曇りで風が強い予報がでていたので、土曜日は近場のサイカチ沼周辺の山を歩いてきた。
昨年の3月15日にも歩いている。この界隈の山はほとんど人に会わず、静かな山歩きができることで気にいっている。
【 3/15 親ノ倉山(244m) 宮城・仙台市近郊 】
月山池東側駐車場~二岩山~送電線巡視路(西仙台線)~岩元山分岐~岩元山~滝~仲芝橋~サイカチ沼駐車場~親ノ倉山~月山池東側駐車場
昨年と同様に月山池東側駐車場から歩き始める。
少し風が強く、曇っていて撮影日和ではない。

昨年の3月15日にも歩いている。この界隈の山はほとんど人に会わず、静かな山歩きができることで気にいっている。
【 3/15 親ノ倉山(244m) 宮城・仙台市近郊 】
月山池東側駐車場~二岩山~送電線巡視路(西仙台線)~岩元山分岐~岩元山~滝~仲芝橋~サイカチ沼駐車場~親ノ倉山~月山池東側駐車場
昨年と同様に月山池東側駐車場から歩き始める。
少し風が強く、曇っていて撮影日和ではない。

北側の小山の上から権現森を眺める。

月山池北側の遊歩道は良く整備されている。
伐採地から最後に登る親ノ倉山を見る。

雑木林の中に続く遊歩道。
階段が随所に作られているが、歩幅が全然合わず、毎回うんざりする。

標高220mの無名ピークに着く、
東屋の横に生えているアセビはまだ咲いていない。
幾つも置かれたベンチは木材の腐食が進み、ちょっと使えない状態になっている。

220mピークから下って行くと、最初に登る二岩山(ふたいわやま)が木々の間から見えてきた。

このイノシシのヌタ場、見るたびに深く掘られている感じがする。

今回歩いていて、一番妙味深く感じたのは、このドングリの根っこだ。
昨秋はナラの木の実が豊作で、ドングリの実が今も野生動物に食べられることなく、たくさん落ちている。登山道だけでも夥しい量があるので、森全体のドングリの数は想像を絶する。
写真でも分かるが、なるほどドングリって殻が割れるとこんな風に根を生やすんだな、ということが分かった。

二岩山へはメインルートを右折する。
山頂直下にカエル?が口を開けた様な岩が突き出ている。

二岩山に到着。

枯れたアカマツの木の奥に南蔵王が見えていた。

南には双耳峰の青麻山が見える。

今回、二岩山山頂に立ってみると、北西に下る踏み跡が完全に刈り払いされていた。
しかも赤テープのマーキングも付けられているので、地図を見て何処に下るのか予測した上で下ってみた。

下りの途中、お目当てのマンサクの花に出会う。

小さな沢に降り立ったところで、東側から伸びてくる顕著な道に合流した。
地図を見ると送電線巡視路と分かる。
巡視路は西に向かって続いていて、沢から登り返すと送電線の鉄塔の下に出た。

巡視路は鉄塔から北へ向かいスギ林の中に入る。
林床にセリバオウレンが群生しているが、数輪の蕾を見ただけ。
西仙台線の黄色い標識が建つ場所からNo.35鉄塔へ向かう。

林道の様な送電線巡視路を西へ少し進むと、「私有地につき立入禁止 セムカ株式会社」の看板が建っていた。その看板の右上、一段高い場所には土砂採取場の様な斜面がむき出しの作業場跡と小屋が確認できる。
帰宅後に調べてみるとセムカ株式会社って仙台市にある不動産会社と分かった。
しかし歩いているのは送電線巡視路だし、現在は作業が行われていない場所なので、気にせず巡視路を奥へ進んだ。
巡視路の左手に地図上にあるため池が見えた。
たくさんのカモの群れが飛び立つ。
その西側にあるため池の水は干上がる寸前の様だ。

送電線巡視路は倒木一本もなく、整備されて歩きやすい。

送電線巡視路を離れて、林道を南へ向かうと、急に倒木の数が増えてくる。
岩元山の標識から右折し、林道の支線に入るとアカマツの倒木だらけになった。
左側の笹薮を徘徊?している登山者の姿を見たが、何でそんなところを歩いているのか不思議だった。

