二週連続で鬼首の山の登山道調査を行った。
今回は秋田県境にまたがる須金岳。
単独行のため約5km車道を歩いて周回した。
【 5/16 須金岳(1253m) 宮城・虎毛山地 】
旧仙秋ライン入口の駐車スペース~(県道248号を歩いて)寒湯コース登山口~九合目・仮の山頂~小湿原~天狗の角力取場(仮の山頂)~水沢森~大森コース登山口~旧仙秋ライン入口の駐車スペース
旧仙秋ライン入口の広い駐車スペースは、国道108号の舗装工事で工事車両の駐車場になっていた。
そのため旧仙秋ラインの通行止めゲート前に車両通行の邪魔にならないように駐車して歩き出す。

今回は秋田県境にまたがる須金岳。
単独行のため約5km車道を歩いて周回した。
【 5/16 須金岳(1253m) 宮城・虎毛山地 】
旧仙秋ライン入口の駐車スペース~(県道248号を歩いて)寒湯コース登山口~九合目・仮の山頂~小湿原~天狗の角力取場(仮の山頂)~水沢森~大森コース登山口~旧仙秋ライン入口の駐車スペース
旧仙秋ライン入口の広い駐車スペースは、国道108号の舗装工事で工事車両の駐車場になっていた。
そのため旧仙秋ラインの通行止めゲート前に車両通行の邪魔にならないように駐車して歩き出す。

国道108号を下って行くと、左手の休耕田が菜の花畑になっていた。

菜の花畑の背後に須金岳の一部が見える。

ダートの林道を使ってショートカットし県道248号に出る。
朝7時台なのに日差しが強い。

車が行きかう車道歩きは精神的に辛いが、車で通り過ぎると気がつかない風景に出会える。
写真は宮城県唯一の天然杉が自生する自生山。

寒湯地区から須金岳の寒湯コースの一部を望む。

歩き始めて約5km、1時間15分でようやく寒湯沢林道の入口に着いた。
奥に停めている車は他の登山グループのもの。

林道は荒れていて普通車の走行は厳しい。
ミツバウツギの花が咲いていた。

寒湯沢の最初の渡渉点。
長い車道歩きを考慮して登山靴を履いてきたため、靴に被せるビニール袋も用意したが、少し下流側から石飛びで簡単に渡れた。

コンロンソウが咲く河川敷を進む。

二番目の渡渉点。
石が少し滑るため、ここは慎重に渡った。

周辺には花が終盤のラショウモンカズラが多く咲いていた。

寒湯コース登山口でザックを下ろして少し休憩する。
門番の様な太いブナは今も健在。

登山口から直ぐにスギの植林地の急登が始まる。
ツクバネウツギが咲いていて、少し立ち止まって撮影した。

斜度がたるみヤセ尾根に出るとネズコの巨木林が現れる。

寒湯沢の対岸に中ノ沢森の南尾根が見える。

これから登る尾根の背後に須金岳の本峰の一部が見える。

三合目付近からブナの森に入る。
今年初めてエゾハルゼミが鳴くのを聞いた。

五合目直下まで登ると県境稜線上にある竹ノ子森が姿を現した。

五合目から方向を西に変えて少し下る。

ここから八合目までの急登がきつかった。
風が通らない中、暑さで汗が滴り落ちる。
おまけにまとわりつくブユがうるさく、精神的に堪えた。
稀に東側が見える場所に出ると、谷から風が吹きあがってきて一息付けた。

雪が融けたばかりの場所にイワウチワが咲いていた。

八合目に着くと、寒湯沢源頭部の雪崩斜面が眼前に広がる。

竹ノ子森の背後に栗駒山が見える。


八合目で休憩した後、九合目の仮の山頂までの行程は少し長く感じた。
今回、登山道に設置されたプラスチック製の道標はどれも割れていて、判読できるものは少なかった。

仮の山頂から先は矮化したブナ林の中を歩く。

登山道に残雪が現れた。
雪の重みで倒れた木々がちょっと踏んだだけで跳ね上がる。

頂稜にあるダケカンバ。

1241m峰の南側にある小湿原に着く。
イワイチョウの葉が芽吹いていた。

1241m峰の西側から雪堤が続いた。

神室連峰の小又山と火打岳が見えている。

霞む月山。

猪ノ倉沢源頭の雪食斜面の左奥に禿岳が見える。

雪が完全に消えると木々に隠れて見えなくなる虎毛山。

雪堤の末端まで歩いて行く。

東に鬼首環状盆地と鬼首カルデラ中央火口丘の荒雄岳が俯瞰できる。

調子に乗って雪堤の端まで歩いていったら、登山道との接続箇所を過ぎてしまった。
仕方なく約20mぐらいネマガリタケと灌木の薮を漕いで登山道にでる。
登山道は昨年刈り払いが行われなかったようで、ササが道を隠している状態だった。

