お盆のお供え物に使う桃を購入するために、福島の山へ行こうと考えていた。
しかし相変わらず猛暑が続いている。
そこで暑さを回避するため、今回は浄土平を起点に東吾妻山へ登ってきた。
たどり着いた山頂では避暑どころか、ジャケットを着ないといられないぐらい寒かった。
【 8/9 東吾妻山(1975m) 福島・吾妻連峰 】
浄土平~酢ヶ平分岐~鎌沼北岸~姥ヶ原十字路~東吾妻山~展望台~景場平~吾妻スカイライン~鳥子平~吾妻小舎~桶沼~浄土平
東吾妻山に登って景場平を周回するのは東日本大震災の9月以来14年ぶりだ。
今回はマスさん、Mさんに加えてmaronnさんも一緒。
何とmaronnさんは東吾妻山に初めて登るとか。
朝の浄土平の駐車場は意外に空いていた。
冷たい風が吹き抜ける浄土平湿原を抜けて、正面に見える東吾妻山を目指す。
しかし相変わらず猛暑が続いている。
そこで暑さを回避するため、今回は浄土平を起点に東吾妻山へ登ってきた。
たどり着いた山頂では避暑どころか、ジャケットを着ないといられないぐらい寒かった。
【 8/9 東吾妻山(1975m) 福島・吾妻連峰 】
浄土平~酢ヶ平分岐~鎌沼北岸~姥ヶ原十字路~東吾妻山~展望台~景場平~吾妻スカイライン~鳥子平~吾妻小舎~桶沼~浄土平
東吾妻山に登って景場平を周回するのは東日本大震災の9月以来14年ぶりだ。
今回はマスさん、Mさんに加えてmaronnさんも一緒。
何とmaronnさんは東吾妻山に初めて登るとか。
朝の浄土平の駐車場は意外に空いていた。
冷たい風が吹き抜ける浄土平湿原を抜けて、正面に見える東吾妻山を目指す。
Mさんは東吾妻の山が初めてなので、少し遠回りになるが酢ヶ平から鎌沼北岸を通過するルートを選んだ。本来は一切経山に案内するのが筋だが、お盆休みの最中に混雑する一切経山はあえて避けた。
登りの途中、浄土平を振り返る。

一切経山。
この登りはほぼ無風のため少し暑い。

この日、唯一見かけたハクサンシャジン。

吾妻小富士を振り返る。

ヤマハハコは酢ヶ平へ向かう途中で多く見かけた。

高山と阿武隈山地。
手前に桶沼も見えている。

ほとんどの登山者は酢ヶ平分岐を右折して一切経山へ向かっているが、我々は木道を直進して鎌沼を目指す。右手の山は夏道のない前大巓。

鎌沼の北岸に着く。
何時も現れるカルガモの姿はなかった。

鎌沼は休まず通過。
東吾妻山を眺めながら沼の西岸を進む。

鎌沼と一切経山の南尾根を見る。

姥ヶ原を南下する。
原は以前より木々が伸び、日本庭園の様な雰囲気が希薄になった感じがする。

東吾妻山北面の登り。
溝状に掘られた登山道は歩きにくく、風が通らないので蒸し暑い。

オオシラビソの樹高が低くなり、立ち枯れが現れると森林限界は近い。

一気に見晴しの良いハイマツ帯に出る。

東吾妻山は吾妻連峰の主稜線から南東側に離れた位置にあるため、西大巓、西吾妻山、中大巓~東大巓~昭元山、烏帽子山、兵子、一切経山へ連なる主稜線の全景が望める。

ほぼ一ヶ月前に訪れた谷地平が見える。

一切経山と鎌沼。この時点で蔵王連峰は雲がかかって見えない。
実は東吾妻山の標高は一切経山より高い。

誰もいない静かな東吾妻山の山頂に到着。
晴れていれば連峰有数の大観が広がるが、磐梯山は雲に隠れて見えなかった。

山頂広場南側に群生するオンタデ。

寒い山頂では長いできず、少し行動食を食べ、水分補給した後で下山の途につく。
しばらくの間、登山道は刈り払いされ歩きやすかった。
途中の分岐を右折して展望台に立ち寄る。
裏磐梯の秋元湖、小野川湖、桧原湖が見えるだけで、風が強くすぐに退散。