岩元山の取りつき。
この先も倒木が多いのか、と危惧したが、ほとんど倒木はなく安心した。

岩元山の三角点峰に着く。
一番高いピークが木々の間から見えるが、行っても何もない何も見えないので、今回も行かない。

岩元山へ登る意義は、単なるピークハントというより、南側にある滝を見るために登っている。
ヒノキ林と雑木林の植生界沿いに下っていると、カタクリの葉が芽吹いていた。

青く深い淵を持つ滝。
小さな滝だが、これは充分寄り道してみる価値がある滝だと思う。

滝から林道を下る。
市道に出て東進していくと、通り抜けできませんのバリケードがある。
歩く人はバリケードの横を簡単に抜けられるが、あくまで自己責任で・・・

サイカチ沼と奥に220m峰。

仲芝橋の近辺は道が一部崩落している。
しかし木橋自体はまったく壊れていない。

東側のバリケードの横を抜け、少し歩くと月山池とサイカチ沼の間にある駐車場に着く。

ようやく親ノ倉山への登りが始まる。
毎回、管理道路ではなく、急な階段が続く遊歩道を歩いているが、近年刈り払い状態が悪く、ササが被っているので、今回は少し遠回りになるが管理道路を歩いてみた。
管理道路と言って土砂が崩れた場所や落石、倒木が転がっていて、車両が入れる道ではない。

途中、スギ林を通過するところもあるが、道は概ね雑木林の中を通る。
こんなケヤキの木があったり、結構面白い。


管理道路を北へ進むと、階段のある横道が右へ派生する。
ここが親ノ倉山への道だ。
梢越しに雁戸山が見えたので、望遠レンズに交換して撮影する。
この日は例の不調の一眼レフカメラを持ち出し、ずっと電源を入れっぱなしにして撮影したが、気温が高いのもあって設定が初期化される事は無かった。
レンズ交換時のみ電源を入り切りしたが、それでも問題は起きなかった。

高曇りで霞む面白山。

大東岳も撮影場所を少し移動すると見えてきた。
手前の削られた山は白沢五山の大森山。

親ノ倉山山頂は景色が見えないので、写真を一枚撮っただけで通過。

歩幅が全然合わない急な階段を下ると、仙台市天文台と錦ヶ丘団地が梢越しに見える尾根に出る。
その先の小ピークから左折して東屋で少し遅い昼食をとる。

ベンチに腰かけて回りを見渡すと、またマンサクが咲いていた。

休憩後、月山池南岸に向かって急な階段を下る。
入江を回り込むと月山池の東側に出る。
池の水はかなり減っていた。

この日は約10kmぐらい歩いた。
展望がほとんどない山なので、一般登山者には見向きもされない感じ。
道中、月山池南岸で一人の登山者とすれ違っただけだった。
GPS軌跡。


月山池北側の遊歩道は良く整備されている。
伐採地から最後に登る親ノ倉山を見る。

雑木林の中に続く遊歩道。
階段が随所に作られているが、歩幅が全然合わず、毎回うんざりする。

標高220mの無名ピークに着く、
東屋の横に生えているアセビはまだ咲いていない。
幾つも置かれたベンチは木材の腐食が進み、ちょっと使えない状態になっている。

220mピークから下って行くと、最初に登る二岩山(ふたいわやま)が木々の間から見えてきた。

このイノシシのヌタ場、見るたびに深く掘られている感じがする。

今回歩いていて、一番妙味深く感じたのは、このドングリの根っこだ。
昨秋はナラの木の実が豊作で、ドングリの実が今も野生動物に食べられることなく、たくさん落ちている。登山道だけでも夥しい量があるので、森全体のドングリの数は想像を絶する。
写真でも分かるが、なるほどドングリって殻が割れるとこんな風に根を生やすんだな、ということが分かった。

二岩山へはメインルートを右折する。
山頂直下にカエル?が口を開けた様な岩が突き出ている。

二岩山に到着。

枯れたアカマツの木の奥に南蔵王が見えていた。

南には双耳峰の青麻山が見える。

今回、二岩山山頂に立ってみると、北西に下る踏み跡が完全に刈り払いされていた。
しかも赤テープのマーキングも付けられているので、地図を見て何処に下るのか予測した上で下ってみた。