猪ノ倉沢源頭越しに1241m峰を見る。

鬼首カルデラの外輪山の花渕山、大柴山、鍋倉山、小柴山を見る。

猪ノ倉沢源頭の薮っぽい登山道に腰を下ろしてパンを食べる。
休憩後、一部泥濘の登山道を歩いて大森コースの仮の山頂に当たる天狗の角力取場に着く。
標識は壊れ、乾燥が進んで湿原という感じではなくなった。

大森コースは登山者が少ないみたいで、道の上にブナの落ち葉が積もっている。
この落ち葉は非常に滑るため、慎重に歩を進めたが、二度転んでしまった。

尾根の右手に梢を透かして神室山と鳥海山が確認できるが、写真を撮れるほど視界は広がっていなかった。その代わり随所にムラサキヤシオが咲いていて目を楽しませてくれた。

水沢森の鞍部はブナの巨木が林立している。

急坂を登り返して水沢森の頂稜に着く。
山名板はないので下り始めたところで山頂を通りすぎたことが分かる。
雪庇に出る手前、風が吹きぬけてようやく落ち着ける場所が出たので、そこでカップ麺を食べる。
ペットボトル飲料を2本しか持参していなかったため、節約して飲んでいたが、カップ麺で塩分補給と水分補給ができた。
雪庇の上から須金岳の1191m峰を望む。

水沢森から標高差約200mの急坂の下りも落ち葉が滑り、登山道に散乱する枯れ枝に辟易する行程だった。現在、この山は主に4~5月の残雪期に寒湯コースから夏道のない本峰を往復する登山者が大半を占める。大森コースはブナの巨木林が続く素晴らしいコースなのに勿体ないと感じる。

ミズナラの巨木も現れる。

665m付近の湿った平坦地を通過した後は、ヒノキアスナロが立ち並ぶ尾根を通過する。

途中、一か所1191m峰と1241m峰が見える場所がある。

尾根から右折して急坂を下るとスギ林に入る。
小沢を二度渡り、足場が非常に細いトラバース箇所を過ぎると、再びスギ林を通過し、少し下ると寒湯コース登山口に降り立つ。

後は仙北沢林道を約1.5km歩くだけ。
旧仙秋ラインの車道に出ると駐車したゲート前は近かった。

今回のコース、山仲間と車2台で縦走するのが望ましいと思う。
この日の鳴子温泉の最高気温は25.5度。
大森コース駐車スペース付近の車道温度計も25度。
まだ暑さに慣れていない中で夏日の距離16.5km、累積標高差1070mのロングコースはきつかった。
GPS軌跡。


菜の花畑の背後に須金岳の一部が見える。

ダートの林道を使ってショートカットし県道248号に出る。
朝7時台なのに日差しが強い。

車が行きかう車道歩きは精神的に辛いが、車で通り過ぎると気がつかない風景に出会える。
写真は宮城県唯一の天然杉が自生する自生山。

寒湯地区から須金岳の寒湯コースの一部を望む。

歩き始めて約5km、1時間15分でようやく寒湯沢林道の入口に着いた。
奥に停めている車は他の登山グループのもの。

林道は荒れていて普通車の走行は厳しい。
ミツバウツギの花が咲いていた。

寒湯沢の最初の渡渉点。
長い車道歩きを考慮して登山靴を履いてきたため、靴に被せるビニール袋も用意したが、少し下流側から石飛びで簡単に渡れた。

コンロンソウが咲く河川敷を進む。

二番目の渡渉点。
石が少し滑るため、ここは慎重に渡った。

周辺には花が終盤のラショウモンカズラが多く咲いていた。

寒湯コース登山口でザックを下ろして少し休憩する。
門番の様な太いブナは今も健在。

登山口から直ぐにスギの植林地の急登が始まる。
ツクバネウツギが咲いていて、少し立ち止まって撮影した。

斜度がたるみヤセ尾根に出るとネズコの巨木林が現れる。

寒湯沢の対岸に中ノ沢森の南尾根が見える。

これから登る尾根の背後に須金岳の本峰の一部が見える。

三合目付近からブナの森に入る。
今年初めてエゾハルゼミが鳴くのを聞いた。

五合目直下まで登ると県境稜線上にある竹ノ子森が姿を現した。

五合目から方向を西に変えて少し下る。

ここから八合目までの急登がきつかった。
風が通らない中、暑さで汗が滴り落ちる。
おまけにまとわりつくブユがうるさく、精神的に堪えた。
稀に東側が見える場所に出ると、谷から風が吹きあがってきて一息付けた。