名前のない上部の高層湿原を歩く。

アキノキリンソウは咲き始め。

上部の湿原も今年はコバイケイソウが大当たりだったようだ。

地図に記載されている小さな池の前を通る。

雲に隠れた安達太良山が見える場所を通過。
オオシラビソの奥に景場平が確認できる。

標高1840m付近で登山道の刈り払いの終了地点となり、そこから先は時おり足元が見えない下りを知られる。しかし物は考えようで、段差の大きい箇所は、登山道に張り出した低木やササに縋って下れるのでスリップの軽減に役立った。

途中、ツルアリドウシが咲いていた。

道の傾斜が緩んできて、木道が現れると高層湿原の景場平に出る。

景場平に咲くコバギボウシ。

景場平から山頂を振り返る。

天気予報では午後から曇りだったが、時間の経過とともに晴れてきた。

景場平の池を見る。
休憩可能なこの木道の場所に先客がいたため、池分岐の箇所の木道に腰を下ろして軽く休憩を取った。

景場平から磐梯吾妻スカイラインの景場平登山口まで標高差90m。
最初は緩く下るが、最後に苔むした岩混じりの急坂に変わる。

急坂の途中に群生するカニコウモリ。

車の騒音が聴こえてくると磐梯吾妻スカイラインに出る。
車道を横断した少し北側に吾妻小舎へ向かう登山道の入口がある。

高山を東に見る鳥子平に出る。
今はコバギボウシ以外、花は咲いていない。

夏雲浮かぶ鳥子平。

真っ赤に染まったモウセンゴケの花も終わり。

ここも7月にはコバイケイソウが満開だったようだ。
湿原の背後に歩いてきた東吾妻山が見える。

磐梯吾妻スカイラインを走る車の音がところどころで聞こえる吾妻小舎への道。
写真では穏やかな道に見えるが、小さなアップダウンが続く道だ。

塩ノ川源流の小沢を渡渉。
橋はなく、増水時には渡渉が困難になる事もあるらしい。

トイレを使いたいため、途中の分岐を左折して浄土平キャンプ場へ向かう。
舗装道路を少し北へ進むと吾妻小舎が現れる。
今回も管理人さんが在中のようだ。

小舎前のテーブルを借りて、マスさんお手製のケーキ『ガトーアラノルマンディークレーム』を食べる。クリーミーな甘酸っぱさがとても美味しいケーキだった。

ケーキを食べていると、注文したコーヒーとハーブティー(どちらも羊羹付きで500円)が提供された。管理人さんは一ヶ月前に来た我々を覚えていてくれたようだった。
柔らかな木漏れ日の下、小鳥のさえずりを聴きながらのんびりとコーヒータイムを楽しむ。

40分ぐらい休憩してから浄土平へ向けて出発。
登山道沿いに実をつけたマイズルソウが群生している。

今回も桶沼に立ち寄る。
吾妻小舎で提供するコーヒーや紅茶はこの沼の湧き水を使用しているとか。

吾妻小富士に登るたくさんの観光客を眺めながら浄土平湿原の木道を歩く。
リンドウの開花はこれから。
ウメバチソウが咲き始めていたが、木道の位置が高いため写真は撮れなかった。

最後に一切経山を眺めながらほぼ満車に近い駐車場に戻る。

下山後、福島名産の桃を購入して、本日のミッションは終わり。
途中から東北道の下り線に乗ったが、意外にスムースに走れ、仙台市内の渋滞もなかった。
なお、山中で見たラン科の花を紹介する。
最初はエゾスズラン。昨年8月下旬に訪れた時は花が終わっていて、今回は終盤の花ながらようやく見られて良かった。

こちらはオオヤマサギソウ。

この花の名前は自力で分からず、花に詳しいyonejiyさんに伺って、おそらくミヤマチドリだろう、という事になった花。maronnさんが不確かながら葉っぱを入れた写真を撮っていたので、何とか同定した次第。亜高山帯の針葉樹林に咲く花なのでほぼ間違いないと思う。

今までラン科の花はほとんど分からなかったが、最近ようやく興味を持ち始めて、気が付いたら写真を撮るようになった。でもワラビ眼の様に花が浮き出して見える境地に達していないので、気づかず通り直ぎてしまうケースの方が多いと思う。
GPS軌跡。

