今年二度目の不忘山。
しばらくぶりに硯石から往復するルートを歩いてみた。

【 7/26 不忘山(1705m) 宮城・蔵王連峰 】
硯石登山口~不忘の碑~不忘山(往復)

不忘山は6月初旬のハクサンイチゲの開花期に登る人が多いが、盛夏には構成種の異なる花々が咲き乱れる。あまりの猛暑で後2箇所残っている山と高原地図の登山道調査に行く気にならず、花の撮影目的で不忘山に足を運んだ。

登る前に不忘平和祈念公園に立ち寄り不忘山を眺める。
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涼しい内に下部の樹林帯を登りきってしまおうと、朝5時40分に硯石登山口をスタート
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硯石コースは不忘山まで4km。山容までの標高差が凡そ1000mあるので、宮城県有数の急登を強いられるコースだ。
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ヒノキの植林地を抜けた後、石がゴロゴロ散乱した急坂が始まる。
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ミズナラの林床に咲く花は少なく、ヤマユリだけ目立っている。
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尾根の西斜面を斜登高する地点はシロヤシオの木が多い。
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やがて最初のガレ場に出る。
そこには戦時中に三機のB-29が不忘山に墜落した時の一号機の鎮魂の碑が置かれている。
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日当たりが少し良い場所に咲くクルマユリ
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二つ目のガレ場で吾妻連峰と安達太良山を眺めながら休憩を取る。
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同じ場所から長老湖を見下ろす。
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上部のガレ場まで登ってきた。
二番目のガレ場からここまで笹薮が登山道を隠し歩き難かった。
阿武隈山地の山々が霞んでいる。
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不忘山まで1kmの標識。
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ガレ場にたくさん咲いているイブキジャコウソウ
ここから山頂まで随所に見られた。
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蔵王はハクサンシャジンよりミヤマシャジンの方が多い。
個人的にキキョウ科の花は大好きで、今回はこの花を見るために登ってきた。
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鉛沢右岸尾根の奥に飯豊連峰が姿を現した。
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ウスユキソウとイブキジャコウソウ。
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ミヤマシャジンはまだ開花したばかり。
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小石に足を取られながらガレ場を登る。
あちこちに花が咲いているので、都度撮影していて、なかなか先に進まない。
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『ガンバレ』と励まされながら急坂を登る。
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不忘山頂とそこにいる登山者の姿が見えた。
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右奥がカエル岩と不忘の碑。
この斜面の左下のガレ場にコマクサの小群落があるることを今回初めて知ったが、撮影のためにガレ場に足を踏み入れるのを躊躇した。
脆弱な環境下にある貴重な高山植物なので、無暗に立ち入って写真を撮るのは控えたい。
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カエル岩手前の平坦地から青麻山を俯瞰する。
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同じ場所から見た亘理地塁山地
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不忘の碑。
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カエル岩と登ってきた硯石コースの小ピーク。
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不忘山の東尾根に出ると、これまで見えなかった屏風岳や水引入道が見えてくる。
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右手に登ってきた硯石コースのガレ場が見える。
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誰もいない不忘山山頂に到着。
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西に飯豊連峰と朝日連峰の一部が一望できる。
空気が澄んでいてとても見晴しが良い。
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飯豊連峰。
手前の峰は番城山。
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大若沢の源頭の背後に大朝日岳、少し左に祝瓶山が見えた。
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山頂から見た水引入道と左奥に後烏帽子岳。
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南屏風岳から屏風岳のスカイラインが間近に望める。
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写真では分かり難いが、北側の小ピーク鞍部は一面のお花畑になっていた。
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そのお花畑の一部を切り取る。
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ウスユキソウ。
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ハクサンフウロ。
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稜線の西側斜面はエゾイブキトラノオが一面に咲き乱れている。
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エゾイブキトラノオと吾妻連峰。
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南屏風岳と屏風岳。
今回はアイハギの峰の鞍部まで下って引き返す予定。
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稜線に咲く花々の一部を紹介。
個人的に全ての花を撮影することはしていない。

キバナノカワラマツバは咲き始め。
2025072643コバナカワラマツバ

ホタルサイコ。
セリ科の花には見えないね。
2025072644ホタルサイコ

下りの途中、不忘山の北峰を振り返る。
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大若沢の斜面に咲き誇るエゾイブキトラノオ。
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エゾイブキトラノオとイワオウギ。
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イワオウギの花は終盤。
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ハクサンオミナエシ(コキンレイカ)。
2025072650コキンレイカ

ミヤマシャジン。
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アキカラマツ。
目立つ花ではないがたくさん咲いていた。
2025072652アキカラマツ

鞍部まで下って不忘山を振り返る。
この日は午後4時に家の用事があったので、今回はここから引き返した。
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山頂に戻って軽く食事をとる。
刈田峠から往復する登山者が2組3名と少し会話を交わす。
山頂にはたくさんのトンボが飛び交っていた。

下りは登りで気になっていた花々の写真を撮る。
山頂直下のイブキジャコウソウ
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コバギボウシ。
2025072655コバギボウシ

上部のガレ場は石車に乗ると足を取られるので一歩一歩慎重に下った。
しかし2度尻もちをついてしまう。

樹林帯に入ってから一度休憩。

下部のミズナラの森は風が通らないため、暑さにうんざりしながら歩いた。
この日の仙台市の最高気温は36度を超えたらしい。
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自分が初めて南蔵王を歩いたのは今から50年前だった。
当時、不忘山のメインコースは硯石コースで、登山口のケッチャグラのキャンプ場でテントを張り、翌朝に思いキスリングを背負って登った思い出が今も残っている。

GPS軌跡。
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