下りの途中、お目当てのマンサクの花に出会う。

小さな沢に降り立ったところで、東側から伸びてくる顕著な道に合流した。
地図を見ると送電線巡視路と分かる。
巡視路は西に向かって続いていて、沢から登り返すと送電線の鉄塔の下に出た。

巡視路は鉄塔から北へ向かいスギ林の中に入る。
林床にセリバオウレンが群生しているが、数輪の蕾を見ただけ。
西仙台線の黄色い標識が建つ場所からNo.35鉄塔へ向かう。

林道の様な送電線巡視路を西へ少し進むと、「私有地につき立入禁止 セムカ株式会社」の看板が建っていた。その看板の右上、一段高い場所には土砂採取場の様な斜面がむき出しの作業場跡と小屋が確認できる。
帰宅後に調べてみるとセムカ株式会社って仙台市にある不動産会社と分かった。
しかし歩いているのは送電線巡視路だし、現在は作業が行われていない場所なので、気にせず巡視路を奥へ進んだ。
巡視路の左手に地図上にあるため池が見えた。
たくさんのカモの群れが飛び立つ。
その西側にあるため池の水は干上がる寸前の様だ。

送電線巡視路は倒木一本もなく、整備されて歩きやすい。

送電線巡視路を離れて、林道を南へ向かうと、急に倒木の数が増えてくる。
岩元山の標識から右折し、林道の支線に入るとアカマツの倒木だらけになった。
左側の笹薮を徘徊?している登山者の姿を見たが、何でそんなところを歩いているのか不思議だった。

岩元山の取りつき。
この先も倒木が多いのか、と危惧したが、ほとんど倒木はなく安心した。

岩元山の三角点峰に着く。
一番高いピークが木々の間から見えるが、行っても何もない何も見えないので、今回も行かない。

岩元山へ登る意義は、単なるピークハントというより、南側にある滝を見るために登っている。
ヒノキ林と雑木林の植生界沿いに下っていると、カタクリの葉が芽吹いていた。

青く深い淵を持つ滝。
小さな滝だが、これは充分寄り道してみる価値がある滝だと思う。

滝から林道を下る。
市道に出て東進していくと、通り抜けできませんのバリケードがある。
歩く人はバリケードの横を簡単に抜けられるが、あくまで自己責任で・・・

サイカチ沼と奥に220m峰。

仲芝橋の近辺は道が一部崩落している。
しかし木橋自体はまったく壊れていない。

東側のバリケードの横を抜け、少し歩くと月山池とサイカチ沼の間にある駐車場に着く。

ようやく親ノ倉山への登りが始まる。
毎回、管理道路ではなく、急な階段が続く遊歩道を歩いているが、近年刈り払い状態が悪く、ササが被っているので、今回は少し遠回りになるが管理道路を歩いてみた。
管理道路と言って土砂が崩れた場所や落石、倒木が転がっていて、車両が入れる道ではない。

途中、スギ林を通過するところもあるが、道は概ね雑木林の中を通る。
こんなケヤキの木があったり、結構面白い。


管理道路を北へ進むと、階段のある横道が右へ派生する。
ここが親ノ倉山への道だ。
梢越しに雁戸山が見えたので、望遠レンズに交換して撮影する。
この日は例の不調の一眼レフカメラを持ち出し、ずっと電源を入れっぱなしにして撮影したが、気温が高いのもあって設定が初期化される事は無かった。
レンズ交換時のみ電源を入り切りしたが、それでも問題は起きなかった。

高曇りで霞む面白山。

大東岳も撮影場所を少し移動すると見えてきた。
手前の削られた山は白沢五山の大森山。

親ノ倉山山頂は景色が見えないので、写真を一枚撮っただけで通過。

歩幅が全然合わない急な階段を下ると、仙台市天文台と錦ヶ丘団地が梢越しに見える尾根に出る。
その先の小ピークから左折して東屋で少し遅い昼食をとる。

ベンチに腰かけて回りを見渡すと、またマンサクが咲いていた。

休憩後、月山池南岸に向かって急な階段を下る。
入江を回り込むと月山池の東側に出る。
池の水はかなり減っていた。

この日は約10kmぐらい歩いた。
展望がほとんどない山なので、一般登山者には見向きもされない感じ。
道中、月山池南岸で一人の登山者とすれ違っただけだった。
GPS軌跡。

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