7月11日と12日の週末は雨の予報。
10日は日本海沿岸が晴れの予報のため、急に鳥海山の花を見たくなった。
しかし鉾立から鳥海山を往復する場合、朝5時には入山したいが、それだと仙台を午前2時前に出発しないと無理。そこまでして鳥海山山頂まで行く気はなく、ハクサンイチゲが見ごろを迎えている御田ヶ原まで行ければ充分と思い、朝6時半に鉾立から入山した。
【 7/10 御浜(1700m)と笙ヶ岳(1635m) 秋田・鳥海山 】
鉾立登山口~賽の河原~御浜~鳥海湖分岐~笙ヶ岳~鳥海湖分岐~御田ヶ原~御浜~賽の河原~鉾立登山口
早朝、吹浦付近から鳥海山を見上げると、七五三掛より上部の外輪山には笠雲がかかっていた。
この日の最高気温は30度を超えるという。
すでに上昇気流が雲を発生させであるようだ。
梅雨時の鳥海山は下界が晴れでも雲がかかりやすく、こんな日は午後3時ごろから雲が消えると聞いている。
鉾立の駐車場は平日なのに8割かた埋まっていた。

10日は日本海沿岸が晴れの予報のため、急に鳥海山の花を見たくなった。
しかし鉾立から鳥海山を往復する場合、朝5時には入山したいが、それだと仙台を午前2時前に出発しないと無理。そこまでして鳥海山山頂まで行く気はなく、ハクサンイチゲが見ごろを迎えている御田ヶ原まで行ければ充分と思い、朝6時半に鉾立から入山した。
【 7/10 御浜(1700m)と笙ヶ岳(1635m) 秋田・鳥海山 】
鉾立登山口~賽の河原~御浜~鳥海湖分岐~笙ヶ岳~鳥海湖分岐~御田ヶ原~御浜~賽の河原~鉾立登山口
早朝、吹浦付近から鳥海山を見上げると、七五三掛より上部の外輪山には笠雲がかかっていた。
この日の最高気温は30度を超えるという。
すでに上昇気流が雲を発生させであるようだ。
梅雨時の鳥海山は下界が晴れでも雲がかかりやすく、こんな日は午後3時ごろから雲が消えると聞いている。
鉾立の駐車場は平日なのに8割かた埋まっていた。

鉾立展望台まで舗装された遊歩道を歩く。
北側の出羽丘陵の山々が霞んで見える。
タニウツギが満開だ。

鉾立展望台から奈曽溪谷を眺める。
やはり外輪山や新山は雲に隠れている。

賽の河原から流れ落ちる白糸の滝。

稲倉岳の絶壁を見下ろす。

鉾立コースは全体的に傾斜が緩く登りやすいが、風が通らず蒸し暑いのは閉口する。
途中の尾根筋の道は花も少ない。
ミヤマカラマツが少し咲いている。

やがて尾根の東斜面を斜登高するようになると、ベニバナイチゴの花が見られるようになる。

賽の河原末端の雪渓が近づいてきた。
雪の上は僅かに歩くのみ。ツボ足で問題なく歩ける。

雪渓から流れる水辺に咲くヒナザクラ。

コシジオウレン。

賽の河原に着く。
ここから雪渓の雪を踏み河原宿を経て長坂道へ向かうか、直接、御浜を目指すか少し悩んだが、今回は御浜へ向かう事に決めた。

賽の河原の登山道沿いに咲くチングルマ。

雪田草原に出たところで賽の河原方面を振り返る。
今年の鳥海山は数年ぶりにコバイケイソウがたくさん咲いているようだ。
蔵王や吾妻連峰では昨年が当たり年だったが、すべての山が一気に咲く訳ではない感じ。

ヨツバシオガマも随所に咲いている。

御浜の神社前から稲倉岳を望む。

御浜神社。
小屋の荷下ろしのためにヘリが何度も往復していた。

御浜で腰を下ろして休憩する。
湧き上がるガスに今にも隠れそうな鳥海湖を見下ろす。

御浜一帯はニッコウキスゲとミヤマキンポウゲが咲き乱れている。

ニッコウキスゲは今が一番見ごろを迎えているようだ。

扇子森を越えて御田ヶ原へ行くつもりだったが、上部は濃い雲に覆われているため、予定を変更して最初に笙ヶ岳へ立ち寄ることに決めた。
次第に鳥海湖もガスで見えなくなり、長坂道のお花畑を眺めながら歩くのみ。