登りの途中、浄土平を振り返る。

一切経山。
この登りはほぼ無風のため少し暑い。

この日、唯一見かけたハクサンシャジン。

吾妻小富士を振り返る。

ヤマハハコは酢ヶ平へ向かう途中で多く見かけた。

高山と阿武隈山地。
手前に桶沼も見えている。

ほとんどの登山者は酢ヶ平分岐を右折して一切経山へ向かっているが、我々は木道を直進して鎌沼を目指す。右手の山は夏道のない前大巓。

鎌沼の北岸に着く。
何時も現れるカルガモの姿はなかった。

鎌沼は休まず通過。
東吾妻山を眺めながら沼の西岸を進む。

鎌沼と一切経山の南尾根を見る。

姥ヶ原を南下する。
原は以前より木々が伸び、日本庭園の様な雰囲気が希薄になった感じがする。

東吾妻山北面の登り。
溝状に掘られた登山道は歩きにくく、風が通らないので蒸し暑い。

オオシラビソの樹高が低くなり、立ち枯れが現れると森林限界は近い。

一気に見晴しの良いハイマツ帯に出る。

東吾妻山は吾妻連峰の主稜線から南東側に離れた位置にあるため、西大巓、西吾妻山、中大巓~東大巓~昭元山、烏帽子山、兵子、一切経山へ連なる主稜線の全景が望める。

ほぼ一ヶ月前に訪れた谷地平が見える。

一切経山と鎌沼。この時点で蔵王連峰は雲がかかって見えない。
実は東吾妻山の標高は一切経山より高い。

誰もいない静かな東吾妻山の山頂に到着。
晴れていれば連峰有数の大観が広がるが、磐梯山は雲に隠れて見えなかった。

山頂広場南側に群生するオンタデ。

寒い山頂では長いできず、少し行動食を食べ、水分補給した後で下山の途につく。
しばらくの間、登山道は刈り払いされ歩きやすかった。
途中の分岐を右折して展望台に立ち寄る。
裏磐梯の秋元湖、小野川湖、桧原湖が見えるだけで、風が強くすぐに退散。

名前のない上部の高層湿原を歩く。

アキノキリンソウは咲き始め。

上部の湿原も今年はコバイケイソウが大当たりだったようだ。

地図に記載されている小さな池の前を通る。

雲に隠れた安達太良山が見える場所を通過。
オオシラビソの奥に景場平が確認できる。

標高1840m付近で登山道の刈り払いの終了地点となり、そこから先は時おり足元が見えない下りを知られる。しかし物は考えようで、段差の大きい箇所は、登山道に張り出した低木やササに縋って下れるのでスリップの軽減に役立った。

