昨日は夕方から山岳写真クラブ仙台の例会なので遠くの山に行くことはできない。
そのため県南の青麻山に行ってカタクリ鑑賞の山歩きをすることにした。
今回は久しぶりに花に詳しいyonejiyさんも同行する。
【 4/17 青麻山(799m) 宮城・蔵王連峰 】
北原尾登山者駐車場~北原尾登山口~カタクリの丘~遠白広場~七五六山~あけら山~青麻山(往復)
北原尾登山者用駐車場に車を停めると、直ぐにもう一台の車が駐車場に乗り入れてきた。
天気予報は晴れだったが、南蔵王の稜線には風が強いためか、雲がまとわりついていた。

そのため県南の青麻山に行ってカタクリ鑑賞の山歩きをすることにした。
今回は久しぶりに花に詳しいyonejiyさんも同行する。
【 4/17 青麻山(799m) 宮城・蔵王連峰 】
北原尾登山者駐車場~北原尾登山口~カタクリの丘~遠白広場~七五六山~あけら山~青麻山(往復)
北原尾登山者用駐車場に車を停めると、直ぐにもう一台の車が駐車場に乗り入れてきた。
天気予報は晴れだったが、南蔵王の稜線には風が強いためか、雲がまとわりついていた。

前回あるいた時は太陽光発電所造成中で、重機の音が響いていたが、今は僅かに機械の音が聴こえるだけになった。しかし牧場の地形を行かず工事ではなく、団地の様に山を切り崩して設置された現場の姿が痛々しい。自然を破壊し、酸素を作り出す樹木を伐採して作る発電施設に何のメリットがあるのだろう。

登山口まで車道を歩く。
未舗装路に変わった先の左手に登山口がある。一部送電線の巡視路を兼ねた道だ。

良く整備された送電線の巡視路を北へ向かう。

小さな沢を右に巻いて登り返すと送電線の鉄塔の下に出る。
ここはカタクリのお花畑になっていたが、まだ花びらが開いていない。

アカマツ混じりの雑木林を急登する。

登り切ったところがカタクリの丘。
名前ほどカタクリは群生していない。

カタクリの丘の北側は大規模に伐採され展望が開ける。
スギの苗木が植林されているので、何れ景色は見えなくなるだろう。
期待した展望は霞が酷く、遠くの山は肉眼でやっと見えるだけだった。
しかし近場の遠刈田温泉街は良く見えた。

木々の奥にあけら山の姿を眺めながら雑木林の中を歩く。

緩く登った先に遠白分岐がある。
右手に遠白広場が切り開かれていた。

ネコヤナギの奥に七五六山(左)とあけら山が見える。

小鳥についばまれたのか、ネコヤナギの花が道に落ちていた。

七五六山下部の展望台に出る。
未だに南蔵王の稜線には雲がかかっている。

七五六山の急坂を登る。
道は少し湿っているが、思ったほど滑らない。

展望のない七五六山山頂に到着。
仙台市近郊の低山に個人が勝手に山の名前と山名板をつけた人がいるが、この山名は単なる標高を現しているので理解できる。

あけら山が近づいてきた。
もう一段急坂を登らねばならないが・・・

展望のないあけら山の山頂に着く。

水分補給の後、滑る急坂を下って青麻山へ登り返す。

青麻山の山頂に到着。
晴れて気温が上がる予報だが、青麻山に関しては上空にずっと黒雲がかかり、冷たい南東風が吹き抜け寒くて休憩できない。

東側の展望が売りだった山だが、木々が伸びて僅かな範囲しか見えなくなった。
しかも霞んでよく見えない。

休憩地を探して青麻山の頂稜北端まで下ってみると、ちょうど良く風が咲けられる場所があった。
そこで温かいお茶とマスさんお手製の和菓子「なの花畑」を食べる。
求肥入り粒あん羊羹で、柔らかい御餅の部分がマッチして美味しかった。