御浜南側のピークはニッコウキスゲが凄い密度で咲き誇っていた。

鳥海湖側を見ると満開のコバイケイソウ。

ニッコウキスゲとコバイケイソウが同時に咲くと、凄く豪華なお花畑に見える。

残念ながら笙ヶ岳は雲に隠れて見えない。
まあ雲一つない天気はガイド記事の掲載写真として望ましいが、それだと写真展に出品する内容の写真とならないため、気にしないで写真を撮りながら歩く。

鳥海湖分岐付近まで下ると、雲底の下に出て、ようやく笙ヶ岳が姿を見せてくれた。
写真では分かり難いが、笙ヶ岳の東斜面にはコバイケイソウが白い帯になって群生している。

長坂道に咲くチョウカイアザミ。


吹浦コース分岐付近のお花畑。
ここは新山を背景にした撮影ポイントだが、ガスって見えないのは仕方ない。

岩峰を越える道筋にウサギギクがたくさん咲いていた。

岩峰を越えて笙ヶ岳Ⅲ峰の鞍部まで下ると、鞍部一帯はハクサンイチゲとチングルマのお花畑になっていた。ここから河原宿までシュートカットルートはロープが張られ通行止め。

ハクサンイチゲのアップ。

笙ヶ岳Ⅲ峰まで急坂を登り、下り始めの地点からⅡ峰を望む。

Ⅲ峰の頂稜には夏の花であるハクサンフウロやトウゲブキ、ハクサンシャジンも咲き始めていた。

Ⅱ峰南側の鞍部付近にはチングルマが群生している。

霧の中から笙ヶ岳の本峰が見えてきた。

ササが繁茂してニッコウキスゲが減ってしまった笙ヶ岳の山頂に着く。
庄内平野の大観はまったく見えない。

山頂で拙ブログによくコメントをいただく山形市H夫さんにお声がけいただいた。
マスさんお手製の和菓子「香るほうじ茶」をお裾分けし、それを食べながら山談義に花が咲いた。
ほうじ茶入りの白餡の入った焼き菓子で、甘みが程よく美味しかった。

私と同様にこれから御田ヶ原へ行かれるという山形市H夫さん。
三角点巡りがご趣味の健脚の方だった。
私は写真を撮りながらゆっくりペースで歩くので、先に行ってもらう。

Ⅲ峰から下を見ると、もう岩峰の鞍部まで下っておられた。

鍋森が霧の中から姿を現した。
思惑通り、時間の経過とともに、雲を発生させる上昇気流が治まってきたようだ。

長坂道の鳥海湖分岐を右折。
その先で7月中旬ごろまで急な雪渓を横切る場所がある。
この雪渓の雪が凍っている場合は滑落の危険性が高いが、この日は雪が柔く、スプーンカットを利用して楽にトラバースできた。

