(続)東北の山遊び

東北の山々を中心に遊んだ記録です。

カテゴリ:山形県の山 >    鳥海山・丁山地・弁慶山地

笙ヶ岳を2年ぶりに訪れた。あの時は滅多にお目にかかれない様なニッコウキスゲの当たり年だった。この日は国道47号を西進して最上峡を抜けるまで、月山に行くか、鳥海山に行くか迷っていた。しかし晴れの天気予報に反して空は靄が酷く、遠望の利かない八合目から月山への尾根…
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ブナの黄葉が盛りの鶴間池に行ってきた。外輪山が冠雪し、二段染めの美しい光景が見られた。【 10/24  鶴間池(815m) 山形・鳥海山 】のぞき~荒木沢側の鶴間池入口~鶴間池~奥鶴間池~鶴間池~のぞき朝霧が立ち込める最上盆地を抜け、最上峡を通って庄内平野に…
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ずっと猛暑が続き、山に行く気が失せていた。蔵王の刈田峠の様な、標高が高い登山口から朝早くに歩き始めれば涼しいだろうが、帰りの炎天下での運転を考えると躊躇してしまう。そんな中、家のキッチンの手元用蛍光灯と液晶テレビが立て続けに壊れた。手元灯はLED照明に変える…
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少雪の今年は雪解けも早く、庄内地方の経ヶ蔵山ではすでに早春の花が見事と聞いた。前回登ったのが2014年だから、9年ぶりに訪れたことになる。【 4/4 経ヶ蔵山(474m)山形・弁慶山地 】十二滝駐車場~十二滝登山口~須弥壇岩~経ヶ蔵山~座禅岩~猿渡り~円能寺登山…
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約2週間前の日曜日に登った笙ヶ岳の山行記録の記事。残り一件の原稿を昨日送り、やっとアップする事ができた。【 7/10 笙ヶ岳(1635m) 山形・鳥海山 】吹浦口北側の駐車場~吹浦口~清水大神~樋~河原宿~分岐~笙ヶ岳~分岐~御浜手前~分岐(以降往路を戻る)…
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2008年の5月に鶴間池を訪れたことがある。残雪とブナの新緑、そして荒々しい岩壁の姿を見て感動した記憶が今も残っている。南北250m、東西130m、水深約4mのこの池の成因は西側の斜面が地滑りを起こし、その凹地に水が溜まって出来たものとされている。北側の凄愴な岩壁は…
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鳥海山を至近距離で見られる伐透山(通称・キスカス)へ行ってきた。9年前に登った時、鳥海山は中腹より上が雲に隠れて見えなかったため、今回は再チャレンジとなった。【 3/11 伐透山(764m) 山形・弁慶山地 】升田スキー場跡地手前の路肩~熊沢林道分岐~南西尾…
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前日夜に内業が終わり、資料をメールで送ったので軽く山に行きたくなった。予定では昨年発見できなかった最上峡・草薙のあがりこブナを見にいくつもりだったが、同行すmaronnさんが戸沢村役場にあがりこブナの位置を確認するため電話を入れたところ、あがりこブナは中央から…
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9年ぶりに山形県鮭川村の与蔵峠に行ってきた。以前はマスさんに車を出してもらい、大芦沢登山口から羽根沢登山口までV字型のルートを縦走したが、昨年8月に最上地方を襲った豪雨被害で、羽根沢温泉から羽根沢登山口まで車の通行ができない。そのため今回は大芦沢登山口から与…
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梅雨に入ってからずっと梅雨前線が本州南岸に停滞して、東日本の太平洋側ではヤマセの影響で曇りもしくは雨の日が続いている。先の週末も同様に日本海側の一部の地域のみ晴れの予報だったため、迷わず鳥海山の笙ヶ岳に登ることを決めた。土曜日はマスさんが駄目なので、必然的…
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酒田の沖39kmにある日本海の孤島・飛島には過去に仕事で2回渡った事がある。TV番組の取材が目的だったが、最初に渡った時はお取引先の方と番組取材のロケハンで行ったので、車で北側の法木集落に立ち寄り、そこから単独で山中を縦断する農免道路を歩いて勝浦へ戻った。途…
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この日も蔵王に行く予定だったが、週末ごとに荒れた天気になるサイクルは変わらないため、蔵王登山は再び延期、鳥海山の麓にある二ノ滝を見に行くことにした。【 2╱17 二ノ滝と玉簾の滝 山形・鳥海山 】●二ノ滝:車道通行止めゲート~一ノ滝鳥居~二ノ滝(往復)●…
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昨年の3月後半は鳥海山の北西部にある前衛峰:稲倉岳に登ったので、今年は南西に位置する寄生火山の月山森を狙っていた。3月31日の土曜日は全国的に晴れの予報で雪山日和の天気が見込める。今年は雪解けが早いので、今年最後のチャンスと思い、山仲間を誘って月山森を目指す…
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10月に二週連続で台風が日本列島に上陸、もしくは接近するのは稀なパターンらしい。この週末土日も台風22号が接近していて、秋雨前線が刺激され東北南部以南の天気は良くない。当初は山形県置賜地方の低山を登るつもりだったが、午後から天気が崩れる予報のために、翌日に予…
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今年の8月の仙台はほとんど霧雨の肌寒い天気で朝を迎える。20日・日曜日も鬱陶しい雨の朝だった。この日の気圧配置では標高1000mを越える山は何処もガス、もしくは雨にようなので、朝の天気予報と各地のライブカメラを確認の上、行く山を決めようと思っていた。そこで未…
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週末ごとに雨の天気が続き、山に入れなくて悶々とした日々が続いている。この週末も東北の太平洋側は台風の影響による東風が入り、奥羽山脈は雨が予想された。こんな時は日本海に限りなく近い山域がヤマセの支配下から外れ、快適な登山ができる場合が多いので、雲っていたら…
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何年ぶりだろうか、マスさんを山スキーに連れ出すのは???私も山スキーで雪に隠れたブッシュにスキーを引っ掛けて大転倒し、左膝の半月板を損傷して以来、長い距離のスキーツアーは膝が痛くなるので余り行かなくなってしまった。私がそんな状態なので、マスさんをスキー練習に…
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6年ぶりに山仲間のhashiさんと山に登ることになった。最初は鳥海山の月山森に登るつもりで車を走らせたが、最上から庄内に抜ける青野峠を通過すると強い雨が降っている。雨具を着て登りたい時期ではないので、登る山を変更して笙ヶ岳に転進した。【 8╱12 笙ヶ岳(1635…
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6年前に初めて足を踏み入れて、そのおどろおどろしい心霊スポットを思わせる幽玄の世界に驚いた注連石に再び行ってみた。今なお多くの謎を秘めた弁慶山地の奥底に眠る、かつての修験道の聖地がそこにあった。【 5/4 注連石(640m)と鬼のカケハシ 山形・弁慶山地 】…
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田代山は山形県の庄内地方と最上地方の郡境に位置し、弁慶山地の最南端にあたる標高627mの低山である。夏道はなく、積雪期に雪を踏んで登るしか山頂に達する術がなく、長い間、登山の機会を伺っていた山だが、厳冬期にも関わらず比較的穏やかな天気が期待できるため急遽遠征…
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