頂稜をヒノキの木がある山頂まで登り返す。

あけら山へ登り返す。
これが結構きつい。
途中、駐車場に来た車の男女5人組のパーティとすれ違う。

あけら山は休まず通過。
七五六山の鞍部には最近倒れたばかりのブナがある。
この頃から上空を覆っていた黒雲が薄くなり、陽の光が差し込んできた。

七五六山中腹の展望台には別々に登ってこられた単独の男性が二人休憩していた。
二人とも青麻山に登らず、今日はここまで、と言っていた。
ちょうどお昼になった頃、ようやく南蔵王の稜線にかかっていた雲が飛んで、主稜線が見えてきた。

登りの時に霞んで良く見えなかった雁戸山もはっきりと見える。

展望台でマクロレンズに交換。
ここから先はやっと花弁が開いた花の撮影を行う。
カタクリの丘手前の伐採地に小群生するキクザキイチリンソウ。
薄紫の花もあったが、咲き始めのため写していない。


スミレサイシンが少しだけ咲いていた。

登山道に咲くカタクリ。
密生して咲いていないので、被写体としては良くない。

登りの時はかなり曇っていたあけら山も、午後になると少し陰影がついて写す気になった。

カタクリの丘に咲くカタクリ。

カタクリの丘から北側を望む。

雁戸山から仙台神室、大東岳、手前に遠刈田温泉が見える。

カエデの芽吹き。

送電線の鉄塔が近づくと、カタクリがどんどん増えてくる。

送電線の鉄塔の広場はカタクリの園になっていた。


広く写すと分かりにくいが、傷んだ花びらも多かった。

それでもこんな美しい花園を見られて満足満足。

ここまでカタクリの花が咲き、気温が上昇しているのに、飛んでいるヒメギフチョウは僅かしか見かけなかった。たまたま近くのカタクリにとまったのを撮影。
背後に回り込んで撮影しようと動いたら直ぐに逃げてしまった。

南側の鉄塔直下。

登山口に戻ると、若い5人グループが我々に追いついた。
帰路、牧草地から南蔵王を見る。

駐車場に戻ると、空は完全に晴れ渡った。

あまり遠望が利かなかったが、早春の青麻山は花が多く、コースを変えて何度も登りたくなってしまう山だ。ちなみにニリンソウが見ごろになるのはもう少し先になると思う。
GPS軌跡。


登山口まで車道を歩く。
未舗装路に変わった先の左手に登山口がある。一部送電線の巡視路を兼ねた道だ。

良く整備された送電線の巡視路を北へ向かう。

小さな沢を右に巻いて登り返すと送電線の鉄塔の下に出る。
ここはカタクリのお花畑になっていたが、まだ花びらが開いていない。

アカマツ混じりの雑木林を急登する。

登り切ったところがカタクリの丘。
名前ほどカタクリは群生していない。

カタクリの丘の北側は大規模に伐採され展望が開ける。
スギの苗木が植林されているので、何れ景色は見えなくなるだろう。
期待した展望は霞が酷く、遠くの山は肉眼でやっと見えるだけだった。
しかし近場の遠刈田温泉街は良く見えた。

木々の奥にあけら山の姿を眺めながら雑木林の中を歩く。

緩く登った先に遠白分岐がある。
右手に遠白広場が切り開かれていた。

ネコヤナギの奥に七五六山(左)とあけら山が見える。

小鳥についばまれたのか、ネコヤナギの花が道に落ちていた。

七五六山下部の展望台に出る。
未だに南蔵王の稜線には雲がかかっている。

七五六山の急坂を登る。
道は少し湿っているが、思ったほど滑らない。

展望のない七五六山山頂に到着。
仙台市近郊の低山に個人が勝手に山の名前と山名板をつけた人がいるが、この山名は単なる標高を現しているので理解できる。

あけら山が近づいてきた。
もう一段急坂を登らねばならないが・・・

展望のないあけら山の山頂に着く。

水分補給の後、滑る急坂を下って青麻山へ登り返す。

青麻山の山頂に到着。
晴れて気温が上がる予報だが、青麻山に関しては上空にずっと黒雲がかかり、冷たい南東風が吹き抜け寒くて休憩できない。

東側の展望が売りだった山だが、木々が伸びて僅かな範囲しか見えなくなった。
しかも霞んでよく見えない。

休憩地を探して青麻山の頂稜北端まで下ってみると、ちょうど良く風が咲けられる場所があった。
そこで温かいお茶とマスさんお手製の和菓子「なの花畑」を食べる。
求肥入り粒あん羊羹で、柔らかい御餅の部分がマッチして美味しかった。