斜めに傾いた歩きにくい木道を辿る。
振り返ると笙ヶ岳のⅢ峰だけが見えていた。

鳥海湖の南岸に出る。
外輪山の雲が切れ始めた。

鳥海湖と扇子森。

鳥海湖越しに御浜を眺める。
鳥海湖から御浜へ登る登山道入口にロープが張られていた。
地形図に記載された道だが、道型が不明確で、しかも雪渓に分断されている。

千畳ヶ原の分岐に出ると、外輪山の文珠岳付近まで見えてきた。
ここから御田ヶ原まで雪田草原の斜面を緩く登る。

木道の右下斜面にはニッコウキスゲとコバイケイソウが咲いている。

鍋森を振り返る。

コイワカガミ。

左上の斜面がニッコウキスゲの群生地に変わると御田ヶ原は近い。
御田ヶ原には御浜や長坂道では咲き終わったハクサンイチゲがちょうど見ごろを迎えていた。

見事な群落に写真を何枚も撮ってしまう。

外輪山を見上げる。
御田ヶ原の東斜面はニッコウキスゲが咲き誇っている。


鳥海山のメイン登山道に出る。
月山森をバックにハクサンイチゲの群落。

扇子森へ石畳の道を登る。
ツアーの団体さんが鞍部のところで記念写真をしていた。

登山道の北側はコバイケイソウの群落。

ここでようやく新山が見えてきた。

扇子森の北側のピーク付近のお花畑。

満開のハクサンシャクナゲ。

午前中から何度も荷下ろしに御浜、大平園地を往復しているヘリ。

御浜東側のニッコウキスゲ群落。

御浜で山形市H夫さんがお昼の休憩をとっていた。
私も腰掛けておにぎりを食べる。

H夫さんは吹浦登山口に車を置いたが、鉾立まで下ってから鳥海ブルーラインを歩いて車に戻るそうだ。
私は賽の河原で休憩を取る間に、彼は先に下っていった。

賽の河原から鉾立までの約2kmの下りは暑さが厳しかった。
時おり風が吹き抜けるところで立ち休みを取りながらゆっくり下った。

鉾立展望台まで下ると、朝方見えなかった新山が見えた。

車に戻り、汗で濡れた服を着替えた。
後は仙台まで200km強のドライブが待っている。
下界に下ると、鳥海山にかかる雲が飛び、大きな山体のすべてが見えていた。
登山のあるあるである。
GPS軌跡。

北側の出羽丘陵の山々が霞んで見える。
タニウツギが満開だ。

鉾立展望台から奈曽溪谷を眺める。
やはり外輪山や新山は雲に隠れている。

賽の河原から流れ落ちる白糸の滝。

稲倉岳の絶壁を見下ろす。

鉾立コースは全体的に傾斜が緩く登りやすいが、風が通らず蒸し暑いのは閉口する。
途中の尾根筋の道は花も少ない。
ミヤマカラマツが少し咲いている。

やがて尾根の東斜面を斜登高するようになると、ベニバナイチゴの花が見られるようになる。

賽の河原末端の雪渓が近づいてきた。
雪の上は僅かに歩くのみ。ツボ足で問題なく歩ける。

雪渓から流れる水辺に咲くヒナザクラ。

コシジオウレン。

賽の河原に着く。
ここから雪渓の雪を踏み河原宿を経て長坂道へ向かうか、直接、御浜を目指すか少し悩んだが、今回は御浜へ向かう事に決めた。

賽の河原の登山道沿いに咲くチングルマ。

雪田草原に出たところで賽の河原方面を振り返る。
今年の鳥海山は数年ぶりにコバイケイソウがたくさん咲いているようだ。
蔵王や吾妻連峰では昨年が当たり年だったが、すべての山が一気に咲く訳ではない感じ。

ヨツバシオガマも随所に咲いている。

御浜の神社前から稲倉岳を望む。

御浜神社。
小屋の荷下ろしのためにヘリが何度も往復していた。

御浜で腰を下ろして休憩する。
湧き上がるガスに今にも隠れそうな鳥海湖を見下ろす。

御浜一帯はニッコウキスゲとミヤマキンポウゲが咲き乱れている。

ニッコウキスゲは今が一番見ごろを迎えているようだ。

扇子森を越えて御田ヶ原へ行くつもりだったが、上部は濃い雲に覆われているため、予定を変更して最初に笙ヶ岳へ立ち寄ることに決めた。
次第に鳥海湖もガスで見えなくなり、長坂道のお花畑を眺めながら歩くのみ。

御浜南側のピークはニッコウキスゲが凄い密度で咲き誇っていた。

鳥海湖側を見ると満開のコバイケイソウ。

ニッコウキスゲとコバイケイソウが同時に咲くと、凄く豪華なお花畑に見える。

残念ながら笙ヶ岳は雲に隠れて見えない。
まあ雲一つない天気はガイド記事の掲載写真として望ましいが、それだと写真展に出品する内容の写真とならないため、気にしないで写真を撮りながら歩く。

鳥海湖分岐付近まで下ると、雲底の下に出て、ようやく笙ヶ岳が姿を見せてくれた。
写真では分かり難いが、笙ヶ岳の東斜面にはコバイケイソウが白い帯になって群生している。

長坂道に咲くチョウカイアザミ。


吹浦コース分岐付近のお花畑。
ここは新山を背景にした撮影ポイントだが、ガスって見えないのは仕方ない。

岩峰を越える道筋にウサギギクがたくさん咲いていた。

岩峰を越えて笙ヶ岳Ⅲ峰の鞍部まで下ると、鞍部一帯はハクサンイチゲとチングルマのお花畑になっていた。ここから河原宿までシュートカットルートはロープが張られ通行止め。

