街地が望める小ピーク。

縦走路は主に東側がヒノキや杉の人工林、西側が雑木林の植生になる。
展望地は少なく、小さなアップダウンが続く。
山家山は休まず通過。

この時期までセミの抜け殻が落ちずについているのは、雪が少ない証左だ。

雷神山は明通峠へ下る最後のピーク。

急坂を一気に下って明通峠東側にある深山方面登山口に降り立つ。
この一帯に駐車場はない。

登山口の直ぐ西側に四方山へ向かう車道が分岐する。

前回歩いた時は電線の下が刈り払われていて、車道をかなりショートカットできたが、今回そのルートは薮化し歩ける状態になかった。仕方なく車道を忠実に歩く。
この頃から面白山でワカンを履いて歩いた時に痛めた、左内股の付け根の筋が痛くなってきた。
未だ先が長いのに・・・
車道の東端の場所は太平洋の展望地ともいえる所で、山下駅周辺の市街地が良く観察できた。

2.3kmの車道歩きは股の痛さもあって辟易した。

車道終点近くから見た吾妻連峰。

四方山の遊歩道入口。

12時を回って腹が減った。
四方山の展望台から360度の眺めを満喫したら、すぐに食事をとろう。

展望台の上から深山を望む。
右肩に見えるのは鹿狼山。

東側は海が見渡せる。

北西には南蔵王と中央蔵王。
手前を横切る川は阿武隈川。

二口山塊。
左から神室岳、糸岳、大東岳、面白山。

北には泉ヶ岳と船形連峰の三峰山、後白髪山。
手前の杉が繁茂した山はこれから行く黒森山。

北東にあるベンチまで行って、亘理町方面を眺めながら休憩を取った。

休憩後、黒森山へ向かって歩き出す。
四方山の展望台を振り返る。

最初はコナラなどの雑木林を緩く下る。

林越し見た黒森山。
登山道はよく整備されている。

一つ先の小ピークから黒森山までずっと暗い杉林の中を歩く。
その反動で、一等三角点がある黒森山の展望はことのほか開放的に感じる。
実際、蔵王連峰から栗駒山まで宮城県の奥羽山脈の名峰が一望できるのだ。

北上する度に少しずつ見え方が変わる蔵王連峰。

亘理地塁山地の北部・三門山がまだ遠い。
今回の縦走は西側が削りとられた砕石地の場所まで。

幾つか、東へ下る分岐を過ぎて夜討坂に着く。
股が痛くて歩行ペースはかなり落ちてしまったが、もう少しで縦走は終わりなので気が楽になる。

尾根がヤセているところから亘理の街並みが見えた。

閑居山はスギ林の中で暗く休み気がしない。

つつじの森の標識が建つ場所は、採石場の真上だ。

ロープがベタ張りの足場の悪いトラバース箇所を抜けた先に足尾神社の石碑がある。

角田盆地から東を望むと、尾根まで広範囲に削りとられた採石場が見える。
およそ落差100m一気に切れ落ちている。

この日の縦走路の終点・鴻ノ巣峠に着く。
ここを右折して愛宕沢登山口へ下る。

送電線鉄塔が建つ付近は明るい雑木林だが、すぐに杉林の中で道は下っていった。

前方が明るく開けてきた。

愛宕沢登山口に降り立つ。
仮設トイレがあり、駐車スペースは5台程度。

これまでの行程、ずっと新調したカメラバックを肩掛けに背負っていた。
それがコレ(TLZ70AW トップローディングバッグ)

フルサイズ一眼レフに24~70mmF2.8レンズの組み合わせは2kgを越え、肩掛けベルトが何度も緩んでしまい、そのため左足の動きが阻害された状態だった。
そこで従来通り、ザックの胸部分にカメラバックを固定させる背負い方に登山口で変えてみたところ、それまでの左股付け根の痛みが少し和らいできた。
左半身に重量が片より、バランスが崩れた状態で歩いていたのが痛みの原因の一つだったようだ。
県道14号に合流。
ちゃんと道標があるね。

後は交通量の多い県道を歩いて車に戻る。
この日は歩行距離約20km弱、累積標高差は約900あった。
その内、車道歩きは約7.7km。股の痛さもさることながら硬いアスファルトの上を歩いたために、足裏も少し痛くなった。
GPS軌跡。

コメント
コメント一覧 (4)
暫く亘理地塁山地を歩いていませんでしたが、太平洋と奥羽山脈の展望を楽しみにどこか行きたくなりました。
カメラのの出し入れなど新しいバッグの使い心地はいかがでしたか?
車道歩きが長くて足にきちゃいました。
亘理地塁山地は海を見ながら歩けるのがイイですね。
カメラバックは出し入れが格段にやり易くなりました。
しかし片方の肩に掛けるのは自分に合わないとつくづく実感しました。
この区間は常磐線が効率的に使える縦走路だと思います。
タクシー使うより安上がりでした。