頂稜をヒノキの木がある山頂まで登り返す。

あけら山へ登り返す。
これが結構きつい。
途中、駐車場に来た車の男女5人組のパーティとすれ違う。

あけら山は休まず通過。
七五六山の鞍部には最近倒れたばかりのブナがある。
この頃から上空を覆っていた黒雲が薄くなり、陽の光が差し込んできた。

七五六山中腹の展望台には別々に登ってこられた単独の男性が二人休憩していた。
二人とも青麻山に登らず、今日はここまで、と言っていた。
ちょうどお昼になった頃、ようやく南蔵王の稜線にかかっていた雲が飛んで、主稜線が見えてきた。

登りの時に霞んで良く見えなかった雁戸山もはっきりと見える。

展望台でマクロレンズに交換。
ここから先はやっと花弁が開いた花の撮影を行う。
カタクリの丘手前の伐採地に小群生するキクザキイチリンソウ。
薄紫の花もあったが、咲き始めのため写していない。


スミレサイシンが少しだけ咲いていた。

登山道に咲くカタクリ。
密生して咲いていないので、被写体としては良くない。

登りの時はかなり曇っていたあけら山も、午後になると少し陰影がついて写す気になった。

カタクリの丘に咲くカタクリ。

カタクリの丘から北側を望む。

雁戸山から仙台神室、大東岳、手前に遠刈田温泉が見える。

カエデの芽吹き。

送電線の鉄塔が近づくと、カタクリがどんどん増えてくる。

送電線の鉄塔の広場はカタクリの園になっていた。


広く写すと分かりにくいが、傷んだ花びらも多かった。

それでもこんな美しい花園を見られて満足満足。

ここまでカタクリの花が咲き、気温が上昇しているのに、飛んでいるヒメギフチョウは僅かしか見かけなかった。たまたま近くのカタクリにとまったのを撮影。
背後に回り込んで撮影しようと動いたら直ぐに逃げてしまった。

南側の鉄塔直下。

登山口に戻ると、若い5人グループが我々に追いついた。
帰路、牧草地から南蔵王を見る。

駐車場に戻ると、空は完全に晴れ渡った。

あまり遠望が利かなかったが、早春の青麻山は花が多く、コースを変えて何度も登りたくなってしまう山だ。ちなみにニリンソウが見ごろになるのはもう少し先になると思う。
GPS軌跡。

コメント
コメント一覧 (6)
天気が予報外れで、登っている間は曇り空、山頂で肌寒かったり、想定外がありましたが、後半は花も開いて良かったです。青麻山はこの後もいろいろな花が咲いて、楽しみの多い山ですね。
また、機会がありましたらよろしくお願いいたします。
最初はカタクリの丘狙いで行きましたが、送電線の鉄塔の下がこんなに綺麗なカタクリの花園とは想像もしていませんでした。後数日はカタクリの見ごろが続くと思います。
まったく天気予報は当たりませんでしたね。
東北一円晴れの予報だったのに、午前中に曇ってしまうとは・・・
青麻山はニリンソウの山と思い込んでいたのが、今回見事に裏切られました。
同時にカタクリの名所でしたね。
3年前も随分見ましたが、これほどの密度ではなかったような気がします。
青麻山はニリンソウの頃に行って見ようかな。
カタクリの丘を期待して行ったのですが、その手前がこんな花園になっているとは知りませんでした。
ニリンソウはカタクリの花が終盤の頃、おそらく今週半ばに見ごろを迎えると思います。