雪が融けたばかりの場所にイワウチワが咲いていた。

八合目に着くと、寒湯沢源頭部の雪崩斜面が眼前に広がる。

竹ノ子森の背後に栗駒山が見える。


八合目で休憩した後、九合目の仮の山頂までの行程は少し長く感じた。
今回、登山道に設置されたプラスチック製の道標はどれも割れていて、判読できるものは少なかった。

仮の山頂から先は矮化したブナ林の中を歩く。

登山道に残雪が現れた。
雪の重みで倒れた木々がちょっと踏んだだけで跳ね上がる。

頂稜にあるダケカンバ。

1241m峰の南側にある小湿原に着く。
イワイチョウの葉が芽吹いていた。

1241m峰の西側から雪堤が続いた。

神室連峰の小又山と火打岳が見えている。

霞む月山。

猪ノ倉沢源頭の雪食斜面の左奥に禿岳が見える。

雪が完全に消えると木々に隠れて見えなくなる虎毛山。

雪堤の末端まで歩いて行く。

東に鬼首環状盆地と鬼首カルデラ中央火口丘の荒雄岳が俯瞰できる。

調子に乗って雪堤の端まで歩いていったら、登山道との接続箇所を過ぎてしまった。
仕方なく約20mぐらいネマガリタケと灌木の薮を漕いで登山道にでる。
登山道は昨年刈り払いが行われなかったようで、ササが道を隠している状態だった。

猪ノ倉沢源頭越しに1241m峰を見る。

鬼首カルデラの外輪山の花渕山、大柴山、鍋倉山、小柴山を見る。

猪ノ倉沢源頭の薮っぽい登山道に腰を下ろしてパンを食べる。
休憩後、一部泥濘の登山道を歩いて大森コースの仮の山頂に当たる天狗の角力取場に着く。
標識は壊れ、乾燥が進んで湿原という感じではなくなった。

大森コースは登山者が少ないみたいで、道の上にブナの落ち葉が積もっている。
この落ち葉は非常に滑るため、慎重に歩を進めたが、二度転んでしまった。

尾根の右手に梢を透かして神室山と鳥海山が確認できるが、写真を撮れるほど視界は広がっていなかった。その代わり随所にムラサキヤシオが咲いていて目を楽しませてくれた。

水沢森の鞍部はブナの巨木が林立している。

急坂を登り返して水沢森の頂稜に着く。
山名板はないので下り始めたところで山頂を通りすぎたことが分かる。
雪庇に出る手前、風が吹きぬけてようやく落ち着ける場所が出たので、そこでカップ麺を食べる。
ペットボトル飲料を2本しか持参していなかったため、節約して飲んでいたが、カップ麺で塩分補給と水分補給ができた。
雪庇の上から須金岳の1191m峰を望む。

水沢森から標高差約200mの急坂の下りも落ち葉が滑り、登山道に散乱する枯れ枝に辟易する行程だった。現在、この山は主に4~5月の残雪期に寒湯コースから夏道のない本峰を往復する登山者が大半を占める。大森コースはブナの巨木林が続く素晴らしいコースなのに勿体ないと感じる。

ミズナラの巨木も現れる。

665m付近の湿った平坦地を通過した後は、ヒノキアスナロが立ち並ぶ尾根を通過する。

途中、一か所1191m峰と1241m峰が見える場所がある。

尾根から右折して急坂を下るとスギ林に入る。
小沢を二度渡り、足場が非常に細いトラバース箇所を過ぎると、再びスギ林を通過し、少し下ると寒湯コース登山口に降り立つ。

後は仙北沢林道を約1.5km歩くだけ。
旧仙秋ラインの車道に出ると駐車したゲート前は近かった。

今回のコース、山仲間と車2台で縦走するのが望ましいと思う。
この日の鳴子温泉の最高気温は25.5度。
大森コース駐車スペース付近の車道温度計も25度。
まだ暑さに慣れていない中で夏日の距離16.5km、累積標高差1070mのロングコースはきつかった。
GPS軌跡。

コメント
コメント一覧 (2)
2010年と2017年に周回しましたがいずれも秋で、紅葉とキノコを楽しめましたが、新緑も魅力的なコースですね。
雪堤があると景色がさらに開けて素晴らしいです。
この時期はブユが大挙して集ってくる点だけが駄目です。