途中、ツルアリドウシが咲いていた。

道の傾斜が緩んできて、木道が現れると高層湿原の景場平に出る。

景場平に咲くコバギボウシ。

景場平から山頂を振り返る。

天気予報では午後から曇りだったが、時間の経過とともに晴れてきた。

景場平の池を見る。
休憩可能なこの木道の場所に先客がいたため、池分岐の箇所の木道に腰を下ろして軽く休憩を取った。

景場平から磐梯吾妻スカイラインの景場平登山口まで標高差90m。
最初は緩く下るが、最後に苔むした岩混じりの急坂に変わる。

急坂の途中に群生するカニコウモリ。

車の騒音が聴こえてくると磐梯吾妻スカイラインに出る。
車道を横断した少し北側に吾妻小舎へ向かう登山道の入口がある。

高山を東に見る鳥子平に出る。
今はコバギボウシ以外、花は咲いていない。

夏雲浮かぶ鳥子平。

真っ赤に染まったモウセンゴケの花も終わり。

ここも7月にはコバイケイソウが満開だったようだ。
湿原の背後に歩いてきた東吾妻山が見える。

磐梯吾妻スカイラインを走る車の音がところどころで聞こえる吾妻小舎への道。
写真では穏やかな道に見えるが、小さなアップダウンが続く道だ。

塩ノ川源流の小沢を渡渉。
橋はなく、増水時には渡渉が困難になる事もあるらしい。

トイレを使いたいため、途中の分岐を左折して浄土平キャンプ場へ向かう。
舗装道路を少し北へ進むと吾妻小舎が現れる。
今回も管理人さんが在中のようだ。

小舎前のテーブルを借りて、マスさんお手製のケーキ『ガトーアラノルマンディークレーム』を食べる。クリーミーな甘酸っぱさがとても美味しいケーキだった。

ケーキを食べていると、注文したコーヒーとハーブティー(どちらも羊羹付きで500円)が提供された。管理人さんは一ヶ月前に来た我々を覚えていてくれたようだった。
柔らかな木漏れ日の下、小鳥のさえずりを聴きながらのんびりとコーヒータイムを楽しむ。

40分ぐらい休憩してから浄土平へ向けて出発。
登山道沿いに実をつけたマイズルソウが群生している。

今回も桶沼に立ち寄る。
吾妻小舎で提供するコーヒーや紅茶はこの沼の湧き水を使用しているとか。

吾妻小富士に登るたくさんの観光客を眺めながら浄土平湿原の木道を歩く。
リンドウの開花はこれから。
ウメバチソウが咲き始めていたが、木道の位置が高いため写真は撮れなかった。

最後に一切経山を眺めながらほぼ満車に近い駐車場に戻る。

下山後、福島名産の桃を購入して、本日のミッションは終わり。
途中から東北道の下り線に乗ったが、意外にスムースに走れ、仙台市内の渋滞もなかった。
なお、山中で見たラン科の花を紹介する。
最初はエゾスズラン。昨年8月下旬に訪れた時は花が終わっていて、今回は終盤の花ながらようやく見られて良かった。

こちらはオオヤマサギソウ。

この花の名前は自力で分からず、花に詳しいyonejiyさんに伺って、おそらくミヤマチドリだろう、という事になった花。maronnさんが不確かながら葉っぱを入れた写真を撮っていたので、何とか同定した次第。亜高山帯の針葉樹林に咲く花なのでほぼ間違いないと思う。

今までラン科の花はほとんど分からなかったが、最近ようやく興味を持ち始めて、気が付いたら写真を撮るようになった。でもワラビ眼の様に花が浮き出して見える境地に達していないので、気づかず通り直ぎてしまうケースの方が多いと思う。
GPS軌跡。


コメント
コメント一覧 (7)
景場平は小ぶりだけれど良い雰囲気のところで、昔は度々ここで休憩したものです。
※2005年10月にmaronnさんとichicoさんを東吾妻山に連れて行ってますよ。
福島方面が比較的天気に恵まれたようで、吾妻も安達太良も登山者が多かったですね。
景場平はコバギボウシだけ咲いていて、少し寂しい感じでした。
maronnさん登ったことを完全に忘れていたみたいです。
今回は景馬平
今回は景場平も回れたので良かった。
小屋でのまったりコーヒータイムにケーキを食べて満足満足^_^
前回の蕾が開花してて本物確認出来、桃も買えて
プラン通り終了!
ありがとうございました♪
景場平を周回しないと印象が薄い山なのかもしれません。
小舎の管理人さん、我々を覚えていてくれましたね。
森のベンチでのコーヒータイムは東北の山では貴重な体験です。
まだ花が残っていて、ようやく咲いた状態が確認できて良かったです。
福島の桃は美味しいですね。
東吾妻はこの頃ちょっと不遇な山ですね。あれだけの眺めがあるのに、山頂貸し切りとは。
南へ下れば景場平をはじめとする高層湿原が連なり、夏に訪れたくなる場所です。
吾妻小屋のコーヒーに帰りの桃も買えて、ミッションコンプリート良かったですね。
個人的にはラン科の花に興味を持ってもらえるのが、同好の士が増えるわけで、一番うれしい所です。
ほとんどの方が一切経山だけ登って満足されるようで、静かな山歩きができる東吾妻山は貴重な存在ですね。
今年は南側の湿原もコバイケイソウが大当たりだったようです。
吾妻小舎は混雑する浄土平周辺では癒しのスポットですね。
美味しい桃を買えて目的がすべて達成されました。
ラン科の花はまず見つける事が難しく、その点でハードルが高いです。
少しずつですが覚え始めました。