ハクサンイチゲのアップ。

笙ヶ岳Ⅲ峰まで急坂を登り、下り始めの地点からⅡ峰を望む。

Ⅲ峰の頂稜には夏の花であるハクサンフウロやトウゲブキ、ハクサンシャジンも咲き始めていた。

Ⅱ峰南側の鞍部付近にはチングルマが群生している。

霧の中から笙ヶ岳の本峰が見えてきた。

ササが繁茂してニッコウキスゲが減ってしまった笙ヶ岳の山頂に着く。
庄内平野の大観はまったく見えない。

山頂で拙ブログによくコメントをいただく山形市H夫さんにお声がけいただいた。
マスさんお手製の和菓子「香るほうじ茶」をお裾分けし、それを食べながら山談義に花が咲いた。
ほうじ茶入りの白餡の入った焼き菓子で、甘みが程よく美味しかった。

私と同様にこれから御田ヶ原へ行かれるという山形市H夫さん。
三角点巡りがご趣味の健脚の方だった。
私は写真を撮りながらゆっくりペースで歩くので、先に行ってもらう。

Ⅲ峰から下を見ると、もう岩峰の鞍部まで下っておられた。

鍋森が霧の中から姿を現した。
思惑通り、時間の経過とともに、雲を発生させる上昇気流が治まってきたようだ。

長坂道の鳥海湖分岐を右折。
その先で7月中旬ごろまで急な雪渓を横切る場所がある。
この雪渓の雪が凍っている場合は滑落の危険性が高いが、この日は雪が柔く、スプーンカットを利用して楽にトラバースできた。

斜めに傾いた歩きにくい木道を辿る。
振り返ると笙ヶ岳のⅢ峰だけが見えていた。

鳥海湖の南岸に出る。
外輪山の雲が切れ始めた。

鳥海湖と扇子森。

鳥海湖越しに御浜を眺める。
鳥海湖から御浜へ登る登山道入口にロープが張られていた。
地形図に記載された道だが、道型が不明確で、しかも雪渓に分断されている。

千畳ヶ原の分岐に出ると、外輪山の文珠岳付近まで見えてきた。
ここから御田ヶ原まで雪田草原の斜面を緩く登る。

木道の右下斜面にはニッコウキスゲとコバイケイソウが咲いている。

鍋森を振り返る。

コイワカガミ。

左上の斜面がニッコウキスゲの群生地に変わると御田ヶ原は近い。
御田ヶ原には御浜や長坂道では咲き終わったハクサンイチゲがちょうど見ごろを迎えていた。

見事な群落に写真を何枚も撮ってしまう。

外輪山を見上げる。
御田ヶ原の東斜面はニッコウキスゲが咲き誇っている。


鳥海山のメイン登山道に出る。
月山森をバックにハクサンイチゲの群落。

扇子森へ石畳の道を登る。
ツアーの団体さんが鞍部のところで記念写真をしていた。

登山道の北側はコバイケイソウの群落。

ここでようやく新山が見えてきた。

扇子森の北側のピーク付近のお花畑。

満開のハクサンシャクナゲ。

午前中から何度も荷下ろしに御浜、大平園地を往復しているヘリ。

御浜東側のニッコウキスゲ群落。

御浜で山形市H夫さんがお昼の休憩をとっていた。
私も腰掛けておにぎりを食べる。

H夫さんは吹浦登山口に車を置いたが、鉾立まで下ってから鳥海ブルーラインを歩いて車に戻るそうだ。
私は賽の河原で休憩を取る間に、彼は先に下っていった。

賽の河原から鉾立までの約2kmの下りは暑さが厳しかった。
時おり風が吹き抜けるところで立ち休みを取りながらゆっくり下った。

鉾立展望台まで下ると、朝方見えなかった新山が見えた。

車に戻り、汗で濡れた服を着替えた。
後は仙台まで200km強のドライブが待っている。
下界に下ると、鳥海山にかかる雲が飛び、大きな山体のすべてが見えていた。
登山のあるあるである。
GPS軌跡。

コメント
コメント一覧 (2)
天気は今一つでもこれだけ見られれば満足されたでしょう。
帰りに岩ガキは食べませんでしたか?
天気があまり良くなくても花に癒される山でした。
この日は一人で行ったので岩ガキは食べなかったです。